
マウスの操作性を大きく左右するのが「マウスソール」です。
中でも、丸型タイプは自由な配置ができることから、多くのゲーマーやPC作業を快適にしたい方に選ばれています。
本記事では、滑りの向上に注目しながら、使いやすくて高性能な丸型マウスソールの中からおすすめの商品をご紹介します。
選び方のポイントや使用時の注意点もあわせて解説していますので、ご自身の目的や使用環境に合った最適を見つける参考にしていただければ幸いです。
この記事でわかること
- 丸型マウスソールの特徴とメリット・デメリット
- 自分に合った丸型ソールの選び方
- 正しい取り付け方法と使い方のポイント
- 滑りの良さに優れたおすすめ丸型マウスソール
Contents
滑りが違う!ゲーミングマウス用「丸型ソール」おすすめ10選
滑りの良さを重視してマウスソールを選ぶと、操作の快適さが大きく変わります。
まずここでは、そんな丸型タイプの中から、滑りやすさ・使いやすさ・耐久性のバランスに優れたおすすめ商品を厳選してご紹介します。
用途やマウスの種類に応じて選びやすいように、特徴やポイントもあわせて解説しています。
EsportsTiger ICE 丸型ソール 40枚入り

純PTFE素材を使用し、EsportsTiger史上最高クラスの滑り性能を実現しています。マウス操作が非常に軽くなり、エイム精度や素早い動きもスムーズに行えます。
丸型デザインで汎用性も高く、ゲームから日常使用まで幅広く活用できます。引っかかりを防ぐラウンドエッジ加工で、どんなパッドにも快適にフィットします。
QSPEC SURUGA 丸型ゲーミングソール

高純度PTFEを採用し、摩擦を極限まで抑えたことで、滑り出しの反応速度が大幅に向上しています。マウスのブレを防ぎつつ、精密なコントロールを可能にする設計です。
ラウンドエッジ加工で布パッドとの相性も抜群。プロゲーマーのような高速操作を求める方におすすめです。3サイズ入りでマウスに合わせて調整できます。
Hotline Games 3.0 PLUS 丸型ソール

Hotline独自のSYN成型技術により、エッジの丸みを強化した一体型ソールです。パッドに引っかからず滑りが非常にスムーズで、マウスの動きがストレスなく行えます。
純PTFE素材で耐久性も高く、長時間の使用でも性能を維持します。形状と厚みを最適化しており、多くのゲーミングマウスにしっかりフィットします。
Hasaku Slide 丸型ソール 40PCS

高品質な純テフロン素材を使い、柔らかな布製パッドでもしっかり滑る丸型ソールです。ラウンドエッジにより引っかかりを防ぎ、安定したマウス操作をサポートします。
フィット感が良く、動かすたびに気持ちのいい滑りを実感できます。2セット分の40枚入りでコスパも優秀。初心者の方にも使いやすい仕様です。
EZ ガラスソール FOXX監修モデル

NOEZ FOXX監修による高耐久ガラス素材のマウスソールです。摩擦を限りなく抑えた超滑らかな動きで、エイムの精度が格段にアップします。
パープルカラーも特徴的で、マウスのカスタマイズ性も高まります。7mm・9mmの2サイズ入りで幅広いマウスに対応。長く使えるうえ、見た目も機能性も兼ね備えた上級者向けソールです。
WAIZOWL × KIBU コラボ 160PCS

静音性や滑り、耐久性など、目的別に選べる3種の性能を1セットにまとめた万能型ソールです。160枚入りで交換頻度が多くても安心のコストパフォーマンス。
初めての方にも扱いやすい静音モデルや、コントロール性重視のタイプもあり、自分のプレイスタイルに合わせて選べます。フィルム仕様で貼り忘れも防げて安心です。
TALONGAMES グレー 20PCS 丸型

純PTFEと独自の滑り強化素材を組み合わせた高性能マウスソールです。摩擦抵抗を抑えつつ、滑りすぎず安定感のある操作が可能。
布製パッドでもエッジが引っかかりにくいラウンド加工で、快適なマウス操作が実現します。さらに3M製の強力粘着剤を採用し、しっかり固定できるのでズレる心配もありません。
ESPTIGER ICE HID-Labs Edition

ICEはESPTIGERの中でも特に滑りに特化したモデルで、上下方向の滑りに差がなく、自然なマウス操作が可能です。
純PTFE素材により、布製パッドでも引っかかりにくく、素早い動きと正確な止めをサポートします。40粒入りでたっぷり使えるうえ、丸型なので多くのマウスに対応できる汎用性も魅力です。
ESPTIGER Arc1 HID-Labs Edition

