
丸型の鳥かごは、インテリアとして映えるだけでなく、どの角度からも愛鳥の様子を観察できるため、飼い主にとっても使いやすい点が特徴です。
しかし、丸型特有のデメリットや選び方のポイントを押さえないと、鳥がストレスを感じてしまうこともあります。
今回は、快適に過ごせるおすすめの丸型鳥かごを厳選してご紹介します。
愛鳥との心地よい暮らしを叶えるための選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 丸型鳥かごのメリットとデメリット
- 鳥が快適に過ごせるレイアウトや使い方
- 失敗しない選び方
- おすすめの丸型鳥かご
「丸型の鳥かご」おしゃれでインテリア映えするおすすめ10選
まずここでは、快適に過ごせる人気の丸型の鳥かごを厳選してご紹介します。
お手入れのしやすさやインテリア性を考慮し、愛鳥にも飼い主にも嬉しいアイテムを集めました。鳥の種類や飼育環境に合ったケージ選びの参考にしてください。
RAKU バードケージ 丸型 ブラック

多機能で実用的なバードケージです。食事、休憩、遊び場が一体となっており、ブランコや止まり木、エサ入れも付属しているため、複数飼いでも快適に過ごせます。
大型サイズなのでカナリアやインコなど中型鳥もゆったりと飼育可能です。掃除しやすい引き出しトレーがあり、毎日のメンテナンスが簡単です。持ち運びに便利なハンドル付きで、部屋の模様替えや移動もスムーズです。
ファープラスト レジーナ アンティークブラス

イタリアferplast社製のアンティーク調鳥かごです。小型鳥に適しており、カナリアやインコが快適に過ごせるよう、止まり木やエサ入れ、ミラー付きのおもちゃがセットされています。
360度から鳥の様子を観察できるため、健康管理がしやすく、コミュニケーションも取りやすいです。前面に引き出しトレーがあり、掃除がスムーズに行えます。おしゃれなデザインがインテリアとしても映えます。
ファープラスト バリ ゴールド Bali Gold

クラシックで高級感のあるデザインが魅力のバードケージです。アンティークブラス仕上げで、室内インテリアとしても美しく、小型鳥向けに設計されています。
軽量で持ち運びがしやすく、設置場所を選ばず活用できます。掃除がしやすい引き出しトレーが付属しており、日々の清掃も簡単です。インドア飼育に最適なサイズ感で、初心者でも扱いやすい点が魅力です。
ミニマルランド バードパレス ロイヤル竹

天然素材を活かした竹製のバードケージです。ブランコや止まり木、エサ入れが一体となっており、飼育に必要なアイテムが揃ったオールインワンセットです。
引き出しトレーが付属しており、糞や餌の掃除が簡単で衛生管理がしやすいです。ナチュラルなデザインが部屋に溶け込み、インテリアとしても美しいです。小鳥がリラックスできる快適空間を提供します。
ホーエイ R440M-P ホワイト
エレガントなホワイトカラーが特徴の丸型バードケージです。インテリアに馴染みやすく、愛鳥との暮らしを上品に彩ります。吊り下げスタンドにも対応しているため、空中に設置しても安定感があります。
扉が大きく開くため、餌や水の交換がスムーズです。掃除がしやすい引き出しトレーが付属しており、清潔を保ちやすい点も魅力です。小型から中型の鳥におすすめです。
ステンレススチール ラウンドバードケージ

耐久性が高く、長期間使用できるステンレス製の丸型鳥かごです。汚れに強く、水洗いができるため、いつでも清潔を保てます。移動が簡単なフックが上部にあり、屋外で吊り下げて使用することも可能です。
中型から大型鳥まで対応しており、オウムやインコの飼育に適しています。丈夫な構造が安全性を高め、安心して使用できます。
バード丸形 スチール ハンドル付き

