
作り置きやスープ、漬物などをたっぷり保存したいときに活躍するのが、大きめサイズの丸型タッパーです。
角がないため取り出しやすく、液体もスムーズに注げるなど、日々の調理や保存において使いやすさが光るアイテムです。
この記事では、大容量の丸型タッパーを選ぶメリットや注意点を解説しながら、用途に応じて使いやすいおすすめ商品をご紹介します。
保存効率やお手入れのしやすさを重視して選んでいますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 大きな丸型タッパーのメリットとデメリット
- 用途に合わせた選び方のポイント
- 使用時の注意点や正しい使い方
- おすすめの丸型大きめタッパーの紹介
Contents
作り置きがはかどる!「大きい丸型タッパー」おすすめ6選
作り置きや汁物の保存、漬物づくりなど、さまざまな用途に活躍する「大きな丸型タッパー」。
とはいえ、容量・密閉性・使いやすさなど、商品によって特徴はさまざまです。
まずここでは、キッチンでの実用性や収納のしやすさに配慮しながら、特におすすめの丸型保存容器を厳選してご紹介します。
ティファール マスターシール フレッシュ ラウンド 1.1L

パッキンとフタが一体化した構造で、液漏れやにおい漏れを防ぎます。高い密閉性により食品の鮮度を長持ちさせられるため、スープや煮物の保存にも安心です。
冷凍や電子レンジ(※フタを外して)にも対応しており、忙しい日々の調理や作り置きにも役立ちます。
岩崎工業 ネオキーパー ラウンドポット L

湿気や乾燥から食材を守る機能があり、食品の種類に応じた保存が可能です。銀イオンによる抗菌仕様で清潔に保て、フタも柔らかくて開け閉めが簡単です。
サイズ違いでも積み重ねやすく、省スペースで冷蔵庫内の整理にも便利な多用途保存容器です。
トンボ 浅型漬物容器 4L

浅型設計で中身が見やすく、手が届きやすいためぬか漬けや味噌などの発酵食品の保存に適しています。
しっかり密閉できるフタ付きでにおい漏れも少なく、台所でも清潔に使えます。冷蔵庫にも収まりやすい形状で、日々のお手入れも簡単です。
リス 浅型ぬか漬け容器 4.4L

においが外に漏れにくく、自家製ぬか漬けを始めたい方にぴったりな容器です。浅型なのでかき混ぜやすく、ぬか床の管理がしやすいのが特長です。
シンプルな見た目と扱いやすさが両立されており、キッチンにすっきり収まるサイズ感も魅力です。
サンコー 密閉保存容器 丸型 6L

しっかり密閉できる構造で、湿気や乾燥から食材を守ります。丸型のコンパクト設計で場所を取らず、大容量ながらキッチンの省スペース化にも貢献します。
漬物作りはもちろん、粉類や乾物などのストック容器としても重宝する実用的な保存容器です。
ENTEC ハイパック 丸型 4.9L

透明な本体で中身が一目で確認できる便利な保存容器です。フタを外せば電子レンジ加熱や食洗機洗浄にも対応しており、調理から保存まで一貫して使えます。
丸型なので汁物にも向いており、作り置きや食材の一括保存にとても重宝します。
大きな丸型タッパーのメリットとは

