近年、防犯意識の高まりとともに、自宅の玄関に手軽に設置できる防犯カメラが注目されています。
特に、玄関ドアに挟む等のタイプの防犯カメラは、工事不要で簡単に設置できるため、賃貸住宅にお住まいの方や、配線工事を避けたい方に人気があります。
そこで今回は、玄関ドアに設置できるおすすめの防犯カメラを紹介し、それぞれの特徴や選び方のポイントを詳しく解説します。
自宅に合った防犯カメラを見つけ、安心できる生活環境を整えましょう。
この記事でわかること
- 玄関ドアに挟む防犯カメラのメリットとデメリット
- 設置方法や対応するドアの形状について
- 防犯カメラを選ぶ際に確認すべきポイント
- おすすめの防犯カメラの紹介
Contents
工事不要！玄関ドアに挟む防犯カメラおすすめ3選
玄関ドアに取り付けられる防犯カメラは、工事不要で手軽に設置できるため、賃貸住宅や配線工事が難しい家庭にも最適です。
まずここでは、玄関の防犯対策に役立つ玄関ドアに設置できるおすすめの防犯カメラをご紹介します。
それぞれの特徴やメリットを解説するので、自宅の環境に合った最適なカメラを見つけてください。
パナソニック モニター付きドアカメラ VS-HC400-W
ポチップ
玄関ドアに掛けるだけで設置できる、配線不要のモニター付きドアカメラです。工事不要で賃貸住宅でも安心して使えます。チャイム音を検知すると自動でモニターに表示し、不在時の来訪者も記録可能です。
100万画素の高画質カメラで、来訪者の顔もしっかり確認できます。ズーム機能を搭載し、小さな文字や細かい表情まで鮮明に映し出します。防犯対策を強化しながら、簡単に導入できる便利なドアカメラです。
Panasonic ワイヤレスドアモニター VL-SDM100-W
ポチップ
ワイヤレス接続で、玄関の様子を室内から簡単に確認できるドアモニターです。ボタンを押すだけで、ドア前の状況をすぐにチェックできます。広角レンズを搭載し、視野が広いため、来訪者の全体像を把握しやすい設計です。
ズーム機能も備えており、細部までしっかり確認できます。配線工事が不要なため、賃貸でも手軽に設置可能です。訪問者の確認から防犯対策まで、手軽に実現できるアイテムです。
Panasonic ワイヤレスドアモニター VL-SDM210-N
ポチップ
ワイヤレスドアモニターなら、玄関先に行かなくても来訪者を確認できます。親機は充電式で持ち運べるため、家のどこにいてもドアの外の様子をチェックできます。
ズーム機能付きで、来客の顔をしっかり確認できるのも安心です。静止画の自動録画機能があり、不在時の訪問者の記録も残せます。工事不要で取り付けも簡単なので、賃貸でも気軽に防犯対策を強化できます。
基本盗難にあっても再送してくれるっぽいけど玄関にドアに挟むタイプのカメラつけとくと宗教勧誘もNHKもごりっと減るからおすすめ
— PAPICO (@PAPICO_VR) September 4, 2021
ちょっと防犯関連の話。
— えくぼ (@ekubo_tys) October 25, 2024
うちの玄関とか庭先等は複数台の人感センサー付きライトやスマートカメラ(監視カメラ)やスマートドアベル(カメラ付きドアベル)等で武装してるのね。
きっかけは庭先のバラの花が複数本切られて持っていかれたこと。
それと近所で車上荒らしや空き巣の被害があった…↓ pic.twitter.com/ftPwbbwf5t
玄関ドアに挟む等の防犯カメラのメリット
賃貸でも使えるので、引っ越しても継続して活用できる
玄関ドアに挟む防犯カメラは、取り付け工事が不要なため、賃貸住宅でも気軽に導入できます。
一般的な防犯カメラは壁に穴を開けて設置するタイプが多く、賃貸ではこうした加工が難しいことがほとんどです。しかし、ドアに挟むタイプなら、賃貸でも安心して取り付けることができ、退去時の原状回復の心配も不要です。
このタイプの防犯カメラは、引っ越し先でもそのまま再利用できるのが大きなメリットです。通常の防犯カメラは、一度設置すると撤去が難しいことが多く、引っ越しのたびに新しいものを購入する必要がありました。
