自立式のプロジェクタースクリーンは、設置のしやすさや持ち運びの手軽さから、家庭用はもちろん、ビジネスやイベントなど幅広いシーンで人気を集めています。
この記事では、自立式プロジェクタースクリーンのメリットや選び方、注意点を整理したうえで、使いやすさと機能性のバランスに優れたおすすめのモデルをご紹介します。
日常使いから特別なシーンまで、目的に合わせて最適な1台を選ぶ際の参考になれば幸いです。
この記事でわかること
- 自立式プロジェクタースクリーンのメリットとデメリット
- 使用時の注意点
- 購入時に重視すべきポイント
- 自立式で使いやすいおすすめ商品の紹介
Contents
- 1 「自立式プロジェクタースクリーン」おすすめ10選
- 1.1 イーサプライ EEX-PSY2-100HDV 自立式スクリーン 100インチ
- 1.2 150インチ 自立式三脚スクリーン(4K/3D対応)
- 1.3 YOWHICK 工型スタンド付き 自立式スクリーン 100インチ
- 1.4 TOP・STAR PJS-100-169 自立式マットスクリーン 100インチ
- 1.5 PropVue 60インチ 三脚スタンド付きスクリーン
- 1.6 ALR 自立式スクリーン 80インチ(高コントラスト)
- 1.7 改良新版 4K対応 自立式スクリーン 70型
- 1.8 excelimage 50インチ ミニポータブルスクリーン
- 1.9 引き上げ式 自立型スクリーン 60インチ(4K対応)
- 1.10 HOIN 自立型スクリーン 80インチ(4K・3D対応)
- 2 「自立式プロジェクタースクリーン」のメリット
- 3 「自立式プロジェクタースクリーン」のデメリット
- 4 「自立式プロジェクタースクリーン」の選び方
- 5 「自立式プロジェクタースクリーン」の使用のポイント
「自立式プロジェクタースクリーン」おすすめ10選
まずここでは、扱いやすさと性能のバランスが取れたおすすめの自立式スクリーンを厳選してピックアップしました。
収納性や使い勝手にも注目しながら、納得できる1台を見つける参考にしてください。
- イーサプライ EEX-PSY2-100HDV 自立式スクリーン 100インチ
- 150インチ 自立式三脚スクリーン(4K/3D対応)
- YOWHICK 工型スタンド付き 自立式スクリーン 100インチ
- TOP・STAR PJS-100-169 自立式マットスクリーン 100インチ
- PropVue 60インチ 三脚スタンド付きスクリーン
- ALR 自立式スクリーン 80インチ(高コントラスト)
- 改良新版 4K対応 自立式スクリーン 70型
- excelimage 50インチ ミニポータブルスクリーン
- 引き上げ式 自立型スクリーン 60インチ(4K対応)
- HOIN 自立型スクリーン 80インチ(4K・3D対応)
イーサプライ EEX-PSY2-100HDV 自立式スクリーン 100インチ

自立式で簡単に設置できる100インチの大型スクリーンです。4KやフルHDに対応しており、ホームシアターに最適です。パンタグラフ式で設置は約20秒。
使わない時は専用ケースに収納でき、省スペースで保管できます。高さ調整もできるため、視聴環境に柔軟に対応できます。
150インチ 自立式三脚スクリーン(4K/3D対応)

100~150インチまで選べる大型スクリーンで、4K・3D映像にも対応しています。三脚スタンド付きで設置も簡単、折りたたんで持ち運びも可能です。
視野角170°と高画質素材により、複数人での視聴も快適です。屋外使用にも対応しており、安定性キットが付属しています。
YOWHICK 工型スタンド付き 自立式スクリーン 100インチ

屋内外どちらにも対応する100インチのスクリーンです。防しわ加工された高密度素材により、クリアな映像を再現します。
スタンド付きで安定性が高く、160°の広視野角で複数人でも快適に視聴できます。リア投影にも対応しており、用途の幅が広いのも特徴です。
TOP・STAR PJS-100-169 自立式マットスクリーン 100インチ

会議や映画鑑賞にぴったりな100インチのマットスクリーンです。エアーシリンダーでスムーズに引き上げでき、好みの高さに調整可能です。
アルミ製ケースで収納時もスクリーンをしっかり保護できます。床置き設置なので工事不要で、家庭でも手軽に使えます。
PropVue 60インチ 三脚スタンド付きスクリーン

高級マット素材を採用し、しわになりにくく、美しい映像を投影できます。60インチながらしっかりとした三脚スタンドで安定感もあり、屋内外の使用に対応しています。
収納バッグ付きで持ち運びも簡単。3ステップの簡単設置で、プレゼンや映画鑑賞がすぐに始められます。
ALR 自立式スクリーン 80インチ(高コントラスト)

