
冬になると、玄関とリビングの間に仕切りがないことで、冷気が室内に入り込み、なかなか部屋が暖まらないことがあります。
暖房をつけても寒さを感じたり、光熱費がかさんでしまったりと、快適に過ごしにくくなることも少なくありません。
こうした悩みを解決する方法のひとつが、カーテンを活用した仕切りです。
この記事では、玄関からの冷気を遮断し、暖房効率を高めるカーテンのメリットや選び方を詳しく紹介します。
快適な室温を保ちながら、冬の寒さ対策をしっかりと行いましょう。
この記事でわかること
- 玄関とリビングの間にカーテンを設置するメリット
- 冷気を防ぎ、暖房効率を上げるための工夫
- 賃貸でも使いやすい設置方法や選び方
- 玄関の寒さ対策に役立つおすすめのカーテンの紹介
Contents
- 1 リビングが寒い原因は玄関?仕切りなし対策カーテンおすすめ10選
- 1.1 [カーテンくれない] 高断熱スリットカーテン(レールセット付き)
- 1.2 間仕切り断熱エコスクリーン 帝人エコリエ使用(日本製)
- 1.3 アコーディオンカーテン 断熱仕切り(ハトメ仕様)
- 1.4 Topfinel 遮光間仕切りカーテン(ハトメ型)
- 1.5 Deconovo 遮光のれん(玄関・リビング間仕切り)
- 1.6 PONY DANCE 遮光仕切りカーテン(1級遮光)
- 1.7 cloth shop 布や 間仕切り遮光カーテン(杢調デザイン)
- 1.8 Topfinel 遮光断熱カーテン(ベージュ・幅150cm)
- 1.9 Topfinel 星柄間仕切りカーテン(ネイビー・箔プリント)
- 1.10 GMUMU 間仕切りアコーディオンカーテン(防音・遮光)
- 2 玄関とリビングの仕切りなしで寒い時にカーテンを使うメリットとは?
- 3 仕切りなしの玄関とリビングにカーテンを使う際のデメリット
- 4 玄関とリビングの仕切りなしで寒いときに最適なカーテンの選び方
リビングが寒い原因は玄関?仕切りなし対策カーテンおすすめ10選
玄関とリビングの仕切りがないと、冬場は冷気が流れ込み、部屋全体が寒くなりがちです。
まずここでは、玄関とリビングの寒さ対策に最適なカーテンを厳選してご紹介します。
防寒・断熱機能はもちろん、インテリアにもなじみやすいデザインのものをピックアップしました。
[カーテンくれない] 高断熱スリットカーテン(レールセット付き)

冷気を遮断しながら、リビングの暖かさを逃さないスリットカーテンです。改良されたデザインにより、ヒダの間隔が狭く美しい見た目をキープ。突っ張り式レールセット付きで、簡単に取り付けられます。
賃貸住宅にも対応し、手軽に設置可能です。洗濯OKで清潔に使えるため、長く愛用できます。間仕切りとしても目隠しとしても活躍し、快適な室内環境を実現します。
間仕切り断熱エコスクリーン 帝人エコリエ使用(日本製)

帝人の高機能素材「エコリエ」を採用し、優れた断熱・保温効果を発揮します。リビングと玄関の間に設置することで、冷暖房の効率が向上し、省エネ効果も期待できます。
突っ張りポールで簡単に取り付けられ、ハサミでカットできるため、お部屋に合わせてサイズ調整も可能です。シンプルなデザインで、どんなインテリアにも馴染みやすいのが魅力です。
アコーディオンカーテン 断熱仕切り(ハトメ仕様)

突っ張り棒を通すだけで手軽に設置できるハトメ仕様の断熱カーテンです。厚手の生地が冷気を遮り、暖房の効率をアップさせます。開閉がスムーズなナノミュートリングを採用し、不要なときはコンパクトに畳んで収納可能。
シンプルな無地デザインでインテリアに馴染みやすく、リビングや玄関の間仕切り、目隠しとしても最適です。洗濯可能でお手入れも簡単です。
Topfinel 遮光間仕切りカーテン(ハトメ型)

三重織り構造の高密度ポリエステル生地が、85〜99.9%の遮光率を実現し、断熱・防寒効果を発揮します。冷暖房効率を高め、快適な空間を維持しながら電気代の節約にも貢献。
しなやかな手触りの生地でシワになりにくく、洗濯後も美しい状態をキープできます。落ち着いた色合いが特徴で、リビングや玄関の間仕切りとしても活躍する便利な一枚です。
Deconovo 遮光のれん(玄関・リビング間仕切り)

