雨の日に帰宅した際、濡れた傘の置き場に悩んだ経験はありませんか。
玄関の床が濡れてしまうと滑りやすくなり、衛生面でも気になるところです。そんなときに役立つのが、玄関の外壁に取り付ける傘掛けです。
本記事では、外壁に設置できる傘掛けのメリットや選び方を整理しつつ、機能性とデザイン性を兼ね備えたおすすめのアイテムをご紹介いたします。
玄関をもっと快適で清潔に保つためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 外壁に傘掛けを設置するメリットとデメリット
- 傘掛けの選び方や確認すべきポイント
- 玄関の外壁に適したおすすめ傘掛けの紹介
玄関の外壁に取り付けできるおすすめの傘掛け6選
玄関の外壁に取り付けられる傘掛けは、限られたスペースを有効に使いつつ、濡れた傘の置き場に困らない便利なアイテムです。
まずここでは、デザイン性・耐久性・取り付けやすさなどをふまえて、玄関周りをすっきり整えるおすすめの傘掛けを厳選してご紹介します。
設置環境や用途に合わせて、ぴったりの一台を見つけてください。
森田アルミ工業 エントランスフック ViK（ヴィク）
ポチップ
傘やバッグ、小物を玄関でスムーズに収納できるエントランスフックです。耐荷重10kgの高強度で、リードフックや買い物袋掛けなど多用途に活用できます。
柔軟な樹脂とアルミの組み合わせにより、ぶつかっても怪我をしにくく、安全性と耐久性を両立しています。ブラックとグレーの2色展開で、モダンな玄関にもなじみやすいデザインです。省スペースで使えるため、玄関周りをすっきり整理できます。
KAWAJUN エントランス傘掛け GP-064-T150
ポチップ
高級感のあるステンレス製の玄関用傘掛けです。グラスファイバー製のフレームがしっかりと傘をホールドし、強風時も安定して収納できます。シンプルなデザインで、玄関の雰囲気を損なわず、スタイリッシュな印象を演出します。
ステンレス素材はサビに強く、屋外での使用にも適しています。ワンサイズ仕様で設置が簡単なため、DIYが苦手な方でも手軽に取り付けが可能です。
ヤマソロ エントランスフック Credi（クレディ）
ポチップ
「つなぐ」「かける」「つるす」の3つの使い方ができる多機能エントランスフックです。傘掛けやリードフックとしてだけでなく、買い物袋や鍵の一時置きにも活用できます。
シンプルなデザインで、取り付け部分が目立たず、玄関の美観を損ないません。7色のカラーバリエーションがあり、住宅の外観に合わせて選べます。限られたスペースでもスッキリ収納でき、玄関の整理整頓に役立ちます。
壁掛けフック 耐荷重10kg ステンレス製
ポチップ
304ステンレス製の頑丈な壁掛けフックで、傘やバッグ、コートなどをしっかり収納できます。最大耐荷重10kgの強力設計で、屋外・室内問わず幅広く活躍します。
防水・防錆加工が施されており、玄関やバスルーム、キッチンなど湿気の多い場所でも使用可能です。モダンなデザインがインテリアにもなじみ、スタイリッシュな玄関空間を演出します。取り付けが簡単で、DIY初心者でも手軽に設置できます。
杉田エース ACV傘掛け-II ステンカラー
ポチップ
コンパクトながら長傘3本と折りたたみ傘2本を掛けられる、実用性の高い傘掛けです。シンプルなステンカラー仕上げで、玄関の外観になじみやすく、スタイリッシュな印象を与えます。
設置が簡単なため、DIYが苦手な方でもスムーズに取り付けられます。玄関ポーチの収納力をアップさせ、雨の日でも傘をスッキリ整理できます。丈夫な素材を使用しており、長期間安心して使用できるのも魅力です。
アイワ金属 傘掛けハンドル 200mm シルバー
ポチップ
軽量で丈夫なアルミ製の傘掛けハンドルです。シンプルなデザインながら、傘を4本収納でき、玄関の省スペース収納に最適です。耐荷重2kgの設計で、傘を掛ける際の取りやすさにも配慮されています。
取り付けが簡単で、DIY初心者でも手軽に設置可能です。コンパクトながら実用性が高く、玄関だけでなくガレージや屋外のちょっとした収納にも活用できます。手軽な価格で導入でき、コストパフォーマンスにも優れています。
これは付けて良かった！
— ヒロ@ヤマト住建 (@0410h_i_r_o) February 6, 2024
傘以外にもちょっとした物ならかけれるし便利🙆♂️#vik #エントランスフック pic.twitter.com/SCPOGzQhig
帰宅時に濡れた傘や手荷物を一時掛けできる、玄関で手が塞がっているときに便利なエントランスフック。
