家の防犯性を高めながら、鍵を持ち歩く手間をなくせる指紋認証ロックが注目を集めています。
玄関ドアに後付けできるタイプなら、工事不要で簡単に導入でき、手軽にスマートな生活を実現できます。
この記事では、後付けできる指紋認証ロックのメリットや注意点を詳しく解説し、さらにおすすめの製品も紹介します。
快適で安心できる玄関環境を整えるために、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 玄関ドアに指紋認証ロックを後付けするメリットとデメリット
- 自宅に適した指紋認証ロックの選び方
- おすすめの指紋認証ロックの紹介
まずここでは、後付け可能で使い勝手の良いおすすめの指紋認証玄関ドアロックを厳選してご紹介します。
それぞれの特徴やメリットを比較しながら、自宅に最適なモデルを見つけてみてください。
Contents
玄関ドアをスマート化！後付けできる指紋認証ロックおすすめ3選
Candy House セサミ5+ & セサミタッチPro
ポチップ
工事不要で簡単に設置できるスマートロックです。指紋認証・ICカード・暗証番号の3つの開錠方法に対応しており、家族や友人とスムーズに共有できます。
最大100個の指紋登録が可能で、セキュリティ面でも安心です。3Mテープで取り付けできるため、賃貸でも気軽に導入できます。幅広い鍵に対応し、アダプターを作成すれば特殊な鍵にもフィットします。手軽にスマートロックを導入したい方におすすめです。
SwitchBot スマートロック Pro 指紋認証パッド付き
ポチップ
99%のサムターンに対応し、工事不要で後付けできる高機能スマートロックです。指紋認証・暗証番号・音声コントロールなど15種類の解錠方法があり、家族やゲストも快適に利用できます。
高精度の指紋認証システムを搭載しているため、お年寄りや子供の指でもスムーズに解錠できます。長寿命バッテリーと二系統充電式により、バッテリー切れの心配を軽減できます。スマートホームと連携することで、暮らしがより便利になります。
SwitchBot スマートロック 指紋認証パッドセット
ポチップ
指紋認証やスマホ操作で、金属の鍵を使わずに快適なキーレス生活を実現できるスマートロックです。パスワード・カードキー・音声コントロールにも対応しており、ライフスタイルに合わせて解錠方法を選べます。
スウェーデン開発の指紋認識技術を採用し、汗や磨耗した指でも正確に認証できます。オートロック機能により、外出時の鍵の閉め忘れを防止できます。スマートホームと連携し、より安心で快適な玄関環境を整えられます。
バッグから鍵を出し入れが本当に嫌なので、自分のスマートリングで玄関のドアを開けたいと思い、スマートロック「SESAMI」を導入
— 猫又 (@13thregen) January 19, 2025
設置の位置調整さえちゃんとやれば設定は簡単！
指紋、暗証番号、Apple Watch、スマホ、交通系ICカード
問題なくドア開ける事出来ました
凄い！#SESAMI#CANDYHOUSE pic.twitter.com/IXFvlgBhUb
自宅玄関にスマートロック設置して
— ケイ△camp (@kanagawa_camper) March 8, 2025
みました〜
これで玄関で
鍵ゴソゴソ
↓
なかなか出せない
↓
イライラ(Дﾟ)
からの解放です٩(>ω<*)و
指紋認証、パスワード、スマホタッチ
Suicaタッチなどでも開錠出来るので
超快適に
子供に鍵持たす心配もなくなりました pic.twitter.com/lJ3zjN8HZG
玄関ドアに後付けできる指紋認証ロックのメリット
鍵を持ち歩く必要がないため身軽に出かけられる
指紋認証を搭載した玄関ドアに後付けできるスマートロックを導入すると、物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなります。
普段から鍵をバッグやポケットに入れて持ち歩くのが面倒に感じる人にとって、大きなメリットです。特に、ポケットが少ない服装を好む人や、カバンを持たずに外出することが多い人にとっては、鍵を持つ必要がないことが快適さにつながります。