360度見渡せる丸型デザインで、愛鳥がストレスなく過ごせる環境を提供します。シンプルでどんなインテリアにも合わせやすく、部屋に溶け込むおしゃれな雰囲気が魅力です。
スチール製で安定感があり、鳥が動いてもケージが揺れにくい構造です。お掃除がしやすい引き出しトレーが付いているため、日々のケアが簡単です。持ち運び用ハンドルがあり、移動も手軽です。
Rhljgbs ステンレスバードケージ 丸型

耐久性抜群のステンレス素材を使用したバードケージです。広々とした空間が確保されており、小型から中型鳥まで快適に飼育できます。掃除がしやすい引き出しトレーが付いており、汚れをしっかりキャッチします。
持ち運び用のハンドルがあり、設置場所を移動する際も便利です。アウトドアで吊り下げて使用することも可能で、汎用性が高い製品です。
Aeon hum プラスチック バードケージ

軽量で扱いやすいプラスチック製の丸型ケージです。バックル式で簡単に組み立てができ、掃除時にはトレーを回すだけでケージ本体と分離できるため、衛生管理が楽に行えます。
滑り止め加工の止まり木が付いており、鳥がくちばしを使って安心して過ごせます。持ち運び用の取っ手も付いているため、移動が多い場合にも便利です。
zjdgweh 竹製 バードケージ 丸型

自然素材の竹を使った、伝統的な技術で仕上げられた鳥かごです。繊細な彫刻が施されており、職人の技が感じられるデザインが魅力です。通気性が良く、愛鳥が快適に過ごせる環境を提供します。
底部には引き出しトレーがあり、掃除がしやすい構造です。持ち運びが簡単で、屋内外問わず使いやすいケージとしておすすめです。
丸形の鳥かごにした
— 申山ひさ (@DriedStarTea) August 30, 2018
嬉しさを感じる pic.twitter.com/FGMBQiM8CQ
我が家の時短パート2
— すみえ:@ペーパーバック制作代行 Ulysses出版 (@sumie1518) July 30, 2024
うちには白文鳥ブンちゃん達がいます
水遊びも大好きなのでお風呂を購入🛀
エサも水も散らけホーダイの2羽のせいで
毎日の床掃除がルーティン🧹
お気に入りの丸型鳥かごの外観が
崩れるのがイヤでガマンしてたけど…
掃除の回数を減らすためついにアレを装着
週1になりました😆 pic.twitter.com/BLgBIVfo4g
丸型の鳥かごのメリット