厚手の三重織り生地を使用し、断熱・防寒・防音の効果を兼ね備えた高機能のれんです。玄関とリビングの間に設置することで、室内の温度を快適に保ち、冷暖房の効率を向上させます。
ナチュラルな風合いで和洋どちらのインテリアにもマッチ。洗濯機で手軽にお手入れでき、いつでも清潔に保てます。シンプルながら機能性に優れたアイテムです。
PONY DANCE 遮光仕切りカーテン(1級遮光)

三重構造の生地により、1級遮光を実現し、断熱・保温効果も抜群です。夏は日差しを遮り、冬は冷気を防ぐことで、年間を通して快適な室内環境を作ります。
リビングや玄関の仕切りとして活用することで、冷暖房効率を高め、電気代の節約にもつながります。無地デザインでインテリアに馴染みやすく、未使用時はコンパクトに折りたたんで収納できます。
cloth shop 布や 間仕切り遮光カーテン(杢調デザイン)

遮光2級の軽量生地を採用し、適度な遮光・断熱・保温効果を発揮します。夏は日差しを遮り、冬は暖かさをキープすることで、省エネ効果も期待できます。
薄手ながらしっかりとした作りで、玄関やリビングの仕切りに最適です。突っ張り棒やフックを使えば簡単に設置でき、賃貸住宅でも安心して使用できます。落ち着いたカラーで、空間に馴染むデザインです。
Topfinel 遮光断熱カーテン(ベージュ・幅150cm)

三重織り構造の生地が日差しや冷気をしっかり遮断し、冷暖房効率を高めます。玄関やリビングの仕切りに使用することで、室温の安定をサポートし、省エネ効果も発揮します。
無地のシンプルなデザインでどんなインテリアにもマッチし、スタイリッシュな空間を演出できます。柔らかな手触りで扱いやすく、間仕切りカーテンとして快適に使用できます。
Topfinel 星柄間仕切りカーテン(ネイビー・箔プリント)

星柄の箔プリントが光の加減でキラキラ輝く、おしゃれなデザインのカーテンです。85〜99.9%の遮光率で、断熱・防寒効果も高く、玄関やリビングの間仕切りとして活躍します。
突っ張り棒を使えば簡単に設置でき、子ども部屋にもぴったりなデザイン。コンパクトに折りたためるため、使用しないときはすっきり収納できます。
GMUMU 間仕切りアコーディオンカーテン(防音・遮光)

厚手の生地でしっかりと冷気を遮断し、室内を暖かく保ちます。1cm単位でオーダー可能なので、お部屋に合わせたぴったりサイズで設置できるのが魅力です。
形状記憶加工により、美しいプリーツをキープしながら、間仕切りとしてすっきりした見た目を保てます。遮光・防音効果もあり、静かで快適な環境を作るのに最適です。
部屋と玄関の仕切りがなかったので、遮音カーテンをつけたら想像以上に快適だった。
— loutus生活最適化を目指す人 (@ADHDcatcat) May 24, 2020
外の音(車のドアの開閉音や人の声が聴こえにくくなり少し安心して過ごせる)#ADHD#環境調整#聴覚過敏 pic.twitter.com/ZheqJ7DOyh
玄関とリビングの仕切りなしで寒い時にカーテンを使うメリットとは?