また、ランニングやウォーキング、近所への買い物、犬の散歩など、ちょっとした外出の際にも利便性を実感できます。今までであれば、鍵をポケットに入れたり、キーホルダーを身につけたりして出かけていたかもしれません。
しかし、指紋認証があれば、玄関先で指をかざすだけで解錠できるため、鍵を持つ煩わしさがなくなります。
紛失や盗難のリスクがないため安心できる
鍵を持ち歩く必要がなくなることにより、紛失や盗難のリスクが大幅に軽減されます。
従来の物理的な鍵は、小さいため落としやすく、気づかないうちに紛失してしまうこともあります。特に、ズボンやジャケットのポケットに入れている場合、座ったときに落ちたり、歩いている間に抜け落ちたりすることが珍しくありません。
鍵を紛失すると、見つからない場合は新しく鍵を作る必要があり、場合によっては鍵の交換が必要になります。賃貸住宅の場合、鍵を失くしてしまうと、管理会社に報告して鍵を交換しなければならないことが多く、費用がかかります。
また、鍵を盗まれた場合、空き巣被害につながる危険性があります。盗まれたことに気づかず、そのまま放置してしまうと、悪意のある第三者に自宅へ侵入されるリスクが高まります。
指紋認証ロックなら、鍵を持ち歩く必要がないため、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。
施錠・解錠がスムーズで時短になる
指紋認証を利用すれば、玄関ドアの施錠・解錠がスムーズに行えます。
ポケットやバッグの中から鍵を取り出す手間がなくなるため、急いでいるときでもストレスを感じません。特に、荷物を持っているときや、小さな子どもを抱えているとき、雨の日に傘をさしているときなど、鍵を取り出しにくい状況で便利さを実感できます。
また、鍵を差し込んで回す動作が不要になるため、玄関前での手間が減ります。特に、鍵穴が小さく、暗い時間帯に鍵を差し込むのが難しいと感じていた人にとって、指紋認証による解錠は大きな改善となります。
家族全員が簡単に利用できるため利便性が高い
指紋認証は、年齢やライフスタイルを問わず、家族全員が簡単に使える点が魅力です。
物理的な鍵は管理が面倒な場合がありますが、指紋認証なら、指をセンサーに触れるだけで解錠できるため、誰でも簡単に利用できます。
子どもや高齢者がいる家庭では、鍵を持たせることに不安を感じることがあるかもしれません。特に、小さな子どもは鍵を失くしやすく、高齢者は鍵をうまく回せないことがあります。指紋認証なら、こうした問題を解決し、家族全員がストレスなく玄関を出入りできるようになります。
また、指紋だけでなく、ICカードや暗証番号で解錠できるタイプのスマートロックを選べば、家族の状況に応じた使い方が可能です。例えば、指紋認証がうまく作動しない場合でも、ICカードや暗証番号を利用すれば解錠できるため、安心して利用できます。
ピッキングや不正解錠のリスクを軽減できる
物理的な鍵を使用しないため、ピッキングなどの不正解錠のリスクを大幅に軽減できます。
従来の鍵は、特殊な工具を使えば短時間で開けられてしまうことがあり、空き巣被害の原因となることもあります。しかし、指紋認証を採用したスマートロックなら、鍵穴が存在しないため、ピッキングによる侵入を防ぐことができます。
また、一般的な鍵は合鍵を作られるリスクもありますが、指紋認証は指紋データをもとに本人確認を行うため、他人が勝手に複製することができません。さらに、暗証番号やICカードと併用できるモデルでは、不正アクセスの防止機能が強化されている場合もあり、より高いセキュリティを求める人におすすめです。
外出時の施錠忘れを防げるオートロック機能が便利
オートロック機能が搭載された指紋認証スマートロックを導入すれば、外出時に施錠を忘れる心配がなくなります。
ドアを閉めると自動的にロックがかかるため、手動で鍵をかける必要がありません。これにより、「鍵を閉めたかどうか不安になって戻る」といった無駄な行動を減らすことができます。
また、スマートフォンと連携できるモデルなら、アプリを使って施錠状態を確認できるため、外出先からでも安心です。さらに、遠隔操作で施錠・解錠ができるため、急な来客や家族が鍵を忘れた際にも対応しやすくなります。
このように、指紋認証を活用すれば、鍵の管理の手間が省けるだけでなく、セキュリティ面でも安心できる環境を整えることができます。