おしゃれでインテリア性が高い
丸型鳥かごは、見た目の美しさが際立つデザインが特徴です。従来の四角いケージとは異なり、曲線が生み出す柔らかさがあり、部屋の雰囲気をおしゃれに演出します。特に、アンティーク調やモダンデザインの丸型ケージは、ペット用品というよりインテリア雑貨のような印象を与えます。
丸型のフォルムは、リビングや寝室、玄関先など、どんな場所に置いても違和感がありません。吊り下げタイプのものは、天井から吊るすことで空間に立体感を持たせる効果があり、観葉植物やアートフレームと合わせて飾ると、さらにスタイリッシュです。
視界が広く、どの角度からも鳥の様子が見やすい
丸型鳥かごの最大のメリットの一つは、360度どの方向からも中が見える点です。これにより、鳥がどこにいて何をしているのかが一目でわかり、観察がとても楽になります。四角いケージでは、角の部分が視界を遮るため、鳥が隅にいると見えにくいというデメリットがありますが、丸型にはそのような問題がありません。
例えば、リビングの中央やテーブルの上に置いた場合、どの位置に座っても愛鳥の姿を確認できます。これにより、家事をしながらでも愛鳥の様子を見守れるため、安心感が得られます。また、丸型ケージなら、家族全員が異なる角度から同時に観察でき、コミュニケーションの一環としても楽しめます。
柱の角がないため、鳥がぶつかってケガをしにくい
丸型鳥かごは、角張った部分がないため、鳥がケージ内を飛び回っても衝突のリスクが軽減されます。四角いケージでは、角に勢いよくぶつかってしまうことがあり、特に活発なインコやフィンチなどではケガの原因となることがあります。
鳥が驚いて飛び立った際に、角がないことで衝撃が分散されやすく、ケガをしにくい構造になっています。さらに、ケージ全体が丸みを帯びているため、ケージ内のどこにいても安全性が確保されやすい点が魅力です。
ケガを防止するためには、止まり木やおもちゃの配置も工夫するとより効果的です。丸型ケージなら、中央に止まり木を配置することで、鳥が円を描くように飛び回る動きが自然にでき、狭い空間でものびのびと過ごせます。
360度から採光しやすく、明るい空間を作れる
丸型鳥かごは、光が四方から均等に入りやすい構造になっているため、自然光を効果的に取り込めます。四角いケージでは、特に角の部分が陰になりやすく、鳥が暗がりに隠れてしまうことがありますが、丸型ではそのような心配が少ないです。
部屋の中央に配置することで、朝日や夕日など異なる方向からの光もまんべんなく取り入れることができ、鳥が常に明るい環境で過ごせます。これにより、日中の活動が活発になり、健康的な生活リズムをサポートします。
鳥が日光を適度に浴びることは、ビタミンDの生成を助け、羽毛の健康維持にもつながります。
吊り下げタイプも多く、省スペースで設置できる
丸型鳥かごには吊り下げタイプが豊富で、部屋の天井や専用スタンドに取り付けて使えます。これにより、床面を使わずに設置でき、狭い部屋でも圧迫感がありません。高さを有効活用できるため、限られたスペースでも工夫次第で快適な環境を整えられます。
特に、ワンルームやアパートなどでは床面を有効活用したいケースが多く、吊り下げタイプはその点で非常に便利です。さらに、吊るすことで鳥の目線が高くなり、飼い主が歩く動作に驚くことが少なく、安心して過ごせる環境が作れます。
丸型の鳥かごのデメリット
隅がないため鳥が落ち着きにくいことがある
丸型鳥かごには角や隅がないため、一部の鳥にとって落ち着きにくい環境になることがあります。特に、カナリアやフィンチなど、隅に身を寄せて休む習性がある鳥は、丸型ケージの中で不安を感じやすい傾向があります。
鳥は自然界では木陰や岩陰など、囲まれた場所で安全を確保することが多いため、開放感が強い丸型ケージに慣れるまで時間がかかることがあります。特に、新しい環境に敏感な個体や臆病な性格の鳥では、この傾向が顕著です。
このような場合には、ケージ内に布やカバーを部分的に掛けてあげたり、隅に相当する部分を作る工夫が有効です。例えば、ケージの一部に薄手の布をかけて視界を遮ることで、鳥が落ち着けるスペースを作れます。
一部において収納性や拡張性が劣る場合がある
丸型鳥かごは、その独特な形状から、収納や拡張が難しいケースがあります。特に、四角いケージのように積み重ねて保管することが難しく、複数のケージを使いたい場合には不便を感じるかもしれません。
また、丸型のため、内部に止まり木やおもちゃを設置する際に配置が偏りやすく、鳥が快適に過ごせる空間作りが少し難しい点もあります。四角いケージであれば、隅や壁を活用してアイテムを取り付けやすいですが、丸型では中心部に集まりがちになりがちです。
収納場所に困るときは、吊り下げタイプを選ぶことでスペースを有効活用できます。また、コンパクトに折りたためるモデルもあるため、収納性を重視する場合にはそのようなタイプを検討すると良いでしょう。
拡張性が気になる場合には、最初からやや大きめのケージを購入することが安心です。
丸型の鳥かごの選び方