高純度PTFEを使用し、軽やかで安定感のある滑走性能が魅力のArc1シリーズです。どの方向にも均一な滑りが得られ、上下左右の動きで違和感が出ません。
コントロール重視の方や繊細な操作が求められる作業にも適しており、布パッドとの相性も良好です。40枚入りでコスパも優れており、長期的に使えます。
BALANCEタイプ 汎用丸型ソール 160+40粒

たっぷり使える200粒入りで、交換頻度が高い方にも安心な大容量タイプです。布製マウスパッド用に最適化されたエッジ加工により、滑らかに動きつつピタッと止まる操作性を実現します。
丸型形状は均一な滑りを生み、どの方向でも違和感のない操作感が得られます。コストと性能のバランスに優れたモデルです。
初期ソールから汎用丸型ソールに!!
— もとねこ (@upset_marimo) September 16, 2022
ちょこっと動かした感じマジでいい
縦横で滑りの差を感じない感動する
ソール剥がしたついでにマウスホイールが右寄りなのとサイドボタンが少し緩かったの治した pic.twitter.com/lFpZnixIpL
滑るマウスパッドに丸型ソール
— 脳筋ぽっぽ (@ab_poppo_yz) May 18, 2023
コレが一番いいね
ソールはESTのArc1を5点、後々もう1つ足しても良いかな?
滑らせて沈めて止めるスタイル pic.twitter.com/td2ixQY6up
ゲーミングマウス用丸型ソールのメリットとは

滑りが均一になりやすい
結論から言うと、丸型のマウスソールは滑りが均一になりやすい設計です。これは、複数の小さなソールをバランスよく配置することで、マウスの重心が分散され、どの方向に動かしても滑りが安定するためです。
この特性により、左右や前後の動きで違和感が生まれにくくなり、操作中のひっかかりや不自然な動きを感じにくくなります。
日常の作業はもちろん、マウスの精度が求められるゲームでも、滑りにムラがないことは大きなメリットです。
汎用性が高くさまざまなマウスに対応しやすい
丸型マウスソールは、多くの種類のマウスに対応しやすい点が特長です。これは、ソールの形状がシンプルで、貼り付ける場所や配置を自由に調整できるからです。
特定のマウス専用に設計されたソールとは違い、汎用タイプであれば、新しいマウスに変えたときでもそのまま使い回せる可能性が高く、無駄がありません。特に「専用モデルが販売されていないマウス」を使用している方には、柔軟に使える丸型が適しています。
交換が簡単で手間がかからない
丸型のマウスソールは、交換作業がとてもシンプルです。既存のソールを剥がして、新しいものを貼るだけなので、工具も特別な知識も必要ありません。
作業にかかる時間も短く、忙しいときや作業の合間でも気軽に交換できます。マウスソールは使っているうちにどうしても摩耗してきますが、交換が面倒だとつい放置してしまいがちです。
丸型ソールならその手軽さから、定期的なメンテナンスの習慣もつけやすく、快適な操作環境を維持しやすくなります。
摩耗した部分だけピンポイントで張り替え可能
丸型マウスソールの便利な点は、部分的に摩耗したところだけを取り替えられることです。これにより、全体を交換する必要がなく、コストや手間を抑えられます。
一部だけがよく擦れる使い方をしている場合でも、そこだけピンポイントで新しいソールに貼り替えることで、元の滑りやすさを回復させることができます。
この使い方はとくに、長時間の使用で部分的な劣化が目立ちやすいユーザーにとって大きな利点になります。
丸型ソールのデメリット
貼る位置にズレがあると操作性が悪化する
丸型マウスソールは貼る位置が少しでもズレると、操作性が不安定になります。滑りのバランスが崩れ、マウスの動きがぎこちなくなることがあるためです。
これは、複数のソールを自分で配置する仕様だからこそ起こりやすい問題です。左右で高さが違ってしまったり、重心がズレたりすると、細かな操作が難しくなります。特に、エイムやドラッグ操作を多用するシーンでは影響が出やすくなります。
このようなミスを防ぐためには、取り付け前にソールの配置バランスを確認し、定規やテンプレートなどを使って左右対称に貼る工夫が必要です。慣れていない方は、位置合わせのガイド付き商品を選ぶのもひとつの方法です。
マウス底面の形状によっては貼りづらいことがある
丸型ソールは多くのマウスに対応しますが、マウス底面の形状によっては貼りづらいケースもあります。特に、凹凸があるモデルやセンサー周りのスペースが狭いものでは、うまく貼れないことがあります。
貼る場所が限られると、ソールの配置が不自然になりやすく、操作中の安定感が損なわれてしまう可能性があります。無理に貼ってしまうと、パッドとの接地が不完全になり、滑りが悪くなることもあります。
こうしたトラブルを避けるには、あらかじめ自分のマウス底面を確認し、貼るスペースに余裕があるかどうかを見ておくことが重要です。製品によってはマウスの形状別におすすめの貼り方を紹介していることもあるため、活用するとスムーズです。
ゲーミングマウス用丸型ソールの選び方

