「猫が喜ぶステップ付き本棚」おすすめ7選！キャットウォーク兼用【2025年最新】

猫と暮らす日々の中で、「運動できる場所をつくってあげたい」「部屋が狭いからキャットタワーは置けない」と感じることは少なくありません。

そんな住まいやライフスタイルに寄り添ってくれるのが、本棚と猫用ステップが一体になった多機能家具です。

この記事では、本棚としての使いやすさと、猫にとっての安全性・快適さを兼ね備えたおすすめの商品を厳選してご紹介します。

愛猫との暮らしをより快適にしたい方にとって、ぴったりの選び方や注意点もあわせて解説しています。

「猫が喜ぶステップ付き本棚」おすすめ7選

まずここでは、本棚とキャットステップを兼ねた便利なアイテムの中から、機能性・デザイン性・安全性のバランスがとれたおすすめ商品を厳選してご紹介します。
室内で飼う猫の運動不足を解消しながら、インテリアにもなじむ優秀な商品です。住まいの広さや猫の性格に合わせて、ぴったりの一台を見つけてみてください。

キャットタワーシェルフ 4段（撥水・軽量タイプ）

猫が昇り降りしやすい4段ステップは、運動不足の解消にも役立ちます。本や雑貨の収納もでき、撥水加工付きでお手入れも簡単。工具不要で組み立てもラクにでき、お部屋のレイアウトに合わせて自由に配置できるのも嬉しいポイントです。猫との暮らしを快適にしたい方におすすめです。

ロウヤ キャットステップラック（階段付きシェルフ）

階段状のステップと収納を組み合わせたデザインで、猫の上下運動をサポートしながら、見た目にもおしゃれな空間を演出できます。オープン収納やトンネル穴など猫が楽しめる仕掛けも満載で、インテリアとしても優秀です。省スペースでも愛猫の遊び場と収納を両立できます。

キャットタワーシェルフ 2段（コンパクトサイズ）

限られたスペースに最適な2段構成の本棚型キャットステップです。軽量ながら高い耐久性があり、撥水加工で汚れも落としやすく、日々のお手入れも簡単。組み立ても工具不要で手軽にできます。コンパクトながら、猫の遊び場と収納をしっかり両立した実用性の高い家具です。

ロウヤ キャットウォーク本棚（幅90cm）

猫のために設計されたキャットウォーク付きの収納棚です。高い場所を好む猫の動線を確保しつつ、本や雑貨も美しく収納可能。可動棚や抜け穴など、猫が飽きずに遊べる工夫も満載です。美しい木目調デザインで、お部屋のインテリアにも自然に馴染みます。

ロウヤ キャット対応テレビ台（幅150cm）

テレビ周辺の空間を猫の遊び場として活用できるTVボードです。引き出し収納やオープンスペースも充実しており、リビングの整理整頓にも便利です。猫が昇り降りしやすい高さに設計されているため、多頭飼いにも対応できます。おしゃれと機能性を兼ね備えた一台です。

ロウヤ キャット対応テレビ台（幅220cm）

2段階調整可能な交差ステップやトンネル付きで、猫が自由に動き回れるTV台です。収納力も高く、引き出しやオープンラックでテレビ周りもすっきり整理できます。高さも適度で猫の運動に最適。猫と暮らすリビングに取り入れることで、空間全体の快適性が大きく向上します。

キャトラ シェルフラック（エア・リゾーム）

メラミン樹脂加工で傷や汚れに強く、長く美しい状態を保てるキャット対応シェルフです。6本脚構造とアジャスター付きで安定感があり、大きめの猫でも安心して使えます。普段は本棚や収納ラックとしても使えるので、愛猫が使わないときも無駄にならない優れた設計です。

キャットウォーク付きテレビ台を売っているLOWYAが、キャットタワー付きの本棚を出していたので購入。
こんな感じのレイアウトに。

うちの猫たち、いい感じで使ってます。
猫に縦方向の運動大切。 pic.twitter.com/HoaGMgd9Cg

— 猫整体　キュベレイ (@cybele_nakano) January 29, 2024

キャットウォーク付き本棚と猫 pic.twitter.com/gG6wf1qvH9

— OBK (@85obk) May 21, 2023

「猫用ステップ付き本棚」のメリット

本棚とキャットステップを兼ねられる

本棚とキャットステップを兼ねた家具は、猫と人が快適に共存できる住まいづくりにおいて、非常に有効な選択肢です。
従来、猫が上下運動できる環境を作るには、キャットタワーなどの専用アイテムを別途設置する必要がありました。しかし、それでは場所を取り、部屋が狭く感じてしまうことも少なくありません。

この点、ステップ付きの本棚は「収納」と「猫の居場所」という2つの目的を1つの家具で叶えてくれます。本や雑貨を整理しながら、猫が自由に登れる構造になっているため、飼い主にとっても猫にとっても利便性が高いのが特徴です。

スペースの有効活用ができる

「スペースを無駄なく使いたい」「狭い部屋でも猫の環境を整えたい」という飼い主にとって、本棚と猫用ステップが一体化した家具は理想的な選択肢です。
一般的なキャットタワーやペット家具は、どうしても床面積を多く必要とするため、設置場所が限られたり、部屋がごちゃついた印象になりがちです。