ALR素材により、明るい環境でもくっきり映像を再現できる80インチモデルです。三脚式で設置も簡単、2WAY設置モードで高さ調整も自由です。
軽量設計でキャリングバッグも付属し、持ち運びや収納にも便利です。屋内外問わず、多用途に対応できます。
改良新版 4K対応 自立式スクリーン 70型

グラスファイバー+PVC構造で反射率が高く、明るく鮮明な映像を楽しめます。160°の広視野角と軽量設計で、家族や友人との映画鑑賞にもぴったりです。
設置も簡単で、屋内外問わず活用できる万能な自立式スクリーンです。耐久性にも優れ、長く使えます。
excelimage 50インチ ミニポータブルスクリーン

コンパクトで軽量な50インチスクリーンは、限られたスペースでも快適に使えます。HD対応の高利得素材を採用しており、映像も鮮明です。
スタンド一体型で安定性があり、設置も収納も簡単です。持ち運び用ハンドル付きで、屋内外を問わず使用できます。
引き上げ式 自立型スクリーン 60インチ(4K対応)

60インチの自立式スクリーンは、わずか2分で設置可能な引き上げ式です。スタンドは角度や高さ調整に対応し、視聴環境に合わせて最適化できます。
アルミ製筐体は軽く、収納時もコンパクト。家庭用シアターからビジネス利用まで幅広く活用できます。
HOIN 自立型スクリーン 80インチ(4K・3D対応)