マウスの形状やサイズに合った直径のソールを選ぶ
最適な操作感を得るためには、マウス本体の形状や底面サイズに合わせた直径のソールを選ぶことがとても重要です。丸型ソールは自由度が高く、どこにでも貼れるという利点がありますが、その反面、サイズが合っていないとマウスの滑りが不安定になったり、エッジが浮いて操作に違和感が出ることがあります。
特に、直径が大きすぎると貼れるスペースが限られてしまい、貼りたい位置に収まらない場合があります。逆に小さすぎると接地面積が不足し、摩耗が早くなったり、滑りが不均一になる可能性もあります。
そのため、購入前には必ず自分のマウスの底面を確認し、貼れる範囲に収まるサイズかどうかをチェックしましょう。多くの丸型ソール製品には、5mm〜7mm前後の複数サイズがセットになっているものもあります。こういった製品を選ぶことで、自分に合ったサイズ感を試しながら調整できます。
素材(PTFE、ガラスなど)の特性で滑りの強さを調整
丸型マウスソールにはさまざまな素材が使われており、それぞれに特徴があります。代表的なのが「PTFE」と「ガラス」です。これらは滑りの強さや操作感に明確な違いがあるため、自分の使い方に合ったものを選ぶことがポイントです。
PTFE(テフロン)は、最も一般的に使用されている素材で、滑らかさとコントロール性のバランスが取れています。動き出しがスムーズで、布製・ハード系など多くのマウスパッドと相性が良いのが特徴です。
一方、ガラス素材は耐久性に優れ、摩擦をほとんど感じさせない圧倒的な滑り心地を実現します。少しの力でもマウスが大きく動くため、高速操作を求めるゲーマーや、軽いタッチを好むユーザーに向いています。ただし、滑りすぎて止まりづらいと感じる方には不向きかもしれません。
ソールの厚みで浮き具合やクリック感を調整
ソールの厚みも、マウスの使い心地に大きく関係しています。厚すぎるとマウス本体がわずかに浮いてしまい、センサーの読み取り距離が変わることでカーソルの動きに違和感が生まれることがあります。
また、クリック感にも微妙な変化が出る場合があります。これはマウスの底面が高くなることで、クリック時にかかる角度や圧力が変わってしまうためです。日頃から一定の押し心地に慣れている人にとっては、こうした変化がストレスになることもあるでしょう。
一方で、ソールが薄すぎると摩耗が早く、操作中に底面がマウスパッドに直接触れてしまうこともあります。そのため、厚さは「厚すぎず薄すぎない標準的なもの」から始め、実際の使用感に応じて調整していくのが理想的です。
商品によっては「0.6mm」「0.8mm」など複数の厚みが用意されているものもあるため、好みに合わせて選びやすくなっています。
粘着力が強すぎず剥がしやすいものを選ぶ
マウスソールを貼り替えるとき、意外と重要なのが粘着力のバランスです。粘着力が強すぎると、剥がすときに底面に糊が残ってしまったり、表面の塗装が剥がれる恐れがあります。
一方で、粘着力が弱すぎると、操作中にソールがズレたり浮いてしまい、滑りや精度に悪影響を与えてしまいます。そのため、貼ったときはしっかりと固定でき、剥がすときは綺麗に取れる、適度な粘着性を持つソールを選ぶことが大切です。
多くの高品質な製品では、3Mなど信頼性の高い接着シートを使用しており、こうした粘着性のバランスが考慮されています。購入前にレビューや製品説明を確認して、「跡が残らない」「剥がしやすい」などの表記があるものを選ぶと安心です。
ゲーミング用途や作業用途など目的に合ったものを選ぶ
マウスソールを選ぶときに忘れてはならないのが、使用する目的に合った性能を選ぶことです。どれだけ良い素材や構造のソールでも、自分の用途と合っていなければ快適な操作はできません。
例えば、ゲーム用途であれば、素早く大きな動きができる滑り重視のソールが向いています。特にFPSのようなジャンルでは、反応速度や操作性がそのまま結果に影響するため、滑りやすさと止めやすさのバランスが非常に重要です。
一方で、Excel作業やデザイン作業など、細かいコントロールが必要な用途では、滑りが強すぎないソールが使いやすいと感じる人も多いです。意図しない動きを防ぐことで、集中力や効率を高めることができます。
このように、自分がどのような場面でマウスを使うのかを明確にし、それに応じたソールの性能を選ぶことが、長く快適に使うための第一歩となります。
ゲーミングマウス用丸型ソールの使用時のポイント

