靴の汚れが気になるたびに、手洗いでゴシゴシこするのは、なかなかの重労働です。特にお子さまの上履きや運動靴などは、毎週のように洗う必要があり、家事の中でも手間のかかる作業のひとつといえます。
そんな負担をぐっと軽くしてくれるのが「家庭用靴洗い機」です。
この記事では、家庭用靴洗い機のメリットやデメリット、選び方や使い方のポイントまでを丁寧に解説しながら、実際におすすめのモデルをご紹介します。
この記事でわかること
- 靴洗い機 家庭用の主なメリットとデメリット
- 選ぶときに確認すべきポイント
- 正しい使い方とお手入れ方法
- 使いやすく評価の高いおすすめ商品
「家庭用靴洗い機」おすすめ8選
まずここでは、使いやすさ・機能・価格のバランスが取れた家庭用靴洗い機を厳選してご紹介します。
それぞれの特徴を解説しているので、「どれを選べばいいか分からない」という方も、ぜひ参考にしてください。
CPジャパン ウォッシュボーイ TOM-12F

靴と洗剤、水を入れてダイヤルを回すだけで自動洗浄してくれる家庭用靴洗い機です。上履きやスニーカーなどの手洗いが不要になり、忙しい家庭の家事負担を大きく軽減できます。コンパクト設計で使いやすく、家族全員の靴洗いに最適です。
シービージャパン バケツウォッシャー comtool

泥だらけの靴や作業着の「予洗い」に特化したバケツ型洗濯機です。給水・排水機能がないシンプル設計なので、使い方が非常に簡単。コンパクトサイズで場所を選ばず、靴の下洗いや分け洗いがラクにできると好評です。
SUGGEST 小型洗濯機 RC-044

洗い・すすぎ・脱水が1台で完結する小型の全自動洗濯機です。付属のブラシで靴の洗浄にも対応しており、一人暮らしやベビー服、ペット用品の分け洗いにも便利。2つのダイヤル操作で、誰でも簡単に使えるのが魅力です。
ハイアール 靴洗い機 JW-MS33A

靴専用の全自動洗濯機で、洗いから脱水まで全自動。スクラブブラシがしつこい汚れをかき出し、「香りコース」でニオイ対策も可能です。子どもの上履き洗いがボタン一つで完了するため、毎週の洗濯がぐっとラクになります。
ダイヤ フランドリー 小型洗濯機 E101

強力な水流と3kgの容量で、靴やユニフォームなどの泥汚れをしっかり洗える家庭用ミニ洗濯機です。正転・反転の水流で高い洗浄力を発揮し、電源コードが長いため場所を選ばず使えるのもポイントです。全自動ではありません。
commoc クリー二ー 折りたたみ洗濯機

靴やペット服、泥汚れの洗濯に対応した折りたたみ式のバケツ型洗濯機です。水流は2モードあり、優しくしっかり洗える設計。軽量で移動も簡単、使わないときは折りたためるので省スペースな家庭にもぴったりです。
CBジャパン ブラッシュボーイ TOM-12 Pro

専用ブラシ付きで、手を使わずに靴をしっかり洗える靴専用洗濯機です。洗剤と靴を入れてダイヤルを回すだけの簡単操作で、毎週の上履き洗いも手間なく完了。手洗いに比べて時短になり、洗浄力にも優れています。
simplus バケツ式洗濯機 SP-BKWM01