しかし、ドアに挟むタイプなら簡単に取り外しができるため、次の住まいでも継続して活用できます。
ワイヤレスだから配線のストレスがなく、スッキリ設置できる
ワイヤレス防犯カメラは、配線が不要なため玄関周りをスッキリと保てるのが特徴です。
有線タイプの防犯カメラは、設置後に電源ケーブルや映像用の配線を壁や床に沿って這わせる必要があり、見た目がゴチャつきやすくなります。しかし、ワイヤレスタイプなら配線を気にする必要がなく、玄関の美観を損ねることなく設置できます。
一方で、ワイヤレスカメラは バッテリーの残量管理が必要 というデメリットもあります。
長期間放置すると電池切れで録画が停止してしまう可能性があるため、定期的に充電や電池交換を行うことが大切です。
スマホと連携できるので、外出先でも玄関の様子を確認できる
スマホと連携できる防犯カメラは、外出先からでも玄関の様子をリアルタイムでチェックできるため、防犯対策として非常に有効です。
Wi-Fiを通じてスマートフォンの専用アプリと接続できるため、訪問者があった際に通知を受け取ったり、映像を確認したりすることが可能になります。
この機能を活用すると、家にいないときでも不審者が近づいたことを把握できます。また、最近では 動体検知機能 を搭載したモデルも多く、ドアの前で動きを検知すると自動で録画を開始し、スマホにアラートを送信するものもあります。
スマホ連携のメリットは、防犯対策だけではありません。
- 荷物の受け取り状況を把握：宅配業者が訪問した際、インターホンを押したかどうかをリアルタイムで確認できます。
- 不在時の来訪者を記録：誰が訪問したか履歴を残せるため、後で確認が可能。
- 家族と共有できる：同じアプリを家族のスマホにも設定すれば、誰でも玄関の様子をチェックできる。
このように、スマホと連携できる防犯カメラは、外出中の安全管理に役立つだけでなく、日常の利便性も向上させます。
玄関ドアに取り付ける防犯カメラのデメリット
ドアの形状によっては取り付けできない場合がある
防犯カメラを玄関ドアに取り付ける際、ドアの形状によっては設置が難しいことがあります。特に、ドアの厚みや材質、開閉の仕組みによって制約が生じることがあるため、購入前にしっかり確認することが重要です。
例えば、ドアの上部に取り付ける「挟むタイプ」の防犯カメラは、ドアの厚みが適していないと固定できません。また、ドア枠が狭いとしっかり挟めず、安定性に欠けることもあります。
さらに、ドアに直接ネジ止めするタイプの防犯カメラは、金属製のドアや強化ガラスが使われている場合、穴を開けるのが難しく設置できないことも考えられます。
賃貸物件では原状回復が求められるため、両面テープを使う設置方法が制限されるケースもあります。
玄関のデザインや色と合わず、目立ちすぎることがある
防犯カメラは安全対策として非常に有効ですが、玄関のデザインや色と合わず、目立ちすぎることがあります。特に、デザイン性を重視した玄関では、無骨なカメラが浮いてしまい、外観を損なう可能性があります。
例えば、ナチュラルな木目調のドアに、黒や白の大きな防犯カメラを取り付けると違和感が出ることがあります。
また、スタイリッシュなデザインの玄関に、防水性を重視したゴツゴツしたカメラを設置すると、見た目が悪くなることも考えられます。
このような点を考慮し、玄関のデザインに合った色やサイズのカメラを選ぶことが大切です。
工事不要で玄関ドアに付ける防犯カメラ（挟むタイプ等）の選び方
取り付け可能なドアの形状か確認
防犯カメラを設置する前に、まず確認すべきなのは自宅の玄関ドアの形状です。
防犯カメラには、「ドアに挟むタイプ」「粘着テープで貼り付けるタイプ」「ネジで固定するタイプ」など、さまざまな取り付け方法がありますが、ドアの材質やデザインによっては適さない場合もあります。
ドアに挟むタイプの防犯カメラは、工事不要で手軽に設置できるのがメリットです。しかし、ドアの厚みが合わないとしっかり固定できなかったり、ドア枠に干渉して開閉しづらくなったりすることがあります。