取り付け前にマウス底面をしっかり脱脂する
ソールを正しく貼り付けるには、マウス底面の汚れや油分をしっかり取り除くことが欠かせません。汚れが残っていると粘着力が弱まり、使用中にソールがズレたり剥がれたりする原因になります。
この工程を省くと、せっかく新しいソールを使ってもすぐに外れてしまい、操作性が悪化するだけでなく、無駄な買い替えにもつながります。
脱脂には、アルコールシートや無水エタノールを使うのが効果的です。乾いた布で拭くだけでは皮脂汚れが落ちきらないことがあるため、専用のクリーナーを使うことでしっかりと準備できます。少しの手間ですが、長く快適に使うための大切なステップです。
均等に配置してバランスを保つ
丸型マウスソールは自由に貼れる反面、配置のバランスが悪いと滑りにムラが出てしまいます。左右や前後でソールの数や位置が違うと、マウスの動きが傾いたり、意図しない方向に進んだりすることもあります。
こうした問題を防ぐには、貼る前にマウス底面をよく観察し、重心が中央に来るようにソールを均等に配置することが重要です。目分量で貼るのではなく、位置を確認しながら慎重に進めると、自然な滑り心地になります。
特にゲーミング用途では操作の正確さが求められるため、バランスの良い配置がパフォーマンスに直結します。慣れないうちは、マスキングテープなどで仮の位置決めをしてから貼る方法もおすすめです。
設置後はしばらく使って馴染ませる
新しいマウスソールを取り付けた直後は、滑りや感触に違和感を覚えることがあります。これは、素材の硬さやマウスパッドとの接触面がなじんでいないために起こる自然な現象です。
この状態で「合わない」と判断するのではなく、しばらく使い続けてみることが大切です。時間が経つにつれてソールがわずかに摩耗し、パッドとの接地面も安定してくることで、本来の性能が発揮されるようになります。
違和感が続く場合は、配置の見直しや、他の素材のソールを試してみるのもひとつの方法です。ただし、慣れるまで数時間~数日かかることもあるため、少し様子を見る余裕を持ちましょう。
滑りすぎると感じたら一部を減らして調整する
マウスが滑りすぎると、止めたい位置で止まらなかったり、細かい操作が難しく感じることがあります。こうしたときは、貼っている丸型ソールの数を減らしてみる方法が有効です。
すべてのソールを均一に貼るのではなく、前後のバランスを調整したり、片側だけソールを減らすことで、滑りの強さを自分好みにコントロールできます。
これは、丸型ソールならではの自由度の高さを活かした調整方法です。強すぎる滑りがストレスになっている場合は、まず1枚ずつ外して変化を見ていくと、最適な枚数や配置が見つかりやすくなります。
定期的に摩耗状態をチェックして交換を検討する
マウスソールは消耗品であり、使い続けるうちにどうしても削れていきます。滑りが悪くなったり、操作中に引っかかりを感じるようになったら、ソールの摩耗が進んでいるサインです。
状態をチェックせずに使い続けると、操作の精度が落ちるだけでなく、マウス本体の底面を傷めてしまうこともあります。そのため、定期的にソールの状態を確認し、表面がツルツルしていない・変形しているなどの変化があれば、早めに交換を検討しましょう。
特に丸型ソールの場合は、一部だけ取り替えることもできるため、部分的な摩耗にも柔軟に対応できます。快適な操作を維持するためには、こうしたメンテナンス習慣が欠かせません。
まとめ:滑りが違う!ゲーミングマウス用「丸型ソール」おすすめ10選
丸型マウスソールは、その自由な配置と高い滑り性能によって、ゲーミングはもちろん日常のPC作業にも大きな快適さをもたらしてくれる便利なアイテムです。
しかし、正しく選び、丁寧に貼り付け、定期的にメンテナンスを行わなければ、本来の性能を十分に発揮できません。
今回ご紹介した内容を参考に、あなたのマウス環境に合ったソールを選び、理想的な滑り心地を手に入れていただければ幸いです。