80インチの大画面で4K・3Dにも対応した高性能モデルです。軽量なアルミ製フレームと160°の広視野角で、どこからでも見やすい設計です。
折りたたみ可能な構造と収納バッグ付きで、持ち運びやすく屋外イベントにも適しています。丈夫で長持ちする仕様です。
プロジェクタースクリーンの自立式買って良かった!QOL爆上がった感ある。 pic.twitter.com/9LJJ2ZeGOM
— サイケデリネコ (@yt0csrz7eovnyZ) April 29, 2024
プロジェクターついに買っちゃった♥
— ぎんやん (@ggginyan) November 15, 2024
エプソンのEH-LS650Bと100インチと自立型100インチスクリーン…これは映画好きには刺さるでー! pic.twitter.com/bDLG0HWEPC
「自立式プロジェクタースクリーン」のメリット
設置が簡単で工具不要
自立式プロジェクタースクリーンの最大の魅力は、誰でもすぐに使える設置の簡単さです。
多くの製品は、スタンドとスクリーンが一体化した構造になっており、特別な工具やネジ、複雑な組み立て作業は一切必要ありません。
説明書を読まずとも直感的に扱えるように設計されているモデルも多く、時間のないときや、機械が苦手な人でも扱いやすいのが特徴です。
壁や天井に穴を開ける必要がない
自立式のスクリーンは、名前の通り“自立”する構造なので、設置するために壁や天井に穴を開ける必要がありません。
これは特に賃貸物件に住んでいる方にとって大きな利点で、現状回復の心配をすることなく導入できます。また、壁がコンクリートで穴を開けるのが難しい場合や、天井にフックを付けたくないという場合にも非常に便利です。
固定式に比べて場所を自由に変えられるので、部屋の模様替えや引っ越しにも柔軟に対応できる点もメリットです。
持ち運びがしやすく、屋内外で使える
自立式スクリーンの魅力は「可搬性」にもあります。多くのモデルが折りたたみ式で軽量に設計されており、持ち運びや収納が簡単に行えるようになっています。これにより、家庭内だけでなく、外出先でも自由に使うことが可能です。
例えば、キャンプ場で家族と映画を楽しみたい場合や、出張先でのプレゼンテーション、学校行事や地域イベントなど、屋外や異なる場所への持ち運びが必要なシーンで非常に重宝します。製品によってはキャリーバッグが付属していることもあり、肩にかけたり、車のトランクに簡単に積めたりと、移動時の負担も少ないです。
使用しないときはコンパクトに収納できる
自立式プロジェクタースクリーンは、使わないときに非常にコンパクトに収納できるのが特長です。
一般的なモデルは、スクリーンを巻き取り、スタンドを折りたたむ構造になっており、収納時のサイズは持ち運び用のケースに収まる程度に小さくなります。
このため、使わない期間はクローゼットの隙間や、家具の下、押し入れの一角に収めることができ、部屋のスペースを圧迫しません。部屋が狭い方や、使用頻度が低い方にとっても邪魔にならず、ストレスを感じることなく保管できます。
また、ケース付きの製品も多く、長期間の保管にも適しています。可動部分やスクリーンを保護する機能も備わっており、劣化や傷みを防ぎながら長く使うことができます。
イベントやプレゼンなど臨時設営に最適
イベントやプレゼンテーションといった、短期間での使用が前提となる場面でも、自立式スクリーンは非常に優れた選択肢です。
その理由は、設置が短時間で完了し、かつ使用後はすぐに片付けができる利便性にあります。特に企業の会議や商談、学校の発表会、屋外上映イベントなど、限られた時間での設営・撤収が求められるケースに適しています。
さらに、プロジェクターとセットで移動しやすいサイズ感と重量であることから、チーム単位での持ち運びやスタッフの少ない現場でも対応が可能です。映像や資料を使った説明が必要な場合でも、準備のハードルが低いため、導入のハードルも低くなります。
「自立式プロジェクタースクリーン」のデメリット
壁掛け型より設置スペースを取る場合がある
自立式のプロジェクタースクリーンは、壁や天井に固定せず床に直接置くため、設置時にある程度のスペースを必要とします。
スクリーン本体だけでなく、支えるためのスタンドや脚部も広げる必要があるため、床面積をある程度確保しておく必要があります。特に、部屋の広さに余裕がない場合や、家具が多く配置されている空間では、設置場所に悩むこともあるでしょう。
つまり、自立式は設置の自由度や手軽さが魅力である反面、使用中の床面をある程度占有するという点では注意が必要です。小さな部屋やスペースに限りがある場所で使う場合は、事前にサイズを確認し、レイアウトを工夫することが大切です。
風のある屋外では倒れやすい
自立式プロジェクタースクリーンは屋内外問わず使える便利なアイテムですが、風が強い屋外では安定性に不安が残る場合があります。
スクリーン自体が大きな面積を持っており、風を受けやすい形状になっているため、突風や強風時には倒れたりバランスを崩したりする恐れがあります。
特に、軽量で持ち運びやすいタイプは、その分スタンド部分の重量や安定感が弱く、風に煽られるリスクが高くなります。平坦な地面での使用であっても、風が吹いた際にはスクリーンが揺れたり、視聴中に倒れてしまうこともあるため注意が必要です。
このような状況を防ぐには、重りを置いたり、付属の固定ロープやペグなどを活用して地面にしっかりと固定する工夫が必要です。
「自立式プロジェクタースクリーン」の選び方
使用場所に合わせたスクリーンサイズを選ぶ
スクリーンのサイズは、使う場所に合ったものを選ぶことがとても重要です。
広い会議室や屋外イベントなど、大人数での利用が想定される場面では、大きめのスクリーンが適しています。一方、家庭のリビングや小規模な教室など限られたスペースでは、100インチ以下のコンパクトなモデルでも十分な視認性を確保できます。
部屋の広さだけでなく、プロジェクターとの距離や天井の高さにも注意が必要です。スクリーンが大きすぎると、設置に苦労したり映像が見えにくくなったりすることもあります。使用環境に応じて、必要な画面サイズを把握しておくと、後悔のない選択ができます。
スクリーン素材の反射率(ゲイン値)を確認する
スクリーンの素材によって映像の明るさや見え方が変わることは意外と知られていません。
