
壁掛け時計を飾りたいけれど、壁に穴を開けることに抵抗がある、あるいは賃貸住宅で原状回復が気になるという理由から設置をためらってしまうことがあります。そんなときに便利なのが「壁掛け時計スタンド」です。
この記事では、機能性はもちろん、見た目の美しさや使いやすさにもこだわった壁掛け時計スタンドのおすすめアイテムを厳選してご紹介します。
設置場所や使い方に合ったスタンド選びのポイントもあわせて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 壁掛け時計スタンドのメリットとデメリット
- 選ぶ際に確認すべきポイント
- 設置時の注意点や使い方の工夫
- おすすめの壁掛け時計スタンドの紹介
Contents
置くだけで使える壁掛け時計スタンドおすすめ8選
まずここでは、機能性とデザイン性を兼ね備えたおすすめの壁掛け時計スタンドを厳選してご紹介します。
選び方に迷った方や、初めてスタンドを使う方にもぴったりなアイテムばかりなので、ぜひお気に入りの1台を見つけてください。
無印良品 壁掛時計・CDプレーヤー用スタンド MJ-1601

無印良品らしいミニマルなデザインで、どんなインテリアにもなじみやすいスタンドです。
しっかりとした安定感があり、掛け時計やCDプレーヤーを壁に掛けずに立てて飾ることができます。工具不要で設置も簡単なので、賃貸住宅や穴を開けたくない壁に最適です。
掛け時計用スタンド 折りたたみ式 ホワイト

折りたたみ可能で持ち運びやすく、滑り止め付きで安定感もある軽量スタンドです。掛け時計を置時計として活用でき、角度調整も可能なため視認性にも優れています。
収納時はコンパクトに折りたためるので、使わないときも邪魔になりません。インテリアや作業スペースにもぴったりです。
わにぞう 木製皿立て 開閉タイプ 3号 ワインレッド

日本製の紀州塗りで仕上げられた、和モダンな雰囲気が魅力の木製スタンドです。脚が閉じにくい設計で、掛け時計や額縁を安定して飾ることができます。
直径10〜14cmのアイテムに対応し、小型時計や写真立てなども美しくディスプレイできます。店舗用什器としてもおすすめです。
アンティーク調 アイアン時計スタンド 折りたたみ式

アンティーク調のアイアン素材が特徴のスタンドで、掛け時計はもちろん、写真や額縁などもおしゃれに飾ることができます。折りたたみ式で収納も簡単。
シンプルながら存在感があり、北欧風やヴィンテージ系のインテリアと相性抜群です。キッチンや玄関など好きな場所に設置できます。
MAG 掛け時計スタンド N-033 WH

ノア精密が手がけるこのスタンドは、耐荷重1.5kgで掛け時計をしっかりと支えます。30cm以内の時計に対応し、厚みに関係なく安定して飾れるのが特徴です。
壁に穴を開けたくない方や、頻繁に時計の位置を変えたい方にも最適で、デスク上などにもすっきり置ける実用性の高い製品です。
わにぞう L6 皿立て ブラウン

直径21〜29cmまでの掛け時計やアート作品、フォトフレームに対応した日本製スタンドです。シンプルながらも安定感のある設計で、時計を安全にディスプレイできます。
ブラウンカラーはナチュラル系のインテリアと調和しやすく、家庭用としても店舗ディスプレイとしても活躍します。
わにぞう 木製皿立て 黒 SSサイズ

10〜15cmの小型掛け時計に対応した、木製のスタンドです。黒色は展示物の輪郭を引き締め、時計の存在感を際立たせます。
背もたれの深さが2段階に調整できるため、平面のものだけでなくやや深さのある時計にも対応できます。和洋どちらの空間にも使いやすい高級感あるデザインです。
わにぞう 真鍮皿立て Lサイズ イタリア製