玄関からの冷気を遮断し、リビングの暖かさを保てる
玄関とリビングの間に仕切りを設置することで、外からの冷気が室内に流れ込むのを防げます。
玄関は外気と直接つながっているため、ドアを開け閉めするたびに冷たい空気が入り込み、リビング全体の温度が下がってしまいます。その結果、暖房をつけていてもなかなか部屋が暖まらず、不快な寒さを感じることがあります。
特に冬場は、玄関のドアを開けた瞬間に外の冷気がリビングまで一気に広がるため、暖房の効果が低下しやすくなります。
こうした問題を解決するためには、断熱カーテンやパーテーションを活用して、玄関とリビングの間に物理的な障壁を作ることが重要です。
暖房効率が上がり、光熱費の節約につながる
玄関から流れ込む冷気を防ぐことで、暖房の効率が大幅に向上します。
リビングの温度が下がりにくくなるため、暖房機器の設定温度を下げても快適な空間を保つことができます。結果として、エネルギー消費が減り、光熱費の節約につながります。
特にエアコンやファンヒーターは、室温が低い状態から温めるときに多くの電力を消費します。
そのため、冷気の侵入を防ぎ、一定の室温を維持することで、暖房機器の負担を軽減し、無駄なエネルギー消費を抑えられます。
工事不要で簡単に設置できる(賃貸でもOK)
玄関とリビングの間に仕切りを設ける方法として、壁やドアを新たに設置するのはコストがかかるうえ、工事が必要になります。
しかし、断熱カーテンやパーテーションを活用すれば、工事不要で手軽に設置できるため、賃貸住宅でも簡単に導入できます。
特に、突っ張り棒タイプのカーテンなら、壁に穴を開けることなく設置できるため、退去時の原状回復の必要もありません。
また、カーテンレールを使用する場合も、粘着式のフックを活用すれば、壁を傷つけずに取り付けることが可能です。
DIYが苦手な方でも、簡単に設置できるのが魅力です。例えば、アコーディオンカーテンやのれんタイプなら、購入後すぐに取り付けられます。さらに、設置場所を自由に変えられるため、間取りや使い方に応じて柔軟に対応できます。
防音・防風の効果も期待できる
玄関とリビングの間に断熱カーテンを設置すると、冷気を防ぐだけでなく、さまざまな副次的なメリットも得られます。その一つが、防音効果です。
厚手のカーテンや防音機能付きのパーテーションを使用すると、外からの騒音が軽減され、室内の静けさが保たれます。特に、玄関に面したリビングでは、外の話し声や車の音が気になることがありますが、これを和らげる効果が期待できます。
また、防風効果も見逃せません。風の強い日は、玄関ドアの隙間から冷たい風が入り込むことがありますが、カーテンを設置することでこれを軽減できます。
特に、玄関が北向きの住宅では、防風対策をすることで、冬場の寒さを大幅に抑えることが可能です。
季節に応じて取り外しや交換が可能
冬の寒さ対策として設置した断熱カーテンですが、季節が変わると「夏場は不要になるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、断熱カーテンは取り外しが簡単なため、季節に応じて交換できるメリットがあります。
例えば、冬の間は厚手の断熱カーテンを設置し、冷気を防ぐことが重要です。しかし、夏になると、玄関とリビングの間に空気の流れを作るため、通気性の良いレースカーテンやのれんに変更することで、風通しを確保できます。
また、最近ではオールシーズン対応の間仕切りカーテンも販売されており、夏は遮熱、冬は保温と、1年中使えるものもあります。このようなタイプを選べば、季節ごとに取り外す手間がなくなり、収納スペースの確保も不要になります。
さらに、カーテンの色やデザインを変えることで、部屋の雰囲気を季節ごとにリフレッシュすることもできます。春夏は明るい色や軽やかな素材、秋冬は落ち着いた色や温かみのある素材を選ぶことで、視覚的にも快適な空間を演出できます。
仕切りなしの玄関とリビングにカーテンを使う際のデメリット
見た目によっては圧迫感が出ることがある
玄関とリビングの間に仕切りを設けることで、空間が狭く感じられることがあります。
特に、厚手のカーテンやパーテーションを使用すると、視覚的に圧迫感が生じる可能性があります。
リビングは家族がくつろぐ場所でもあるため、開放的な雰囲気を好む方にとっては、仕切りがあることで閉塞感を感じることがあるかもしれません。特に、部屋の広さが限られている場合や、天井が低い場合には注意が必要です。
この対策として、淡い色や明るい色のカーテンを選ぶことで、空間を広く見せる効果も期待できます。
開閉の手間が増える(ドアと比べて隙間ができやすい)
カーテンやパーテーションを仕切りとして設置すると、開閉の手間が発生します。
ドアのようにワンタッチで開閉できるわけではなく、カーテンを手で動かす必要があるため、頻繁に行き来する場合は少し不便に感じることもあります。
また、カーテンやのれんの場合、完全に密閉することが難しく、隙間から冷気が漏れやすい点にも注意が必要です。風が吹いた際にカーテンが揺れてしまうこともあり、しっかりと仕切りたい場合には工夫が求められます。
これを防ぐ方法として、マグネットやマジックテープを利用してカーテンの隙間をしっかり閉じることが有効です。また、カーテンの裾に重りを入れることで、揺れを抑え、冷気の侵入を防ぐことができます。
開閉の手間を少しでも軽減するためには、アコーディオンカーテンやロールスクリーンのような、片手でスムーズに動かせるタイプを選ぶのも良いでしょう。
玄関とリビングの仕切りなしで寒いときに最適なカーテンの選び方