— !DESIGN (@i_______DESIGN) November 12, 2024
vik(ヴィク) | 森田アルミ工業 | 1672 pic.twitter.com/c9n7rCAOhg
玄関の外壁に傘掛けを設置するメリット
玄関がすっきり片付く
玄関に傘を置くスペースがないと、どうしても雑然とした印象になりがちです。
特に、家族の人数が多い家庭では、人数分の傘が増えてしまい、収納場所に困ることも少なくありません。床に直接傘を置いたり、玄関の隅に立てかけたりすると、見た目が乱雑になるだけでなく、来客時の印象も悪くなります。
玄関の外壁に傘掛けを設置することで、傘の定位置を作ることができ、すっきりとした空間を維持できます。また、傘が倒れる心配もなくなり、玄関の動線を妨げることもありません。
スペースを有効活用できる
玄関のスペースには限りがあり、傘立てを置くと圧迫感が出てしまうことがあります。特に、玄関が狭い場合は、傘立てを置くことで動線が妨げられ、靴の脱ぎ履きがしにくくなることもあります。
外壁に傘掛けを設置すれば、床のスペースを占有せず、スッキリと収納できます。これにより、靴やベビーカーなど、他の荷物を置くスペースを確保することができ、玄関を広々と使うことが可能になります。また、傘を壁に沿って収納することで、玄関全体の印象も整いやすくなります。
さらに、傘掛けの配置を工夫すれば、デッドスペースを有効に活用することもできます。例えば、玄関ドアの横や、軒下の一角など、普段あまり使わないスペースに設置すれば、機能的で見た目にも美しい玄関空間を作ることができます。
壁掛けタイプなら掃除がしやすい
床に置く傘立ては、水滴が溜まりやすく、定期的に掃除しないとカビやヌメリが発生しやすくなります。また、ホコリや泥が溜まると、見た目にも不衛生な印象になりがちです。
一方で、壁掛けタイプの傘掛けなら、床に直接触れないため、掃除の手間を大幅に減らすことができます。水滴が地面に落ちても、床に水が溜まりにくく、風通しの良い場所なら自然に乾燥しやすくなります。
さらに、床がスッキリすることで、玄関の掃除自体も楽になります。ホウキや掃除機をかける際に傘立てを動かす必要がなく、スムーズに掃除ができるため、忙しい日々の中でも手軽に清潔な玄関を保つことができます。
玄関の外壁に傘掛けを設置するデメリット
強風時に傘が飛ばされる可能性がある
玄関の外壁に傘掛けを設置すると、強風の日に傘が飛ばされるリスクが高まります。
特に、風が吹き抜ける場所に取り付けた場合、傘が煽られて落ちたり、飛ばされたりすることがあります。これにより、近隣の敷地に飛んでしまったり、通行人に当たる危険も考えられます。
この問題を防ぐためには、設置場所を工夫すると安全性が高まります。例えば、建物の陰になっている場所や、軒下など風の影響を受けにくい位置に取り付けることで、傘の飛散を防ぎやすくなります。天候が悪い日は、可能な限り折りたたみ傘を使用し、室内に収納するのも一つの方法です。
壁に穴を開けるタイプは賃貸では設置しにくい
賃貸住宅では、壁に穴を開けることが禁止されている場合が多いため、ネジやビスを使って固定するタイプの傘掛けは設置しにくいです。万が一、壁に穴を開けてしまうと、退去時の原状回復費用が発生する可能性があります。
この問題を解決するためには、賃貸でも使える取り付け方法を選ぶことが大切です。
例えば、スチール製の玄関ドアに取り付けられるマグネットタイプは、手軽に設置でき、不要になった際もすぐに取り外せるため便利です。
また、ドアやフェンスに引っ掛けるタイプの傘掛けも選択肢の一つです。このタイプなら、工具を使わずに設置でき、賃貸住宅でも気軽に導入できます。取り付け位置に悩む場合は、玄関のレイアウトに合わせて、使いやすい場所を試しながら決めるのがおすすめです。
玄関の外壁に取り付ける傘掛けの選び方
設置方法（壁に穴を開けるタイプ or 開けないタイプ）
傘掛けを設置する際に重要なのが、壁に穴を開けるタイプかどうかです。取り付け方法によって安定感や使いやすさが変わるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
壁に穴を開けるタイプは、ネジやアンカーを使用してしっかり固定するため、安定感があり、強風でも落ちにくいメリットがあります。また、耐荷重が大きく、複数本の傘を収納できるため、家族全員分を掛けたい場合に適しています。
しかし、賃貸住宅では壁に穴を開けることが制限されていることが多く、退去時の原状回復が必要になる可能性があるため、設置が難しいケースもあります。