真鍮の美しい光沢が特徴的なイタリア製スタンドです。24〜33cmの大きめな時計や額縁に対応し、アンティークやヴィンテージ風の空間演出に最適です。
しっかりとした安定感があり、リビングや書斎のアクセントとして活躍します。上質なインテリアにこだわる方におすすめの逸品です。
リプ有難うございます!
— ノア精密 【公式X担当】やなお ⏰MAGの時計の会社⏰ (@NOA_yanao) March 25, 2025
壁に掛けれない(もしくは掛けづらい)時に掛けれる防塵防水の掛け時計は確かに屋外で使用する場合の需要はかなりありそうです。勉強になります。
ちなみに少し変わりますが、掛け時計を置時計のように使えるスタンドはありますが、ちょっと意味が違いますね。 pic.twitter.com/QhoC6vJ24M
壁掛け時計スタンドのメリット

壁に穴を開けずに設置できる
壁掛け時計スタンドを使えば、文字通り壁に穴を開ける必要がなく、時計を飾ることができます。これは、賃貸物件に住んでいる人にとって非常に大きなメリットです。というのも、賃貸では「原状回復義務」があり、壁にネジ穴を空けると退去時に補修費用がかかってしまう可能性があるからです。
時計を飾るためだけに、壁にフックやビスを取り付けるのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか。そうしたときに、スタンドを使えば、机や棚、カウンターの上などに時計を置くだけで済みます。
インテリアのアクセントになる
壁掛け時計スタンドは、単に時計を立てて使う道具というだけでなく、インテリアのアクセントとしても非常に効果的です。空間に「立体感」や「動き」を持たせる要素として活用することで、部屋全体の印象をワンランク上に引き上げてくれます。
たとえば、時計を単体で壁に掛ける場合、どうしても平面的で“機能性だけ”が強調されてしまいます。しかしスタンドを使って棚やテーブルの上に配置することで、他のアイテムとの組み合わせがしやすくなります。
写真立て、観葉植物、小物雑貨などと一緒にディスプレイすることで、自然な一体感が生まれ、空間にストーリーが加わります。
季節ごとのディスプレイ変更がしやすい
壁掛け時計スタンドを活用すると、季節に応じたディスプレイ変更がとてもスムーズになります。これは、時計の配置を手軽に変えることができるため、部屋の雰囲気を季節ごとに演出しやすくなるからです。
例えば春には、時計の周囲に明るい花やパステルカラーの雑貨を添えることで、軽やかな印象のインテリアに仕上げられます。夏にはガラスや涼しげな素材のアイテムと組み合わせて、爽やかな空間を演出することもできます。
さらに、イベントや記念日の装飾にも柔軟に対応できます。クリスマスやハロウィンなど、短期間の飾り付けを楽しみたいときにも、時計を含めたディスプレイ全体を気軽に組み替えることが可能です。
こうしてスタンドを使うことで、時計という“静的なアイテム”が、季節とともに変化する“動的なインテリア要素”へと変わります。
壁掛け時計スタンドのデメリット
スペースが必要になる
壁掛け時計スタンドを使う際の注意点のひとつとして、設置するためのスペースを確保する必要があることが挙げられます。
スタンドタイプは、壁に直接掛ける方式と異なり、棚やカウンター、机の上などの平らな場所に時計を置くため、その分の面積が求められます。
特に、すでにモノが多く置かれているスペースや、限られた作業スペースではスタンドが置きにくい場合があります。時計自体のサイズにもよりますが、スタンドと時計を合わせた奥行きが意外と大きくなるため、場所によっては圧迫感が出てしまうこともあります。
また、安定感を保つためにはある程度の広さがある場所に設置した方が安全です。狭い棚や不安定な場所に無理に置くと、倒れやすくなる恐れがあるため注意が必要です。
こうした理由から、壁掛け時計スタンドを導入する際は、「どこに置くか」「十分なスペースがあるか」を事前に確認しておくことが重要です。
本来のデザインが活かされにくい場合も
壁掛け時計スタンドは便利な一方で、時計本来のデザインが十分に活かされない場合もあります。
これは、時計が壁に掛けられることを前提に設計されていることが多いためです。
たとえば、背面に装飾があったり、壁にぴったり貼り付くように作られている時計は、スタンドに置いたときに角度や見え方が変わってしまいます。その結果、正面から見たときの印象が薄れたり、時計の形や質感が伝わりにくくなることがあります。
さらに、時計のフレームや素材によっては、スタンドと組み合わせたときに全体のバランスが悪くなることもあります。デザインと機能の両立を目指す場合は、スタンドとの相性をよく確認することが大切です。
壁掛け時計スタンドの選び方