一方、ステップ付きの本棚であれば、もともと本や日用品を収納していた場所を猫の居場所としても活用でき、全体の占有面積を増やさずに猫の快適性を向上させることができます。
つまり、「人の収納」と「猫の上下移動」という2つの機能が重なっていることで、空間効率が飛躍的に高まるのです。

猫の運動不足を解消できる

完全室内飼いが一般的になった現在、猫の健康管理で特に重要なのが「運動環境の確保」です。
猫は本来、高低差のある場所を好み、ジャンプしたり上り下りしたりすることで自然と身体を動かします。
しかし、狭い室内でそれを実現するのは簡単ではなく、キャットステップのない環境では、猫が十分に体を動かせないまま過ごしてしまうことがあります。

このような状況を改善する方法として、本棚にステップ機能を持たせるのはとても効果的です。
本棚の棚板や段差をステップとして活用することで、猫が日常的に昇り降りを繰り返すようになり、自然な運動を促すことができます。
また、高さのある場所に上がることで、猫自身が「パトロール」できるような感覚も得られるため、ストレス軽減にもつながります。

高い場所が好きな猫の習性に合っている

猫は本能的に高いところを好む動物です。これは「安全な場所で周囲を見渡したい」という野生時代からの名残であり、今も多くの猫が棚の上や冷蔵庫の上など、高いところに登りたがります。
それにもかかわらず、室内に安全な昇降スペースがなければ、猫は無理に登ってしまい、家具を傷つけたり、物を落としたりするリスクがあります。

そこで、本棚にステップの機能が備わっていると、猫が無理なく目的の高さへ到達できるようになります。
段差の間隔が一定で滑りにくい素材であれば、安心して使うことができ、ジャンプの失敗によるケガの防止にもつながります。

また、こうした家具には「くぐれる穴」や「猫の居場所になるくぼみ」など、猫の好奇心をくすぐる仕掛けが含まれていることも多く、遊びと休憩の両方を兼ね備えた環境を提供できます。

「猫用ステップ付き本棚」のデメリット

本や物が落下する可能性がある

本棚とキャットステップを兼ねた家具には、本や雑貨が落下するリスクがあるという注意点もあります。
なぜなら、猫は棚の上を自由に歩き回るため、動きによって本や飾り物をうっかり落としてしまうことがあるからです。

このような事故を防ぐためには、収納の仕方や配置に工夫が求められます。
たとえば、本を奥までしっかりと詰めて並べたり、転倒防止のブックエンドやストッパーを使ったりすると、落下の可能性を減らすことができます。
また、よく動く猫がいるご家庭では、割れやすいものや重いものは棚の下段に配置するようにすることも有効です。

前述の通り、本棚を猫の遊び場として使うことには大きなメリットがありますが、落下によるケガや破損を防ぐには「安全に収納する」意識が欠かせません。

猫の毛や爪による傷・汚れがつく

猫が頻繁に登ったり降りたりする本棚は、毛や爪による傷・汚れがつきやすいというデメリットもあります。
特に木製や塗装された素材の場合、爪で引っかかれたり、毛が隙間に入り込んだりすることは避けられません。

このため、素材の選び方が重要になります。
表面が滑らかで汚れを拭き取りやすい撥水加工の製品や、メラミン加工が施されたものを選べば、日常のメンテナンスが楽になります。
また、爪がひっかかりにくい設計や、猫の動線にあたる部分にカバーを付けるなど、使用前に予防対策を講じることも有効です。

清掃面でも、棚板や隙間にたまった毛を定期的に掃除することが、清潔な環境を保つポイントです。

猫の動きは予測が難しい面もありますが、あらかじめ「多少のキズや汚れは想定内」として考えておけば、過剰にストレスを感じずに使い続けることができます。

「猫用ステップ付き本棚」の選び方ガイド

耐久性・安定性を重視する

猫が頻繁に上り下りする家具は、見た目以上に強い負荷がかかります。
そのため、本棚とステップを兼ねた商品を選ぶ際には、耐久性と安定性を重視することがとても重要です。

安定感がないと、猫がジャンプした瞬間にぐらついたり転倒する危険があり、思わぬケガにつながるおそれがあります。
また、棚の素材が柔らかすぎたり、組み立てパーツが弱いと、使い続けるうちにゆがみや破損が生じることもあります。

購入前には、耐荷重の目安を必ずチェックし、猫の体重や動きに対応できる強度があるかを確認してください。
木材やスチールなど、しっかりした素材を使った製品であれば、長期間安心して使えます。
さらに、複数の猫を飼っている場合には、同時に登っても安定する構造かどうかもポイントです。

ステップの高さや幅が猫に合っているか確認する

猫がストレスなく使える本棚ステップを選ぶためには、ステップ部分の高さや幅が猫の体に合っているかどうかが大切です。
棚の高さが高すぎると、特にシニア猫や小柄な猫には負担になり、ケガのリスクも高まります。