靴やベビー服、ペット用衣類など少量洗いに便利なバケツ型洗濯機です。標準とソフトの2モードで汚れに応じた洗い方ができ、約15分のタイマー付き。軽量でコンパクト、使わないときはバケツ内に本体を収納できます。
靴用の洗濯機を買った♡♡
— ゆず/みぃ🍊 (@yuzu_syachiku) May 31, 2024
もっと早く買えばよかった*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*
これで息子の上靴、学校用の靴洗うのがめっちゃ楽になる( *˙ω˙*)و グッ!
時間の有効活用やな✨ pic.twitter.com/cfP3SYOlvK
「家庭用靴洗い機」のメリット
手洗いより圧倒的に時短できる
靴洗い機 家庭用の最大の魅力は、手洗いに比べて格段に時間を短縮できる点です。
これまで靴を洗うときは、たらいやブラシを使ってゴシゴシこする必要があり、1足につき10分以上かかることも珍しくありません。子どもが複数いるご家庭や、部活動などで泥だらけの靴を持ち帰るケースでは、さらに時間がかかってしまいます。
靴洗い機を使えば、水・洗剤・靴を入れてスイッチを押すだけで洗浄が始まり、放っておいても自動で完了します。その間に他の家事や仕事、休憩などに時間を使えるため、生活全体の効率が大きく上がります。
手が汚れず清潔に靴が洗える
靴を洗うとどうしても手が汚れてしまう、という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。泥、砂、汗、臭いなどがついた靴は、水に浸してこすっても簡単にはきれいにならず、指や爪の間まで汚れてしまいます。冬場は水が冷たく、手荒れの原因になることもあります。
靴洗い機 家庭用を使えば、こうした問題を解消できます。洗剤と靴を入れてスイッチを押すだけで、直接靴に触れることなく洗浄が完了するため、手をまったく汚さずに済みます。清潔さを保ちながら靴を洗えるという点で、衛生意識の高い方にも安心して使っていただけます。
子どもの上履きや運動靴もラクに洗える
子育て中の家庭では、子どもの靴を洗う機会が非常に多くなります。学校や幼稚園では、上履きや運動靴を毎週持ち帰るのが一般的です。泥や砂がしっかり付いていて、しかも靴の内側まで汚れていることも多いため、手洗いではかなりの労力がかかります。
上履きは布製で傷みやすい印象がありますが、やさしい水流モードがあるモデルを選べば、生地を傷めずに洗えます。さらに、複数足同時に洗える機種なら、兄弟姉妹の靴も一度にまとめて処理でき、週末の家事をグッと時短化できます。
洗濯機とは別で使えるため衛生的
衣類と靴を同じ洗濯機で洗うことに抵抗を感じる方は非常に多いです。靴には泥、細菌、外の汚れが付着しており、そういった汚れが普段使っている洗濯槽に残ってしまうことを気にする声はよく聞かれます。
靴洗い機 家庭用を使えば、こうした不安をすべて解消できます。靴専用で使えるため、衣類とは完全に分離して洗うことができ、衛生的です。
小さなお子さんやアレルギーをお持ちの家族がいる場合でも、安心して使用できます。
また、衣類に移したくない臭いを隔離できるのもメリットのひとつです。
力を使わずにしっかり汚れが落ちる
靴を手で洗うと、力を込めて何度もこすらなければならず、手首や指に負担がかかります。特に泥がこびりついた靴底や、布地にしみ込んだ汚れは落としづらく、根気が必要になります。高齢者や力に自信がない方にとっては、かなりの重労働です。
靴洗い機 家庭用は、このような悩みを解決してくれます。内蔵されたブラシやパルセーターによって、水流と回転で効率よく汚れを浮かせ、力を使わずに靴全体をしっかり洗浄します。特に靴の形状に合わせた設計がされている製品であれば、細かい部分の汚れにも対応できます。
このため、無理なくきれいに洗えるのはもちろん、誰でも一定の仕上がりが得られる点も魅力です。
「家庭用靴洗い機」のデメリット
サイズや形状によっては使えない靴もある
靴洗い機 家庭用は非常に便利ですが、すべての靴に対応できるわけではありません。