時計のサイズと重量に合ったスタンドを選ぶ
壁掛け時計スタンドを選ぶ際にまず確認したいのが、時計のサイズと重さです。
スタンドには耐荷重があるため、それを超えてしまうと時計が不安定になったり、倒れる危険性が出てきます。安全に使うためには、時計の重さとスタンドの対応重量が合っているかを確認することが大切です。
また、時計が大きすぎるとスタンドからはみ出してしまい、見た目のバランスが悪くなるだけでなく、倒れやすくなる要因にもなります。スタンドの幅や奥行きと、時計の直径や厚みが合っているかどうかもチェックしておきましょう。
インテリアに合った素材やデザインを選ぶ
壁掛け時計スタンドは、空間の印象を左右するインテリアアイテムとしての役割も担っています。
そのため、設置する部屋のテイストや他の家具・雑貨との調和を考えて素材やデザインを選ぶことが大切です。
木製スタンドであれば温かみがありナチュラルな空間に、金属製やアイアン調であればモダンでシャープな印象に仕上がります。アクリルやガラス素材のスタンドは、軽やかでスッキリとした雰囲気を作るのに向いています。
スタンド単体では目立ちにくいように思えても、時計と組み合わせたときに全体の雰囲気がガラリと変わることがあります。空間との一体感を意識した素材選びが、満足度の高いインテリアにつながります。
滑り止めや安定性を確認する
スタンドを選ぶうえで非常に重要なのが、滑り止めの有無と全体の安定性です。
時計は常に見られる場所に置かれるものなので、少しの振動や衝撃でも倒れてしまっては危険です。
特にガラス製や重みのある時計を使う場合、スタンドの底部に滑り止めが付いているかどうかは重要なポイントになります。
また、接地面の広さやスタンドの形状も安定性に直結します。脚の開きが狭いタイプは省スペースで使える反面、ややバランスを崩しやすい場合があります。安定感を重視するなら、脚が広く開くタイプや重量感のある素材のものを選ぶと安心です。
使用場所に合った高さをチェックする
スタンド選びでは、置く場所に応じた高さが合っているかどうかも確認する必要があります。
時計が低すぎたり高すぎたりすると、視認性が悪くなってしまい、日常的に使いにくく感じてしまう可能性があります。
スタンドの高さには種類があり、低めのものは棚の上向きに、やや高めのものは床置きやカウンターの背面などにも対応できます。特にリビングやダイニングなど、見る位置が一定ではない場所では、角度調整ができるタイプもおすすめです。
快適に使うためには、「どこに置くか」「どの角度で見るか」を想定してスタンドの高さを選ぶことが大切です。
可動式か固定式かを選ぶ
スタンドには、大きく分けて可動式と固定式の2タイプがあります。それぞれに特徴があり、使用シーンに応じて選ぶことで、より使いやすさが向上します。
可動式は、スタンドの角度や幅を調整できるため、時計の形や見る位置に合わせて柔軟に対応できます。
一方で固定式は、構造がしっかりしている分、安定性が高く、倒れにくいという安心感があります。デザインもスッキリとしていることが多く、長期間同じ場所で使いたい場合に最適です。
用途や好みに合わせて、どちらが適しているかを見極めることが大切です。
時計の背面形状に対応しているか確認する
壁掛け時計は、背面にあるフックや凹みの形状が商品によって異なるため、スタンドがその形に対応しているかどうかを必ず確認する必要があります。
中には、背面が完全にフラットでないと安定しないスタンドや、特定のフックタイプにしか対応していないものもあります。そのため、購入前に時計の背面を一度確認し、スタンドとの相性が良いかをチェックすることが失敗を防ぐポイントになります。
特に、斜めに支えるタイプのスタンドを使う場合、背面が凸凹していると傾いたり滑ったりすることがあります。安全に使うためにも、時計とスタンドのフィット感は重要です。
壁掛け時計スタンドの設置のポイント

