
テレビやレコーダーまわりをすっきり整えたいとき、限られたスペースを有効に使える「壁掛け設置」はとても効果的です。
この記事では、レコーダーを壁掛けにするメリット・デメリットをはじめ、設置の際に気をつけたいポイントや選び方のコツをわかりやすく解説しています。
あわせて、機能性とデザイン性を兼ね備えたおすすめの壁掛け対応ラックをご紹介いたします。
この記事でわかること
- レコーダーを壁掛け設置するメリットとデメリット
- 設置時に注意すべきポイント
- 適切なラックや棚の選び方
- 壁掛けに適したおすすめ商品
Contents
壁掛け設置対応のレコーダーラックおすすめ9選
壁掛けでレコーダーを設置する際は、設置場所や安全性だけでなく、使用するラックやホルダー選びも非常に重要です。
まずここでは、設置のしやすさや安全性、インテリア性にも配慮されたおすすめの壁掛けアイテムを厳選してご紹介します。
レコーダーを快適に使うための環境づくりに役立つアイテムばかりですので、ぜひ商品選びの参考にしてください。
サンワダイレクト 壁掛けラック(100-LASH01BK)

AV機器やルーターを壁面に設置できるコンパクトな壁掛けラックです。ブラックのシンプルデザインはテレビ周辺と調和し、省スペースで洗練された印象を演出します。
耐荷重5kgでブルーレイレコーダーなどの設置にも十分対応。配線もすっきりまとまり、壁掛けテレビとの相性も抜群です。付属のネジとアンカーで簡単に取り付けが可能です。
Aeroor 木製ウォールシェルフ(60cm ホワイト)

ナチュラルな木目とシンプルな設計で、お部屋をおしゃれに整えるフローティングシェルフです。引き出し収納付きでリモコンやケーブルもすっきり整理でき、レコーダーやTVボックスの設置にも最適です。
壁掛けテレビ下の空間を活かしながら、床掃除の手間も減らせます。工具不要の取り付けも可能で、賃貸でも安心して使えます。
イーサプライ 壁掛けラック(EZ1-LASH01W)

清潔感のあるホワイトカラーが特徴の壁掛けラックです。テレビ下に設置すれば、レコーダーやルーターを美しく収納できます。奥行きは浅めですが、耐荷重5kgで安定性も確保。
壁面を使って空間を有効活用したい方におすすめです。付属の取り付けキットで簡単に設置でき、配線もしっかりと整理できます。
エース・オブ・パーツ AVラック(DRS-101BB)

石膏ボードにも設置可能な壁掛けラックで、テレビの真下にぴったり収まるサイズ感です。裏面に配線スペースがあるため、ケーブルが目立たず、テレビ周辺をスッキリまとめることができます。
レコーダーやゲーム機などの収納に便利で、シンプルながら実用性の高いアイテムです。限られたスペースを活かしたい方におすすめです。
多機能PVCルーターラック(30×20×13cm)

コンパクトながら実用性の高い壁掛けラックです。ルーターやレコーダー、小物などをすっきり収納でき、配線穴付きでコードも目立たず美しい印象を保てます。
工具を使わずにフックで取り付けられるため、賃貸でも安心して設置可能。防水・防湿性にも優れ、おしゃれな充電ステーションとしても活躍します。
REENEW 木製テレビボード(60cm Aタイプ)

引き出しとオープン収納を備えた木製のフローティングラックです。DVDプレーヤーやルーターなどを壁に設置し、床を広く使いたい方にぴったりです。
壁を傷つけにくい設計で、シンプルかつ洗練されたデザインはどんなインテリアにも自然にマッチします。収納力も高く、テレビ周辺のごちゃつきをスマートに解消します。
ルーターラック 3段タイプ

収納力に優れた3層構造の壁掛けラックです。DVDプレーヤー、ルーター、小型スピーカーなどを整理して配置でき、配線穴付きでケーブルもきれいにまとめられます。
環境に優しい素材を使用し、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた設計が魅力です。テレビ周りの省スペース化を求める方におすすめの多機能ラックです。
Liszh 壁掛けテレビ台(120cm ブラウン)