粘着テープで取り付けるタイプは、工具を使わずに設置できるため、特に賃貸住宅に向いています。ただし、ドアの材質が金属やガラスなどツルツルした表面ならしっかり固定できますが、凹凸のある木製のドアなどでは粘着力が弱くなることがあります。
長期間使用すると剥がれやすくなるため、定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。
ネジで固定するタイプは、最も安定した設置方法ですが、ドアに穴を開ける必要があるため、持ち家向きです。賃貸住宅では使用できないケースが多いので、管理会社や大家さんに確認を取ることが大切です。
また、カメラを設置することでドアの開閉に支障が出ないかも事前にチェックしておきましょう。ドア枠や取っ手に干渉してしまうと、スムーズな開閉ができなくなるため、十分なスペースが確保されているかどうかを確認することが重要です。
バッテリー式 or 電源式の選択
防犯カメラの電源方式には、大きく分けて「バッテリー式」と「電源式」の2種類があります。どちらを選ぶかによって、使い勝手や設置の自由度が大きく変わるため、それぞれのメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。
バッテリー式の防犯カメラは、配線が不要で手軽に設置できるのが最大の魅力です。特に、玄関周りにコンセントがない場合でも設置できるため、電源確保の手間がかかりません。
また、バッテリー式は持ち運びができるため、引っ越し時にもそのまま使うことができます。ただし、定期的な充電やバッテリー交換が必要になる点がデメリットです。
一方、電源式の防犯カメラは、コンセントから給電するため、バッテリー切れの心配がなく、長時間録画に向いています。常に電源が供給されるため、24時間連続録画したい場合にも適しています。
ただし、設置場所の近くにコンセントが必要になるため、電源の位置を事前に確認しておくことが重要です。
Wi-Fi接続の安定性
Wi-Fi対応の防犯カメラは、スマートフォンと連携してリアルタイムで映像を確認できるため、非常に便利です。
しかし、Wi-Fiが不安定だと映像が途切れたり、遅延が発生したりすることがあるため、事前にWi-Fi環境をチェックすることが重要です。
玄関がWi-Fiルーターから遠い場合、電波が届かず映像がうまく映らないことがあります。そのような場合は、Wi-Fi中継器を使用して電波を強化すると安定した接続が可能になります。
また、Wi-Fiが切れた際にも録画が継続できるように、SDカードに保存できるタイプのカメラを選ぶと安心です。
Wi-Fiのセキュリティ面も確認しておきましょう。防犯カメラはインターネット経由でアクセスできるため、セキュリティが甘いと第三者にハッキングされるリスクがあります。
強固なパスワードを設定したり、最新のファームウェアに更新したりすることで、安全に使用できます。
画質（フルHD以上が理想）
防犯カメラの画質は、防犯性能を左右する重要なポイントです。
画質が悪いと、不審者の顔や車のナンバーなどがぼやけてしまい、決定的な証拠として使えない可能性があります。そのため、最低でもフルHD（1080p）以上の画質を選ぶのが理想的です。
高画質なカメラほど細かい部分まで映りますが、データ容量が大きくなるため、録画データの保存方法も考慮する必要があります。
クラウド録画を利用する場合は、データ使用量に制限があることが多いため、画質設定を調整できるモデルを選ぶと便利です。
視野角の広さ（120°以上が望ましい）
防犯カメラの視野角が広いほど、一度に多くの範囲を監視できます。玄関周りの様子をしっかり記録するためには、120°以上の視野角を持つカメラを選ぶのが理想的です。
例えば、視野角が狭いと、玄関の正面しか映らず、不審者が横から接近してもカメラに映らないことがあります。特に、玄関の前に広いスペースがある場合は、広角レンズを搭載したモデルを選ぶと安心です。