安定した場所に設置する
壁掛け時計スタンドを安全に使うには、まず「どこに置くか」がとても重要です。
床や棚がグラグラしていたり、斜めになっていたりすると、時計が倒れたり滑ったりする原因になります。どれだけ良いスタンドを使っていても、設置面が不安定であれば意味がありません。
しっかりと平らで安定した場所を選び、スタンドの脚全体がしっかりと接地しているかを確認しましょう。特に木製の棚やガラステーブルでは、滑りやすさにも注意が必要です。
さらに、風通しのよい窓際や、人の出入りが多い玄関近くなどに置く場合は、振動や風による転倒も想定する必要があります。安全性を確保するには、安定した置き場所を選ぶことが基本です。
視認性を意識した高さに配置する
時計は「見るもの」である以上、どこからでも見やすい位置に置くことが大切です。
スタンドを使うことで自由に配置できる反面、見づらい場所に置いてしまうと本来の役割を果たせなくなってしまいます。
目線の高さに近い位置、もしくは椅子に座ったときに自然と目に入る高さが理想的です。リビングやキッチンでは立ったまま時間を見ることが多く、寝室や書斎では座っている時間が長いため、それぞれに合った高さに調整する必要があります。
また、照明や日の当たり具合によって文字盤の見やすさが変わることもあるため、置く高さだけでなく「どの角度で見るか」も意識して配置を決めると良いでしょう。
地震や振動に備えて固定方法を工夫する
壁掛け時計スタンドは便利ですが、地震や不意の振動に弱いという面があります。
落下や転倒による破損を防ぐためには、スタンドがしっかりと固定されていることがとても大切です。
滑り止めシートや耐震マットを使うことで、多少の揺れがあってもスタンドがずれにくくなります。特に重量のある時計や、ガラス製・陶器製など割れやすい素材の時計を置く場合には、安全対策をしておくことで安心感が増します。
また、倒れたときに他のものを巻き込まないよう、周囲に壊れやすい物を置かないこともひとつの工夫です。安全を最優先に考え、環境に合わせた固定方法を取り入れるようにしましょう。
子どもやペットの手が届かない場所に置く
家庭内に小さなお子さんやペットがいる場合は、スタンド時計の設置場所に注意が必要です。
スタンドは動かしやすく、うっかり倒されることもあるため、子どもやペットの行動範囲から離れた場所に置くのが基本です。
棚の上など少し高めの位置に設置するだけでも、触られるリスクを大きく減らすことができます。特に、倒れやすいスタンドや重みのある時計は、万が一落下した場合に怪我につながるおそれがあるため慎重に判断しましょう。
まとめ:置くだけで使える壁掛け時計スタンドおすすめ8選
壁に穴を開けずに時計を飾れる「壁掛け時計スタンド」は、賃貸住まいの方や、インテリアを自由に楽しみたい方にとって、非常に便利で実用的なアイテムです。
ただ時計を置くだけでなく、空間にアクセントを加えたり、季節ごとの演出を楽しんだりと、暮らしの中での活用幅も広がります。
一方で、設置スペースや時計との相性、安定性など、選ぶ際には注意したいポイントもあります。
この記事でご紹介した選び方や注意点を参考に、あなたのライフスタイルやお部屋にぴったりのスタンドを見つけてみてください。