その中でも「ゲイン値」と呼ばれる反射率の数値が、映像の明るさに大きく関わっています。この数値が高いほど、プロジェクターの光をより強く反射し、明るい映像になります。
明るい部屋で使う場合は、ゲイン値が高いスクリーンが効果的です。一方で、暗い環境では標準的なゲインでも十分きれいに映るため、必要以上に高性能なものを選ぶ必要はありません。
素材によっては色の再現性やコントラストの出方にも違いが出るため、購入前に仕様を確認しておくと安心です。
組み立てや収納のしやすさをチェックする
スクリーンは使うたびに設置と収納を繰り返すため、操作のしやすさは非常に重要なポイントです。
特に自立式スクリーンは持ち運び前提で設計されていることが多いため、パーツの少なさやスムーズな展開・収納の構造が求められます。
設営が複雑だったり、収納に時間がかかったりする製品だと、頻繁に使ううちにストレスを感じる原因にもなります。実際、収納ケースのサイズや重さも、使い勝手に大きく影響する要素です。
あらかじめレビューや商品説明で、「ワンタッチで展開できる」「工具不要で組み立て可能」などの特徴をチェックしておけば、毎回の操作が手軽に済みます。
重量と持ち運びやすさを比較する
持ち運ぶ前提で使う自立式スクリーンは、その重さと収納時のサイズが選ぶ際のカギになります。
軽量であれば一人でも楽に運べますが、あまりに軽すぎると安定性が低くなるという側面もあります。使用頻度や設置場所を考慮し、自分にとって扱いやすいバランスのものを選ぶことが大切です。
また、キャリーバッグが付属しているモデルであれば、移動中に本体を傷めず持ち運べるため便利です。収納時に車に積み込むことが多い場合は、トランクへの収まりも確認しておくと良いでしょう。
扱いやすさは重量だけでなく、形状や取っ手の有無にも関係します。
安定性の高い脚部やスタンド形状を選ぶ
スクリーン本体の品質と同じくらい重要なのが、支えるためのスタンド部分の設計です。
スタンドがしっかりしていないと、スクリーンが傾いたり、設置中に倒れてしまったりと、安定した映像視聴に支障が出ることがあります。
特に屋外で使う場合や、大型のスクリーンを使用する場面では、脚部の広がり具合や材質の強度が信頼性を左右します。三脚型や台座型などスタンドの形状もさまざまで、安定性の高い構造を選ぶことで、トラブルを防ぐことができます。
加えて、床が多少傾いていても安定して設置できる工夫がある製品であれば、設置場所の自由度も上がります。
「自立式プロジェクタースクリーン」の使用のポイント
設置場所の床が平らで安定していることを確認する
自立式のプロジェクタースクリーンを安定して使用するには、まず設置する床の状態を確認することが基本です。
スクリーン本体は床に直接設置する構造のため、わずかな傾きや凹凸でもバランスを崩す原因になります。これにより、視聴中にスクリーンがぐらついたり、最悪の場合は倒れることもあります。
また、安定していない床では、スクリーンが正しい角度で立たず、映像が歪んで見えることがあります。設置前に、床が硬く、水平であるかをチェックしておけば安心です。
スクリーンにしわが出ないよう丁寧に展開する
スクリーンのしわやたるみは、映像の見え方に直接影響します。そのため、設置時にはスクリーンをゆっくり丁寧に展開することが重要です。
力任せに引き出してしまうと、スクリーンの素材に無理なテンションがかかり、表面が波打った状態で固定されてしまうことがあります。
また、収納時のクセが残っていると、展開した際にしわが取れにくくなってしまうこともあります。設置前に軽く伸ばすように広げたり、周囲の留め具やフレームでしっかり固定することで、平滑な表示面を保ちやすくなります。
丁寧に展開されたスクリーンは、プロジェクターの映像をよりくっきりと表示し、視聴体験を損なうことなく楽しめます。
プロジェクターとスクリーンの距離を適切に保つ
スクリーンに映し出す映像を美しく見せるためには、プロジェクターとの距離を適切に保つことが欠かせません。
距離が近すぎると映像が小さくなり、離れすぎると画質がぼやけたり、部屋の壁や照明の影響を受けやすくなります。
プロジェクターには推奨投影距離という目安があり、それに基づいてスクリーンとの距離を調整することで、最も鮮明でバランスの取れた映像が得られます。投影距離が明記されていない場合でも、おおよそのサイズに応じて配置を試しながら調整すると良いでしょう。
また、角度も重要です。プロジェクターが斜めから投影していると、映像が歪んで見えることがあります。スクリーンの正面に真っすぐプロジェクターを設置するよう心がけることで、視認性が大きく向上します。
使用後はスクリーンを清潔に保ち収納する
使用が終わった後は、スクリーンをそのまま収納するのではなく、軽く掃除をしてから片づけることが推奨されます。
スクリーンの表面は映像を映し出す大切な部分です。ホコリや手垢がついたまま放置すると、次回使用時に画質に影響するだけでなく、素材の劣化を早める原因にもなります。
乾いた柔らかい布で軽く拭くだけでも効果があります。汚れが目立つ場合は、専用のクリーナーや中性洗剤を使い、強くこすらず優しく拭き取るようにしましょう。
その後、スクリーンを折り目やしわがつかないよう丁寧に収納すれば、長く美しい状態を保つことができます。
屋外使用時は風対策として重りやロープを活用する
屋外でスクリーンを使用する場合、風への対策が非常に重要になります。
風は思っている以上にスクリーンを揺らしたり倒したりする力を持っています。安全に映像を楽しむためには、スクリーン本体の安定性をしっかり確保する必要があります。
具体的には、スタンドの脚部分に重りを置いたり、ロープを使って地面や周囲の構造物に固定するなどの対策が効果的です。スクリーンには固定用のペグやロープが付属している場合があるため、それらを活用するとより安心です。
風の強さは突然変わることもあるため、設置後もスクリーンの揺れ具合をこまめに確認し、危険を感じたら一時的に撤去するなど柔軟に対応することが大切です。
まとめ:「自立式プロジェクタースクリーン」おすすめ10選!格安タイプも
自立式タイプは、設置の手軽さや持ち運びやすさが魅力でありながら、選び方を間違えると安定性や使用感に差が出る製品でもあります。
そのため、用途や環境に合ったモデルをしっかり見極めることが重要です。
ぜひ、後悔のない選択で、快適な映像体験をお楽しみください。