高級感のあるブラウンカラーが印象的な壁掛けテレビ台です。引き出し付きで収納力が高く、レコーダーや周辺機器、ゲーム機までまとめて配置できます。
ケーブルホール付きで配線もスッキリ整い、掃除の手間も軽減されます。壁面設置で床を広く見せたい方や、インテリアにこだわりたい方にぴったりの一台です。
フローティングTVシェルフ(140×24×5cm)

厚みのある高耐久素材で作られた大型シェルフです。レコーダーやルーターなどの設置に十分な強度があり、配線を隠せる構造でテレビ下を美しく保てます。
引き出し付きで小物収納にも便利。角が丸く設計されており、お子さまがいるご家庭でも安心して使えます。機能性とデザイン性のバランスに優れた製品です。
壁掛け対応レコーダーラックのメリットとは

スペースを有効活用でき、部屋がスッキリする
レコーダーを壁掛けにすることで、限られた居住スペースを無駄なく活用できます。
テレビ台や棚の上に置いていた機器を壁面に移すことで、家具の上に空きスペースが生まれ、全体的に広々とした印象になります。
このように床や家具を圧迫しない配置は、特に1Kや1LDKなどのコンパクトな住まいで効果的です。さらに、空いたスペースに観葉植物やインテリア雑貨を配置するなど、空間の自由度も高まります。
子供やペットのいたずらから機器を守れる
壁掛け設置にすることで、レコーダーを子供やペットの手の届かない場所に固定でき、安全性が高まります。
レコーダーのボタンを押されたり、ディスクを勝手に出し入れされたりするリスクが減るため、故障の防止にもつながります。
また、コードを引っ張られる心配も少なくなります。動き回るペットや、好奇心旺盛な幼児がいる家庭では、コードを誤って引っかけてしまうことで、機器の落下やケガにつながることもあります。
壁面への設置によってそのような接触トラブルを未然に防ぐことができ、安心して生活できる環境を作れます。
掃除がしやすくなる
レコーダーを壁に設置することで、日々の掃除がぐっと楽になります。
テレビ台の上や棚の中に設置されていると、機器の周囲にホコリが溜まりやすく、掃除の際には持ち上げたり移動させたりする必要があります。
一方で、壁に浮かせて設置しておけば、床の掃除機掛けやモップ掛けもスムーズになります。ホコリがたまりにくくなることで、機器そのものの故障リスクも抑えられます。
テレビと一緒に壁面に揃えることでインテリア性が向上する
レコーダーをテレビと一緒に壁掛けすることで、インテリアの統一感が高まります。
上下に機器を整列させることで、視覚的なバランスが生まれ、壁面全体がスタイリッシュに見えるようになります。
特に近年では、テレビの壁掛けが一般化しつつあり、周辺機器も一体化させることで、リビングの印象がより洗練されたものになります。配線も目立たなくなるため、生活感を抑えたミニマルなデザインを目指す方には非常におすすめです。
空間に余白ができることで、部屋が広く見える効果もあります。美しさと実用性を両立させるためには、テレビだけでなくレコーダーも壁に取り付けるという発想が有効です。
壁掛け対応レコーダーラックのデメリットと注意点
設置に壁への加工(穴あけなど)が必要な場合がある
レコーダーを壁に取り付ける際は、多くの場合で壁に穴を開ける加工が必要になります。
これはラックや棚をしっかりと固定し、機器の重さを支えるために不可欠な工程です。
ただし、この加工は石膏ボードや木材の壁など、素材に応じた工具や取り付け金具が求められます。適切に設置しないと、機器が落下する原因になるため注意が必要です。
壁に加工が必要かどうかは、住まいの状況や使用する棚の仕様によって異なるため、事前の確認が重要です。
地震の際に落下のリスクがある
壁掛け設置は見た目もスッキリして便利ですが、地震時には落下のリスクが生じます。
特に固定が不十分だった場合、機器の重みで金具が外れたり、棚ごと倒れてしまうことも考えられます。
このような状況を避けるためには、耐震性を考慮した設置が必要です。たとえば、専用の補強材を使ったり、耐震用の落下防止パーツを併用したりすることで、安全性を高めることができます。
見た目や利便性だけでなく、安全性の面でもしっかりと対策を行い、不測の事態にも備えておくことが大切です。
壁掛け対応レコーダーラックの選び方ガイド