また、視野角が広いカメラは、映像がゆがんで見えることがあります。特に180°以上の超広角レンズを搭載したカメラでは、映像の端が湾曲して見えることがあるため、歪み補正機能があるかどうかもチェックしましょう。
夜間撮影（暗視機能）の有無
玄関周りは夜間になると暗くなりやすく、通常のカメラでは鮮明な映像を記録できないことがあります。
そのため、防犯カメラを選ぶ際には「夜間撮影機能」が搭載されているかどうかを確認することが重要です。夜間撮影機能があれば、暗い時間帯でもクリアな映像を記録でき、不審者の特定に役立ちます。
多くの防犯カメラには「赤外線暗視機能」が搭載されており、暗闇でも白黒の映像で撮影が可能です。この機能を使えば、街灯や玄関の照明がない環境でも、ある程度の視認性を確保できます。
ただし、赤外線暗視機能では色の識別ができないため、不審者の服の色や車のナンバープレートなど、細かい情報を記録するには限界があります。
最近では、夜間でもカラー映像を撮影できる「カラー暗視機能」を搭載したモデルも増えています。カラー暗視機能があれば、より詳細な情報を記録できるため、不審者の特定がしやすくなります。
ただし、カラー暗視機能を活かすためには、ある程度の光源が必要になるため、玄関に照明があるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。
録画方法の選択（SDカード or クラウド）
防犯カメラの録画方法には、大きく分けて「SDカードに保存するタイプ」と「クラウドに保存するタイプ」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
SDカードに録画するタイプは、Wi-Fi環境がなくても録画ができるのが大きなメリットです。また、クラウドサービスのように月額料金がかからないため、コストを抑えたい場合に向いています。
ただし、SDカードの容量には限りがあるため、長期間の録画には向いていません。容量がいっぱいになると古いデータが上書きされるため、重要な映像を残すためには定期的にバックアップを取る必要があります。
一方、クラウドに録画するタイプは、インターネットを通じてデータを保存するため、カメラが破壊されたり盗まれたりしても映像が残るのがメリットです。特に、外出先からでもスマホで映像を確認できるため、防犯対策として非常に優れています。
ただし、クラウドサービスの多くは月額料金が発生するため、コスト面を考慮しながら選ぶ必要があります。
スマホアプリとの連携機能
最近の防犯カメラは、スマホアプリと連携することで、リアルタイムで映像を確認したり、動体検知の通知を受け取ったりすることができます。特に、外出先からでも自宅の様子をチェックできる機能は、防犯対策として非常に有効です。
スマホアプリを利用する際には、アプリの使いやすさや対応機能を確認することが重要です。操作が複雑なアプリでは、必要な映像を素早く確認できなかったり、通知を適切に受け取れなかったりする可能性があります。
そのため、購入前にアプリのレビューをチェックし、直感的に使いやすいかどうかを確認しておくと良いでしょう。
また、スマホアプリによっては「双方向通話機能」が搭載されているものもあります。この機能を利用すれば、玄関の訪問者とリアルタイムで会話ができるため、インターホン代わりとしても活用できます。
不審者に対して「録画されています」と声をかけることで、侵入を未然に防ぐことも可能です。
まとめ：工事不要！玄関ドアに挟む防犯カメラおすすめ3選
玄関ドアに取り付ける防犯カメラは、工事不要で手軽に設置できるため、賃貸住宅や配線工事が難しい環境でも導入しやすいのが魅力です。
スマホと連携できるモデルなら、外出先でもリアルタイムで映像を確認でき、防犯対策としての効果をさらに高めることができます。
しかし、ドアの形状によっては設置が難しい場合があったり、バッテリー管理が必要だったりと、いくつかの注意点もあります。
防犯カメラを活用することで、万が一の事態に備えつつ、日常の安心感も高まります。玄関周りの安全を守るために、ぜひ最適なカメラを見つけてください。