特に注意すべきなのが、靴のサイズや形状です。機種によって洗える靴のサイズやタイプに制限があるため、事前に確認しないと「入らない」「回転しない」「うまく洗えない」といったトラブルが起きる可能性があります。
例えば、長靴や厚底のブーツ、硬いソールの革靴などは、家庭用の靴洗い機には適していないことが多いです。
このため、購入前には「対応サイズ」「推奨される靴の種類」を必ずチェックしましょう。製品の取扱説明書や販売ページに記載されている情報を確認することで、失敗を防ぐことができます。
製品によっては騒音が気になる
靴洗い機 家庭用は利便性が高い反面、製品によっては使用中に「音がうるさい」といった不快な点が気になる場合があります。
特にアパートやマンションなどの集合住宅では、こうした点がストレスやトラブルの原因になることもあります。
騒音に関しては、モーター音や回転音が思った以上に大きく感じられることがあります。夜間の使用や子どもが寝ている時間帯では、音が気になるという声も少なくありません。
これを避けるためには、「静音設計」「防音対策あり」などの記載があるモデルを選ぶと安心です。加えて、使用時は滑り止めマットを敷いたり、洗濯機パンの上で使うなどの対策をすることで、音を最小限に抑えることができます。こうした点も、購入時に注目したい重要なチェック項目です。
「家庭用靴洗い機」選び方
対応している靴のサイズと種類を確認する
靴洗い機 家庭用を選ぶ際は、使用する靴のサイズと種類に対応しているかを必ず確認しましょう。
すべての靴が洗えるわけではなく、製品ごとに適応サイズや素材に制限があります。たとえば、大人用のスニーカーには対応していても、長靴や革靴は非対応だったり、逆に小さな子ども用の靴がうまく洗えない機種もあります。
適応サイズの目安は、製品の説明書や販売ページに記載されていることが多いです。靴の長さ、幅、素材などを見たうえで、手持ちの靴が対象かどうかを判断することが大切です。
家庭のスペースに合うサイズを選ぶ
靴洗い機 家庭用は、設置場所に合ったサイズを選ばなければ、使い勝手が悪くなってしまいます。
キッチンや脱衣所、ベランダなど、どこに置いて使うかによって、選ぶべき大きさは異なります。場所に対して本体が大きすぎると、収納に困るだけでなく、水を入れる・排水する作業にも支障が出ることがあります。
設置スペースに余裕があるご家庭なら問題ありませんが、限られた場所で使用する場合は、本体サイズや電源コードの長さなどもあわせて確認しましょう。
水流やブラシの種類など洗浄方式をチェックする
靴洗い機の洗浄力は、水流の動き方や内蔵ブラシの構造によって大きく変わります。
そのため、家庭用として選ぶ際は、どのような洗浄方式を採用しているかを事前に把握しておくことが重要です。
たとえば、水を渦巻き状に回すタイプや、靴に直接ブラシが当たるタイプなどがあります。やさしく洗えるソフトモードがある製品なら、布製の上履きやメッシュ素材のスニーカーにも安心して使えます。一方で、泥汚れの多い靴には、強めの水流やブラシ付きのモデルが適しています。
用途に合った洗浄方式を選ぶことで、効率よく、かつ靴を傷めずに洗うことができます。
静音性や排水方法など使用感も確認する
靴洗い機を毎週使うのであれば、操作性や使用中の快適さも重要なポイントです。
その中でも特に気をつけたいのが「音」と「排水のしやすさ」です。動作音が大きいと、子どもが寝ている時間や夜間に使いにくくなります。集合住宅に住んでいる場合は、近隣への配慮も必要になります。
また、排水方法も製品によって異なります。バケツを傾けて排水するタイプは手間がかかりますが、ホース付きならスムーズに流せます。水をこぼさずに排水できるかどうかも、使い勝手に直結する部分です。
お手入れのしやすさや分解洗浄の有無を見る
長く清潔に使うためには、靴洗い機のお手入れのしやすさも大切な要素です。
泥やホコリが溜まりやすい構造のままだと、内部に汚れが残りやすく、次に使うときに悪臭やカビの原因になる可能性があります。