レコーダーのサイズ・重量に対応する壁掛け金具を選ぶ
レコーダーを壁に取り付ける際に、最も大切なのが「サイズ」と「重量」に合った金具を選ぶことです。これを間違えると、設置が不安定になり、落下や故障の原因につながる可能性があります。
各レコーダーには必ず重さと寸法があります。これに対して、金具や棚側も「耐荷重」や「対応サイズ」が定められています。この2つが合致していないと、長期間安全に使うことはできません。
また、機器を複数台設置する予定がある場合は、合計の重さも考慮する必要があります。棚の中心部分ばかりに重量が偏ると、取り付けた壁やネジに負担がかかってしまうため、バランスも意識しましょう。
通気性の確保できる棚やホルダーを選ぶ
レコーダーは使用中に内部が熱を持ちやすい機器です。そのため、壁掛け設置をする場合は「通気性」を意識した棚やホルダーを選ぶことが重要です。
熱がこもると、機器の寿命を縮めたり、録画や再生中に不具合が発生する可能性があります。特に狭い空間に押し込むように設置すると、空気の流れが悪くなり、放熱がうまくいかなくなります。
通気性に優れた棚とは、たとえばスリット(隙間)が入っているデザインのものや、背面や側面が空いているオープン型のタイプです。空気が通りやすく、レコーダーが発する熱がこもりにくくなります。
壁の素材に対応した固定方法を確認
壁掛けの設置で見落としがちなのが、「取り付ける壁の素材」と「固定方法」の相性です。どんなに良い金具を使っても、壁に合っていないと、十分に固定されず落下のリスクが高まります。
住まいによって壁の素材はさまざまで、石膏ボード、木材、コンクリートなど、それぞれに適した取り付け方法が存在します。特に石膏ボードは弱い素材のため、専用のアンカーやボード用ネジを使わなければ、簡単に抜けてしまうこともあります。
木材の壁であればネジ止めで安定させやすいですが、柱の位置を確認する必要があります。コンクリートの場合は、電動工具が必要になることもあるため、初心者にはややハードルが高いかもしれません。
設置前に壁の素材を確認し、それに適した金具と固定方法を選ぶことで、安心して長く使える環境を整えることができます。
ディスク挿入口やボタンの位置を考慮して設置しやすいモデルを選ぶ
壁掛け設置は見た目を整えるだけでなく、操作のしやすさも重要なポイントです。
設置後に「ディスクが入れにくい」「ボタンが押しづらい」と感じてしまうと、毎日の使用にストレスがかかってしまいます。
特にレコーダーは、前面にディスク挿入口や操作ボタンが配置されていることが多いため、取り付ける高さや棚の形状によっては手が届きにくくなることもあります。
また、赤外線リモコンを使用する場合、リモコンの信号が届きにくくなると操作にも影響が出ます。前面がオープンな棚や、角度を調整できるタイプの金具を使うことで、視認性や操作性が向上します。
配線の取り回しがしやすい背面設計か確認する
レコーダーを壁掛けにする際、意外と手間取るのが「配線の取り回し」です。コード類がうまく通せないと見た目が悪くなるだけでなく、使い勝手にも影響を与えます。
特に壁に密着するタイプの棚やホルダーでは、背面に配線スペースがない場合、コードが棚に押しつぶされてしまったり、無理に曲げて接続することになりかねません。
これを避けるには、背面にコード用の穴が空いているモデルや、側面から配線できる構造のものを選ぶことがポイントです。配線用モールやケーブルカバーを使えば、壁に沿って目立たず配線することも可能になります。
壁掛け対応レコーダーラックの設置のポイント