厚手の生地
玄関とリビングの仕切りカーテンを選ぶ際、生地の厚さは非常に重要です。
薄手のカーテンでは冷気を十分に遮断できず、暖房の効率も低下してしまいます。特に、冬場は外気との温度差が大きくなるため、冷気の侵入を抑えるためには厚手の生地を選ぶことが欠かせません。
厚手のカーテンには、断熱性の高い多層構造のものや、裏地付きで保温効果を高めたものがあります。これらのカーテンは、空気の層を作ることで冷気の侵入を防ぎ、暖かさを維持しやすくなります。
さらに、厚手の生地には防音効果も期待できます。玄関に近いリビングでは、外からの騒音が気になることもありますが、厚手のカーテンを使用することで、音を吸収し、静かな空間を作り出すことが可能です。
防寒・防音・遮光といった多機能なカーテンを選ぶことで、寒さ対策だけでなく、快適な住環境を整えることができます。
床まで届く長さ
玄関とリビングの間にカーテンを設置する際、丈の長さは非常に重要なポイントになります。
カーテンの長さが短すぎると、足元から冷気が流れ込み、十分な断熱効果を得ることができません。特に、玄関は外と直接つながっているため、冷たい空気が下の方から入りやすく、床までしっかり届く長さのカーテンを選ぶことが必要です。
丈の短いカーテンでは、暖房をつけても冷気が下から流れ込んでしまい、暖房効率が低下することがあります。これを防ぐために、床にしっかりとつく長さのものを選び、なるべく隙間を作らないようにすることが大切です。
また、カーテンの裾に重りを入れることで、風によるめくれを防ぎ、冷気の侵入をさらに抑えることができます。
インテリアになじむデザイン
玄関とリビングの間に仕切りを設けると、空間が狭く感じることがあります。しかし、デザインを工夫すれば、圧迫感を軽減しながらも、おしゃれな仕切りを作ることができます。
シンプルな無地のカーテンを選ぶと、どんなインテリアにもなじみやすく、視覚的にもすっきりとした印象になります。一方、明るい色や淡いカラーのカーテンを選ぶことで、空間を広く見せる効果も期待できます。
逆に、濃い色や柄物を選ぶと、アクセントとして活用できるため、部屋の雰囲気を変えたい場合にもおすすめです。
また、透け感のあるレースカーテンや、半透明のロールスクリーンを活用すれば、仕切りを作りながらも開放的な空間を演出できます。圧迫感を抑えつつ、デザイン性の高い仕切りを作ることができるため、リビングの雰囲気を損なうことなく活用できます。
さらに、ナチュラルなリネン素材や和風ののれんを取り入れることで、温かみのある空間を演出することも可能です。
突っ張り棒対応
玄関とリビングを仕切るカーテンを設置する際、設置方法の選択も重要です。
特に、工事不要で取り付けられる突っ張り棒は、手軽に導入できるため人気があります。
突っ張り棒タイプのカーテンは、壁を傷つけることなく設置できるため、賃貸住宅でも安心して使えます。また、取り付けが簡単で、設置後の位置調整も容易です。
突っ張り棒は強度があるものを選ぶと、重いカーテンでもしっかり支えられるため、断熱効果の高い厚手のカーテンを使用する場合でも安定します。
洗濯可能な素材
玄関とリビングの間に設置するカーテンは、ホコリや汚れが付きやすいため、定期的に洗濯できる素材を選ぶことが大切です。
特に、ポリエステルやコットン素材のカーテンは、シワになりにくく、自宅で簡単に洗えるため、メンテナンスがしやすいです。
カーテンは、空気中のホコリや湿気を吸収しやすいため、放置しておくとカビやダニの原因になることがあります。特に、玄関は外からのホコリや花粉が入りやすい場所なので、カーテンが汚れやすい環境にあります。
定期的に洗濯できる素材を選ぶことで、清潔な状態を保ち、健康的な室内環境を維持できます。
長期間快適に使うためにも、洗濯しやすい素材を選びましょう。
マグネットやマジックテープ対応(隙間をふさぐ工夫)
カーテンを設置するだけでは、どうしても隙間が生じてしまい、そこから冷気が入り込むことがあります。
この問題を解決するために、マグネットやマジックテープを活用すると、より密閉性を高めることができます。
マグネット付きのカーテンは、開閉がスムーズで、しっかり密着できるため、冷気の侵入を抑えるのに効果的です。特に、ドア付近に設置する場合は、カーテンがずれたりめくれたりすることを防ぎやすくなります。また、マグネットは着脱が簡単なため、必要に応じて開閉できるのもメリットです。
一方、マジックテープを使うと、カーテンの端を壁や床に固定できるため、さらに隙間をなくしやすくなります。特に、カーテンのサイド部分にマジックテープを取り付けることで、風の流れを防ぎ、より高い断熱効果を得ることができます。
小さな工夫を取り入れることで、冷気の侵入を防ぎ、リビングを快適な温度に保つことが可能になります。
まとめ:リビングが寒い原因は玄関?仕切りなし対策カーテンおすすめ10選
玄関とリビングの間に仕切りがないと、冬場の冷気が室内に入り込み、暖房効率が下がってしまいます。
しかし、カーテンを活用することで、冷気を遮断し、暖かさを保つことができます。さらに、防音・防風効果も期待できるため、より快適な室内環境を整えやすくなります。
カーテンの種類や設置方法を工夫すれば、賃貸住宅でも簡単に取り入れられ、圧迫感を抑えつつスタイリッシュに仕上げることも可能です。
ぜひ、自分のライフスタイルに合った仕切りの方法を取り入れ、快適な冬をお過ごしください。