逆に段差が狭すぎると、スムーズなジャンプがしづらく、猫にとって使いにくい構造になります。
実際には、棚の間隔が30〜40cm前後で、着地面の奥行きが十分にある設計が理想的です。

また、飼っている猫が高齢だったり、足腰が弱くなってきている場合は、より緩やかなステップの方が安心です。
ステップの間隔に個体差を考慮した設計がされているか、商品説明やレビューを参考にして確認しましょう。

本や雑貨を収納するスペースとのバランスを見る

ステップ付きの本棚は猫の遊び場であると同時に、収納家具としての役割もあります。
この2つの機能を両立させるためには、猫の通り道と収納スペースのバランスを意識することが欠かせません。

収納ばかりを優先して棚を詰め込みすぎると、猫が自由に歩いたりジャンプしたりするスペースがなくなってしまいます。
逆に、すべてを猫用ステップとして使ってしまうと、収納家具としての機能が十分に発揮できません。

そこで、上段は猫のために開けておき、下段や中央部を収納に使うといった分け方をすることで、両方の使いやすさを確保できます。
また、置く物の高さや重さにも気を配り、猫が通るエリアには不安定な物を置かないようにするのが基本です。

猫が滑りにくい素材を選ぶ

猫がステップとして使用する棚の表面は、滑りにくい素材であることがとても重要です。
滑りやすい素材だと、猫がジャンプして着地した際にバランスを崩し、足を滑らせてケガをする危険性があります。

このような事故を防ぐためには、あらかじめ滑り止め加工が施されているか、ざらつきのある素材が使われているかをチェックしてください。
表面がツルツルしている木材やガラス素材は避けた方が無難です。

また、フェルトマットやラグを部分的に貼り付けることで、簡単に滑り止めの効果を加えることも可能です。
ただし、これらがずれてしまわないよう、しっかり固定する工夫が必要になります。

猫が安心して動ける環境を整えるためには、見た目だけでなく、こうした素材の実用性にも目を向けることが大切です。

「猫用ステップ付き本棚」を安全に使うポイント

最初は猫が慣れるように誘導する

新しく設置した本棚やキャットステップは、最初から猫が自然に使うとは限りません。
そのため、まずは猫が安心して近づけるように誘導してあげることが大切です。

急に高い場所へ登らせようとするのではなく、低い段から少しずつ慣れさせるとスムーズです。
お気に入りのおもちゃやおやつをステップの上に置いて、興味を引くような環境づくりをすると、自分から近づいていくようになります。

また、飼い主がそばにいて見守ってあげるだけでも、猫の警戒心は和らぎます。
強制せず、猫のペースで探索させることが何より重要です。

落下防止の工夫をする（本立て・柵など）

猫がステップとして本棚を歩き回るようになると、本や物が落ちる危険が生まれます。
安全に使い続けるためには、落下防止の工夫を事前に行っておくことが欠かせません。

棚の端に本立てを設置したり、低めの柵を取り付けたりすることで、猫の動きによる振動でも物が落ちにくくなります。
特に背の高い本棚や、上段に収納があるタイプは要注意です。

前述の通り、割れ物や重たい物は下段にまとめ、猫が通る上段には軽くて動かない物だけにしておくと安心です。
市販の転倒防止グッズを活用すれば、DIYが苦手な方でも簡単に対策できます。

定期的に掃除して毛やホコリを取り除く

猫が頻繁に使う棚は、どうしても毛やホコリがたまりやすくなります。
清潔な状態を保つためには、定期的な掃除が欠かせません。

特に棚の隅や段差の奥には毛が溜まりやすく、放置するとダニやアレルゲンの原因にもなります。
棚板の表面に撥水加工が施されているタイプであれば、乾いた布やウェットシートで拭くだけでも汚れを取りやすくなります。

また、掃除機の細いノズルを使えば、入り組んだ部分まできれいに吸い取れます。
猫の抜け毛が多くなる季節は、頻度を上げるのが理想的です。

掃除を習慣にしておくと、猫自身も気持ちよく使い続けられます。

猫の動線を妨げないレイアウトにする

キャットステップ付きの本棚は、設置する場所や向きによって使いやすさが大きく変わります。
特に大切なのは、猫が自然な動きで移動できる動線を確保することです。

棚の前に家具や観葉植物を置いてしまうと、猫が登ろうとしてもスペースがなく使いづらくなってしまいます。
また、出入口や窓の近くに配置すると、猫が突然走り出す際にぶつかる可能性もあります。

壁沿いや部屋の角など、猫が落ち着いて動ける位置に設置することで、安心して使えるようになります。
さらに、登った先に「くつろげる場所」や「見晴らしのいい位置」があると、猫にとっても満足度の高い環境になります。

まとめ：「猫が喜ぶステップ付き本棚」おすすめ7選！キャットウォーク兼用

猫の習性に合ったステップ付き本棚は、運動不足の解消やストレス軽減に役立つだけでなく、限られた空間を有効活用したい方にもぴったりのアイテムです。

ただし、落下防止や掃除のしやすさ、猫が安心して使える設計かどうかなど、安全面にも十分配慮することが大切です。

これから購入を検討している方は、ぜひご家庭の環境や猫の性格に合わせて、最適な一台を選んでみてください。