大容量でまとめて保存できる
大きい丸型タッパーの最大の魅力は、なんといっても一度にたくさんの料理や食材を保存できる点です。まとめて調理しておきたいときや、余った料理を保存する際に容器が小さいと、何個にも分けて保存しなければならず手間が増えてしまいます。
このようなときに大容量の丸型タッパーを使えば、1つの容器で完結でき、冷蔵庫内の整理もスムーズになります。また、洗い物の数も減るため家事の負担を軽減できるというメリットもあります。
さらに、カレーやシチューといった汁気の多い料理は、ある程度の深さがある容器でないと保存が難しいことがありますが、丸型で大容量のものはそういった用途にも十分対応可能です。作り置き派の方や家族が多い家庭では、必需品と言っても過言ではありません。
丸型なので液体や汁物の保存に適している
タッパーを選ぶとき、汁物の保存に適しているかどうかは見落とされがちなポイントですが、実際には非常に重要です。丸型の保存容器は、液体の収まりがよく、スムーズに注げるため、スープや煮物などの保存に非常に適しています。
角ばった容器では、どうしても液体が角に溜まりやすく、注ぐときにうまく流れないことがあります。その点、丸型の容器なら中身がまんべんなく広がり、取り出すときにもストレスを感じにくいのが特長です。
食材が角に詰まらず取り出しやすい
タッパーを使っていて、「最後のひと口が取りにくい」「スプーンが容器の角に引っかかる」といった不満を感じたことはありませんか?それは、角のある形状によるものかもしれません。丸型の保存容器であれば、そういったストレスが大幅に軽減されます。
容器の内側に角がないことで、スプーンやヘラを使った際にもスムーズに動かすことができ、すみずみまで食材をきれいに取り出すことが可能です。特に、マッシュポテトやかぼちゃの煮物、ポテトサラダなど、容器に残りがちな料理ではその差を実感しやすいでしょう。
さらに、角がない分、洗うときにもスポンジがスムーズに届きやすく、お手入れのしやすさにもつながります。
漬物づくりに便利
自家製の漬物を始めるなら、丸型で大きめのタッパーが非常に使いやすいです。なぜなら、混ぜやすくて、食材が均等に漬かりやすいからです。
特にぬか漬けや浅漬けなど、かき混ぜる作業が必要な漬物では、角のない丸型の形状が活躍します。手やヘラを動かしやすく、底までしっかりかき混ぜることができます。また、野菜が重なりすぎず、全体が均等に漬かるので、ムラができにくいのも利点です。
容量は4〜8リットル程度あれば、きゅうり・なす・大根などの定番野菜もたっぷり仕込めます。臭い移りが気になる方は、密閉性の高いタイプや専用の漬物用タッパーを選ぶと安心です。
漬物づくりに適した丸型タッパーを使えば、日常的なおかずの準備がぐっと楽になり、保存状態も良くなります。
大きな丸形タッパーのデメリットに注意
中身が少ないときに場所を無駄に使う
タッパー丸型大きいサイズは便利ですが、入れる量が少ないときにはスペースを無駄にしやすいというデメリットがあります。特に、冷蔵庫内に複数の容器を収納したいときに、この点が問題になることがあります。
内容量が少ない場合でも容器の体積は変わらないため、無駄な空間が生まれます。これにより、冷蔵庫内のほかの食品やタッパーの配置に支障が出ることも考えられます。
このような状況を避けるには、使う量に合わせてサイズを使い分ける工夫が必要です。
丸型は一部の冷蔵庫・冷凍庫にフィットしにくい
丸型のタッパーは形状上、スペース効率の面で不利になることがあります。特に、角のある冷蔵庫や冷凍庫の内部では、隙間にぴったり収まらず、無駄な空間ができやすい傾向があります。
四角い容器であれば棚や隅に沿って並べやすく、スペースを最大限に活用しやすい一方、丸型はどうしても「空き」が生まれやすくなります。また、棚の高さや奥行きによっては、丸型容器がうまく収まらないこともあります。
この問題を避けるためには、あらかじめ冷蔵庫内のサイズや形状を把握しておくことが重要です。収納予定の場所に収まるかどうかを確認してから容器を選ぶと、後悔しにくくなります。
失敗しない大きな丸形タッパーの選び方

容量は1〜2リットル以上を目安にする
タッパー丸型大きいサイズを選ぶときは、1〜2リットル以上の容量を基準にするのが実用的です。少なすぎると作り置きや汁物の保存に不便で、大きすぎると冷蔵庫内の場所を取りすぎる可能性があります。
1リットル以上あれば、カレーやスープなども十分保存でき、2リットルであれば4人家族分の作り置きに対応できます。このサイズ感は日常的に使いやすく、収納スペースとのバランスも取りやすいのが特徴です。
容量が不十分だと、結局複数の容器を使うことになり、かえって手間が増えることもあります。保存したい量に合わせて、最適な容量を見極めて選びましょう。
密閉性・防漏性が高いものを選ぶ
保存容器を選ぶうえで、密閉性と防漏性の高さは欠かせない要素です。フタがしっかり閉まらなければ、汁物はこぼれやすく、においが漏れてしまうこともあります。
密閉性が高い容器であれば、食品の鮮度をより長く保てます。特にスープや煮物など、水分を多く含む料理では防漏構造がしっかりしているかが重要です。
ゴムパッキン一体型やロック機能付きのタイプであれば、持ち運び中の不安も軽減されます。家の中だけでなく、お弁当代わりに使いたい場合にも信頼できる仕様です。
洗いやすい形状・素材かチェックする
どんなに便利なタッパーでも、洗いにくい形状では使い続けるうちにストレスがたまってしまいます。洗いやすさは、衛生面や使い勝手に直結する大切な要素です。
角が多かったり凹凸のあるデザインは、食材の汚れが残りやすく、しっかり洗うには手間がかかります。一方で、丸型でフラットな内部構造のものは、スポンジがスムーズに当たりやすく、短時間で清潔に保てます。
また、油汚れが落ちやすいポリプロピレンや耐熱ガラスなど、素材選びにも気を配るとさらに快適に使えます。
持ち運び用なら軽量タイプを選ぶ
外出先に持っていく用途がある場合は、軽量タイプの丸型タッパーを選ぶことで持ち運びの負担を減らすことができます。重たい容器では、持ち歩く際に手やカバンへの負荷が大きくなりがちです。
軽くても強度のある素材で作られたタッパーであれば、移動中の衝撃にも耐えやすく、中身がこぼれる心配も少なくなります。特にロック機能付きやパッキン付きであれば安心して使えます。
また、中身の量が多くなるほど容器自体の重さも気になるため、あらかじめ軽量設計のものを選ぶことで全体的な扱いやすさが向上します。
大きな丸形タッパーの使用ポイント