一方で、穴を開けずに設置できるタイプもあり、最近ではこのような製品が増えています。マグネット式は金属製の玄関ドアに取り付けることができ、着脱が簡単で賃貸住宅でも安心して使えます。吸盤式はタイルやガラスなどの平らな面に設置しやすい点が特徴です。
住まいの条件や傘の収納量に合わせて、最適な設置方法を選ぶことが重要です。
素材（ステンレス、アルミ、プラスチックなどの耐久性）
傘掛けの素材によって、耐久性やメンテナンスのしやすさが変わるため、屋外で使用する場合には特に注意が必要です。
ステンレス製は、サビに強く耐久性が高いため、雨風にさらされても長持ちしやすいのが特徴です。屋外で長期間使用するのに適しており、頻繁なメンテナンスをしなくても劣化しにくいメリットがあります。ただし、他の素材に比べて価格が高めな傾向があります。
アルミ製は軽量で扱いやすく、デザイン性の高い製品が多いのが魅力です。ステンレスと同様に錆びにくい性質を持っており、屋外でも比較的長く使用できます。ただし、ステンレスに比べると強度がやや低いため、重量のある傘を掛ける場合は耐荷重を確認することが大切です。
プラスチック製は価格が安く、軽量で取り付けが簡単なため、手軽に導入しやすい素材です。しかし、紫外線や雨による劣化が早く、割れや変形が発生しやすい点には注意が必要です。屋外で使用する場合は、耐候性の高い製品を選ぶことが大切です。
設置場所の環境や使用頻度を考慮し、耐久性に優れた素材を選ぶことで、より快適に使うことができます。
防サビ・防水加工の有無
屋外に設置する傘掛けは、雨や湿気にさらされるため、防サビ・防水加工が施されているかどうかが重要です。特に金属製の傘掛けはサビが発生しやすいため、長期間使用するためには加工の有無をしっかり確認する必要があります。
防サビ対策には、ステンレス素材を使用する方法と、防錆塗装を施す方法があります。ステンレスはもともと錆びにくい特性を持っているため、屋外での使用に適しています。
一方、防錆塗装が施されたスチール製の傘掛けもありますが、塗装が剥がれるとサビが発生しやすくなるため、定期的なメンテナンスが必要です。
収納本数（家族の人数や来客を考慮）
傘掛けの収納本数は、家族の人数や来客の頻度を考慮して選ぶことが大切です。収納できる本数が足りないと、傘が収まりきらず玄関が散らかる原因になります。
家族が多い場合は、複数本収納できるタイプを選ぶと便利です。五本から六本程度掛けられるタイプなら、家族全員の傘をすっきり収納できます。来客が多い家庭では、予備のスペースがあると急な雨の日にも対応しやすくなります。
一人暮らしや使用頻度が少ない場合は、コンパクトなデザインの傘掛けを選ぶことで、省スペースでも無駄なく収納できます。どのくらいの本数を収納するかを事前に把握し、最適なサイズを選ぶことで、使い勝手の良い玄関を維持しやすくなります。
取り付け位置（動線の邪魔にならないか）
傘掛けを設置する際は、玄関の動線を考慮することが大切です。
適切な位置に設置しないと、出入りがしにくくなったり、傘が邪魔になって使い勝手が悪くなることがあります。
玄関ドアの開閉時に干渉しない場所を選ぶことが重要です。ドアのすぐ横ではなく、少し離れた位置に設置することでスムーズに傘を掛けられます。また、風の影響を受けにくい場所を選ぶことで、強風による傘の飛散を防ぐことができます。
設置する前に実際の動線を確認し、使いやすい位置を決めることで、ストレスなく利用できます。
デザイン（玄関の外観とマッチするか）
傘掛けは実用性だけでなく、玄関の外観にも影響を与えるため、デザイン選びも重要です。
シンプルなデザインなら、どんな玄関にもなじみやすく、すっきりとした印象を与えます。
モダンなデザインやカラーバリエーションが豊富なものを選べば、玄関の雰囲気をよりおしゃれに演出できます。外観とのバランスを考えながら、実用性とデザイン性を兼ね備えた傘掛けを選ぶことで、快適な玄関空間を作ることができます。
まとめ：玄関の外壁に取り付けできるおすすめの傘掛け6選
玄関の外壁に設置する傘掛けは、見た目の整理整頓だけでなく、実用面でも多くのメリットがあります。
濡れた傘の置き場に困ることがなくなり、玄関まわりが清潔に保たれることで、日々の暮らしがより快適になるでしょう。
とはいえ、設置場所や住まいの形態によっては、風への対策や取り付け方法の工夫が必要になる場面もあります。
この記事でご紹介したポイントを参考にしながら、ご自身の生活スタイルや玄関の環境に合った傘掛けを選んでみてください。