玄関ドアに後付けできる指紋認証ロックのデメリット
電池切れや停電時に使用できなくなる可能性がある
指紋認証の玄関ドアを後付けする際に注意したいのが、電源に依存している点です。
多くの指紋認証ロックは乾電池や充電式バッテリーを使用しており、電池が切れると解錠できなくなる可能性があります。特に、バッテリーの残量を確認する習慣がないと、突然の電池切れで玄関を開けられなくなることも考えられます。
この問題を防ぐためには、バッテリーの交換タイミングを事前に把握しておくことが重要です。スマートフォンと連携するタイプであれば、アプリで電池残量を確認できる機能があるため、早めに交換できます。また、予備の電池を常備しておくことで、万が一の電池切れにも対応できます。
一方、停電時の使用についても気をつけるべきポイントです。有線で電力供給するタイプの指紋認証ロックは、停電すると作動しなくなる可能性があります。停電時でも解錠できるように、非常用の物理キーや外部電源から給電できるUSBポートを備えたモデルを選ぶのが安心です。
指が汚れていたり濡れていると認識しにくい場合がある
指紋認証ロックは、指の指紋をスキャンして本人確認を行う仕組みのため、指が汚れていたり濡れていたりすると正しく認識されないことがあります。
例えば、ガーデニングの後で手が汚れている場合や、雨の日に濡れた手で触れると、センサーがうまく反応しないことが考えられます。
このような状況を防ぐためには、タオルやハンカチで手を拭いてから使用するのが理想的です。しかし、毎回手を拭くのは面倒に感じることもあるでしょう。そのため、指紋以外の解錠方法も備えたモデルを選ぶことが重要です。
暗証番号やICカード対応のタイプなら、指紋が認識されないときでもスムーズに解錠できます。
玄関ドアに後付けできる指紋認証ロックの選び方
既存の玄関ドアに対応しているかを確認する
指紋認証のスマートロックを後付けする際に、まず確認すべきなのが、玄関ドアの対応状況です。
すべての玄関ドアに取り付けられるわけではなく、ドアの形状やサムターン（室内側の鍵を回す部分）の仕様によっては設置が難しいことがあります。特に、サムターンの形状が特殊な場合や、ドアの厚みが一般的な規格と異なる場合は注意が必要です。
さらに、鍵の種類によっては対応していないモデルもあるため、購入前に仕様を確認することが大切です。
マンションや賃貸住宅では、管理規約によって玄関の改造が制限されている場合があります。例えば、ドアに穴を開ける工事が禁止されている物件では、工事不要で設置できるスマートロックを選ばなければなりません。
一方で、一部のメーカーでは特殊なサムターンに対応するための専用アダプターを提供していることがあります。取り付け後に「思ったよりも設置が難しかった」とならないよう、事前にしっかり確認しておくことが重要です。
指紋認証の精度と反応速度を比較する
指紋認証ロックを選ぶ際に、認識精度と反応速度は非常に重要なポイントです。
認識精度が低いと、何度も指をかざさなければならず、かえってストレスが増えてしまうことがあります。特に、指の乾燥や湿り具合によって精度が左右されるモデルもあるため、どのような環境でも安定して認識できるものを選ぶことが大切です。
また、認識速度が遅いと、玄関先で待たされる時間が増えてしまい、せっかくの利便性が損なわれることにもなります。
一般的に、指紋認証の精度や速度は、指紋センサーの種類やアルゴリズムの違いによって変わります。精度が高いモデルでは、乾燥した指や多少濡れた指でもスムーズに認識されるため、快適に使用できます。
認識精度や反応速度は、メーカーのスペック表だけでは分かりにくいため、実際に使用している人の口コミやレビューを確認してから購入を検討するとよいでしょう。
指紋以外にICカードや暗証番号対応か
指紋認証ロックの中には、指紋以外の解錠方法を搭載しているモデルもあります。
指紋認証は非常に便利ですが、指が汚れていたり、乾燥していたりすると認識されないことがあるため、予備の解錠方法があると安心です。ICカードを使うタイプなら、指紋がうまく認識されない場合でもカードをかざすだけで解錠できます。