壁の強度を事前に確認し、必要なら下地補強を行う
壁掛けでレコーダーを設置する際は、最初に壁の強度を確認することが非常に大切です。
取り付けた金具がしっかりしていても、壁自体が弱ければ、時間の経過とともにぐらついたり、最悪の場合は落下してしまうこともあります。
特に石膏ボードなどの柔らかい壁材は、そのままでは耐荷重に不安があります。強度に自信がない場合は、下地補強を行うことで安全性を高めることができます。
具体的には、壁の内側にある木製の柱(間柱)にネジを打ち込む、補強板を使って広い面で支えるといった方法があります。これにより、レコーダーの重さが一点に集中せず、バランスよく分散されます。
配線を隠すモールやケーブルカバーを活用する
レコーダーを壁掛けにすると、配線が目立ちやすくなるのが悩みのひとつです。
このとき、モールやケーブルカバーを使えば、コードを壁に沿って整え、美しく仕上げることができます。
むき出しのコードは部屋の印象を損ねるだけでなく、ホコリがたまりやすく掃除もしづらくなります。さらに、小さなお子さまやペットがいる家庭では、コードに引っかかってしまう心配もあります。
市販のケーブルモールは両面テープで貼るタイプが多く、工具を使わず簡単に設置できます。白や黒など、壁の色に合わせた商品を選ぶことで、目立たず自然に配線をカバーできます。
配線の整理にひと手間かけるだけで、見た目も安全性もぐっと向上します。
通気口を塞がないように設置位置に注意する
レコーダーの設置場所を決めるときは、通気口や換気扇などの周囲を避けるようにしましょう。
通気口をふさいでしまうと、部屋全体の換気が悪くなったり、湿気がたまりやすくなる原因になります。
また、レコーダーは動作中に熱を持つため、周囲の空気がこもる環境では故障のリスクも高まります。壁掛けの位置を決める際は、壁の中や上部にある通気の流れも意識することが大切です。
設置後は気づきにくい部分だからこそ、取り付ける前にしっかりと確認しておく必要があります。機器の長寿命化にもつながるため、設置環境には細かな配慮が求められます。
リモコンの受信範囲を考慮して高さや角度を調整する
レコーダーを壁に取り付けたあと、リモコン操作がうまく反応しないことがあります。
これは受信部とリモコンの間に障害物があったり、角度が合っていないことが原因です。
スムーズに操作するためには、レコーダーの受信部が目線より少し下にあると便利です。テレビの真下や目立たない位置に設置したい場合でも、リモコン信号が届く範囲を確保しておく必要があります。
また、棚の奥行きが深すぎたり、前面にフタがあるタイプだと信号を遮ってしまうことがあります。設置前に実際の操作位置をイメージしながら、高さと角度を調整すると失敗しにくくなります。
耐震対策として落下防止パーツを併用する
レコーダーを壁に設置する際は、地震への備えも忘れてはいけません。
どれだけしっかり取り付けていても、大きな揺れが起これば機器が落ちる可能性があります。
このリスクを減らすには、耐震対策として落下防止パーツの使用がおすすめです。たとえば、滑り止めパッドやベルト、L字金具などを併用することで、機器の動きを制限できます。
設置棚の上に置くだけのタイプであれば、棚から前に滑り出さないように縁をつける工夫も有効です。
また、万が一落下したときのことを考え、足元には壊れやすいものを置かないなど、周辺環境にも配慮すると安心です。
まとめ:壁掛け設置に対応したレコーダーラックおすすめ9選
今回の記事では、レコーダーの壁掛け設置に関するメリット・デメリットから、選び方や設置のポイントまでを幅広くご紹介しました。
レコーダーを壁に取り付けることで、部屋をスッキリ見せられるだけでなく、安全性や掃除のしやすさといった日常の利便性も大きく向上します。
一方で、壁の強度や配線処理など、事前に確認すべき点も多くあります。
ぜひ今回の内容を参考に、ご自身のライフスタイルに合った壁掛けレコーダー設置を検討してみてください。