詰めすぎず、余裕を持って保存する
タッパーに食材を入れるときは、できるだけ容器いっぱいに詰め込みたくなるものです。しかし、ぎゅうぎゅうに詰めすぎると、中身の劣化を早めたり、フタがうまく閉まらなくなったりする原因になります。
余裕を持って保存することで、食材同士の圧迫を防ぎ、風味や食感を保ちやすくなります。また、冷蔵庫や冷凍庫で冷やす際の温度のムラも減らせるため、安全に保存するうえでも大切なポイントです。
さらに、フタを無理に閉める必要がなくなり、容器本体やパッキンの傷みを防ぐことにもつながります。こうしたちょっとした工夫が、保存状態をより良く保つことにつながります。
熱い料理は冷ましてから入れる
できたての料理をすぐに保存したくなる場面は多くありますが、タッパーに入れる前にはしっかり冷ますことが大切です。熱いままフタをしてしまうと、容器内に蒸気がこもり、雑菌の繁殖やにおいの原因になります。
また、高温のまま入れると、容器の変形やフタの密閉不良にもつながる恐れがあります。特にプラスチック製のタッパーは、耐熱温度を超えることで劣化する可能性もあるため注意が必要です。
冷ますときは、平らな皿に一度移して広げると早く温度が下がります。このひと手間で、保存容器の寿命も中身の安全性も守ることができます。
フタをしっかり閉めて横漏れを防ぐ
保存容器を使用するうえで、フタの閉め方は非常に重要です。しっかり閉めたつもりでも、少しのズレや浮きで液体が漏れてしまうことがあります。特に持ち運ぶ際や冷蔵庫の中で容器が傾いたときに、横漏れのトラブルが起こりがちです。
フタを閉めるときは、全体を均一に押さえながらカチッと音がするまで確認しましょう。また、ゴムパッキン付きのタイプであれば、隙間ができていないかも合わせてチェックしておくと安心です。
これを意識するだけで、食材の風味や汁気をしっかりと閉じ込め、冷蔵庫の中を汚すことも防げます。
使用後はすぐに洗浄してニオイ移り防止
使い終わったタッパーをそのまま放置してしまうと、食材のニオイや色が容器に移ってしまうことがあります。特にカレーやキムチなど、香りや油分の強い料理を保存した場合は注意が必要です。
早めに洗うことで、ニオイや汚れが定着する前に落としやすくなります。時間が経つと洗剤では落ちにくくなり、繰り返し使うたびに不快感が増してしまいます。
洗浄の際は、ぬるま湯と中性洗剤を使い、フタやパッキンの溝も丁寧に洗うよう心がけましょう。毎回しっかり洗うことで、衛生的な状態を保ちやすくなります。
使わないときはフタを外して重ねて収納
タッパーは複数持っていると、収納スペースを圧迫しがちです。収納効率を上げたい場合は、フタを外して本体同士を重ねることで省スペース化が図れます。
フタをつけたままだと、高さがかさばって棚や引き出しに入りきらないこともあります。逆に、フタを取り外せばスタックできるため、狭い場所でもまとめて収納しやすくなります。
なお、フタと本体を別々に収納するときは、セットごとにゴムでまとめておくと見つけやすくなり、使いたいときにすぐ取り出せます。これにより、日々の使用効率がさらにアップします。
まとめ:作り置きがはかどる!大きい丸型タッパーおすすめ6選
丸型で大きめのタッパーは、作り置きや漬物、汁物の保存など、さまざまなシーンで頼りになる存在です。
容器選びにおいては、見た目だけでなく、容量・密閉性・扱いやすさといった機能面も大切な判断材料となります。
暮らしに合った一品と出会うことで、キッチンの整理や毎日の食事づくりがより快適なものになりますように。