また、テンキー付きのモデルでは、事前に登録した暗証番号を入力することで解錠できるため、指紋やカードを持たなくても入室可能です。
スマートフォンと連携できるタイプもあり、アプリを使って施錠・解錠が可能なものもあります。遠隔操作に対応しているモデルなら、外出先から家族や訪問者のために解錠することもできるため、利便性が向上します。
さらに、物理キーが付属しているモデルであれば、電池切れや停電時にも確実に解錠できるため、万が一の際にも安心です。
バッテリー寿命や電源方式
指紋認証ロックの電源方式には、大きく分けて乾電池式、充電式、有線式の三種類があります。
乾電池式は手軽に設置できる点が魅力ですが、定期的に電池交換が必要です。電池残量が少なくなると警告が出るモデルもありますが、交換を忘れると解錠できなくなるリスクがあるため注意が必要です。一方、充電式はUSBケーブルや専用バッテリーで充電するタイプで、繰り返し使えるため経済的ですが、充電を怠ると使用できなくなる可能性があります。
有線式は家庭用電源から常時電力供給されるため、電池切れの心配がありませんが、設置の際に配線工事が必要な場合があります。そのため、DIYで設置したい場合は乾電池式や充電式を選ぶのが一般的です。どの電源方式が自宅の環境やライフスタイルに適しているかを考慮し、使いやすいものを選ぶことが大切です。
スマートフォンやスマートホームとの連携可否を確認する
最近の指紋認証ロックは、スマートフォンと連携できるモデルが増えています。専用アプリを使うことで、リモートで施錠・解錠を操作できるだけでなく、入退室の履歴を記録し、誰がいつ出入りしたかを確認することも可能になります。
特に、家族が多い場合や、家事代行サービスやペットシッターなどの外部の人が出入りする家庭では、この機能が役立ちます。
また、スマートホームデバイス（AlexaやGoogle Home、Siri）と連携できるモデルなら、音声で施錠・解錠を操作することもできます。例えば、「アレクサ、玄関の鍵を開けて」と話しかけるだけで解錠できるため、両手がふさがっているときにも便利です。
ただし、音声解錠の機能を使用する場合は、不正利用を防ぐためにパスコード認証が必要なモデルを選ぶことをおすすめします。
ただし、スマートホーム連携を利用するためには、Wi-Fi環境が必要になる場合があるため、自宅のネットワーク環境を事前に確認しておくことが大切です。また、スマートロックのセキュリティ対策として、アプリに二段階認証機能があるかどうかもチェックしておくと、より安全に使用できます。
施工のしやすさを検討する
指紋認証ロックを後付けする場合、DIYで設置できるかどうかも重要なポイントです。
多くの製品は、既存のサムターンに取り付けるだけで設置可能ですが、一部のモデルではドアに穴を開ける工事が必要になることもあります。
賃貸住宅では工事が制限されていることが多いため、原状回復が可能なタイプを選ぶことが重要です。例えば、粘着テープやネジ止めだけで固定できるモデルなら、退去時に跡を残さずに取り外せます。
また、設置に必要な工具や手順が分かりやすく説明されているかも確認しておくと、スムーズに取り付けができます。
DIYでの設置に自信がない場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。取り付けに失敗すると正しく機能しない可能性があるため、確実に設置できる方法を選ぶことが大切です。
まとめ：玄関ドアをスマート化！後付けできる指紋認証ロックおすすめ3選
指紋認証を搭載した玄関ドアロックを後付けすれば、鍵を持ち歩く必要がなくなり、日々の暮らしがより快適になります。
施錠・解錠の手間を減らし、防犯性を向上させることができるため、利便性と安全性の両方を求める人にとって最適な選択肢といえるでしょう。
一方で、電源の管理やドアとの適合性など、導入前に確認すべきポイントもいくつかあります。
製品ごとの特徴をしっかり比較し、自宅の環境やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
スマートロックの技術は進化を続けており、今後さらに便利な機能が追加されることが期待されています。快適で安全な玄関を実現するために、ぜひ指紋認証ロックの導入を検討してみてください。