そのため、洗浄後に内部をしっかり掃除できるか、分解して洗える設計かどうかは見ておきたいポイントです。中には、ブラシ部分や回転パーツを取り外して丸洗いできるタイプもあります。そうしたモデルなら、いつも衛生的に保つことができ、家族全員で安心して使えます。
「家庭用靴洗い機」の使い方とお手入れ方法
靴の泥や砂は事前に落としておく
靴洗い機を使う前には、靴に付いた泥や砂を軽く払っておくことが基本です。
そのままの状態で洗濯機に入れてしまうと、機械の中に泥や石が入り込み、洗浄力が落ちたり部品を傷める原因になります。さらに、排水が詰まりやすくなるリスクもあるため、放置しておくのはおすすめできません。
玄関先やベランダなどで、靴の底や側面を軽くたたいたり、ブラシで表面をこすっておくだけでも効果があります。泥が湿っていると取りにくいので、洗う前に少し乾かしておくと作業がしやすくなります。
靴洗い機を長持ちさせるためにも、このひと手間を習慣にすると安心です。
洗剤を使う場合は製品に適したものを選ぶ
靴洗い機で洗剤を使用する際は、必ず機種に合ったタイプを選びましょう。
泡立ちすぎる洗剤や成分の強いものを使ってしまうと、排水がうまくいかなくなったり、靴の素材を傷める原因になります。多くの製品は、弱アルカリ性や中性の洗剤を推奨しており、ラベルに「靴用」や「機械洗浄対応」と記載されたものが安心です。
また、使用量にも注意が必要です。多く入れれば汚れが落ちやすくなるというわけではなく、過剰な泡が排水トラブルや残留成分の元になってしまいます。製品の説明書に記載された量を守ることで、洗浄効果と安全性の両方を保てます。
洗いすぎに注意して靴の劣化を防ぐ
靴は洗えば洗うほど清潔になると思われがちですが、過度な洗浄はかえって傷みの原因になります。
特に毎週何度も強い水流で洗っていると、布地が薄くなったり、接着部分がはがれやすくなってしまうことがあります。気がつくと靴底がゆるんでいた、ということも起こりかねません。
汚れがひどいとき以外は、ソフトモードや短時間のコースを活用することで、必要以上の摩擦を避けることができます。洗う頻度を週に1回程度に抑えたり、軽く汚れを落とすだけで済む靴は手洗いで対応するなど、使い分ける工夫も大切です。
靴の寿命を延ばしながら清潔さを保つには、「洗いすぎない」ことが意外と重要です。
使用後はしっかり乾燥・清掃する
靴洗い機の使用後は、しっかり乾燥させておくことが欠かせません。
内部が濡れたままだと、カビやニオイの原因になったり、金属部分にサビが出てしまうこともあります。また、次に使うときに不快な臭いが残っていると、せっかくの洗浄効果が台無しになってしまいます。
洗い終わったらフタを開けてしばらく風を通すだけでも効果があります。時間があるときは、内部の水分をふき取っておくと、より清潔に保つことができます。
加えて、靴についた汚れや繊維が機械の中に残っていることもあるため、目についたゴミは取り除いておくと安心です。
定期的にフィルターや排水口を掃除する
靴洗い機には、使用中に出るゴミや泥を受け止めるフィルターや排水口がついています。
これらの部分をそのままにしておくと、水の流れが悪くなったり、ニオイが発生する原因になります。排水エラーが頻発するようになれば、修理や買い替えが必要になることも考えられます。
定期的にチェックして、たまった汚れやゴミは早めに取り除くようにしましょう。フィルターが取り外しできるタイプであれば、やわらかいブラシや水で洗うと手早くきれいにできます。
掃除の頻度としては、数回使用ごとや週に一度の確認がおすすめです。
まとめ:「家庭用靴洗い機」おすすめ8選!手洗い不要で時短!
家庭用靴洗い機は、靴を清潔に保ちたいという日常の悩みを、手間なく解消してくれる便利な家電です。
特に、毎週のように子どもの上履きを洗うご家庭や、スポーツやアウトドアで靴が汚れやすいライフスタイルの方にとっては、まさに強い味方といえる存在です。
靴洗いにかけていた時間や労力を見直すことで、暮らし全体の質が自然と向上していきます。無理なく続けられる靴ケアの習慣を取り入れる第一歩として、靴洗い機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。