鳥の種類と大きさに合ったサイズを選ぶ
丸型鳥かごを選ぶ際には、鳥の種類と大きさに合ったサイズを選ぶことが重要です。鳥が窮屈に感じると、ストレスや健康問題を引き起こす可能性があるため、ゆとりのある空間が必要です。
小型の鳥(セキセイインコや文鳥など)は、直径30~40cm程度のケージでも快適に過ごせますが、中型以上の鳥(オカメインコやコザクラインコなど)は、50cm以上の広さが求められます。さらに、大型のオウムやヨウムを飼育する際は、70cm以上の直径が理想です。
また、鳥の習性にも注目しましょう。よく飛び回る鳥には高さのあるケージが適しており、止まり木やおもちゃを配置しても動きやすい空間を確保する必要があります。
ケージ選びに迷った際は、メーカーやショップが推奨する鳥種を参考にするのも一つの方法です。大きめのケージを選ぶことで、成長後も安心して使用できるため、長期的な視点でサイズを検討しましょう。
お手入れしやすい構造かを確認する
丸型鳥かごを選ぶ際には、お手入れのしやすさも重要なポイントです。日常的に掃除が必要なため、構造がシンプルで清掃がしやすいかどうかを確認しましょう。
まず、底部に引き出し式のトレーが付いているかどうかがポイントです。このトレーがあることで、床面のフンやエサのカスを簡単に取り出して処理できます。また、トレーが取り外せないタイプだと、ケージごと洗わなければならず手間がかかります。
さらに、扉が広く開くタイプであれば、内部に手を入れやすく、隅々まで掃除がしやすいです。複数の扉があるタイプなら、エサ入れや水入れを取り外す際も便利です。網目の細かさにも注目し、汚れが溜まりにくいものを選ぶと良いでしょう。
材質(スチール・ステンレス・塗装など)をチェックする
丸型鳥かごには、スチールやステンレス、塗装仕上げなど、さまざまな材質があります。選ぶ際には、耐久性や掃除のしやすさを考慮することが大切です。
スチール製のケージは、価格が比較的安価でデザイン性が高い一方、錆びやすい点がデメリットです。屋外での使用や水分が多い場所では劣化しやすいので、室内専用として使うと良いでしょう。
ステンレス製のケージは錆びにくく、耐久性が高いため長く使えます。特に、湿気の多い場所や水浴びが好きな鳥に適しています。ただし、価格がやや高めなので、長期的な投資として考える必要があります。
塗装仕上げのケージは、色やデザインが豊富でインテリア性が高いですが、鳥がかじって塗装が剥がれると有害な成分を摂取するリスクがあります。塗装がしっかりしている製品を選ぶことが大切です。
耐久性、清掃のしやすさ、そして安全性を考慮し、鳥の生活スタイルや設置環境に合わせた材質を選びましょう。
鳥が安心して過ごせるレイアウトができるかを確認する
丸型鳥かごを選ぶ際には、鳥が快適に過ごせるレイアウトを作れるかも大切です。ケージ内を工夫して配置することで、鳥がストレスなく過ごせる空間を作れます。
まず、止まり木の配置が重要です。丸型ケージは中央に止まり木を設けやすいですが、バランスを考慮して高さや向きを工夫すると、鳥が自然に移動できるようになります。止まり木の素材や太さも、鳥種に合わせて選びましょう。
エサ入れや水入れの位置も工夫が必要です。鳥が動き回っても邪魔にならないよう、ケージの端や中段に配置すると便利です。また、ブランコやおもちゃを取り付ける際には、スペースを圧迫しないよう、高さを活用するのがおすすめです。
隠れられるスペースも確保すると、鳥が安心して休めます。例えば、布を一部に掛けて陰を作ることで、リラックスできる環境を提供できます。全体のバランスを見ながら、鳥が自由に動き回れるレイアウトを心がけましょう。
吊り下げ式か据え置き式か、設置場所に合わせて選ぶ
丸型鳥かごを購入する際には、吊り下げ式か据え置き式かを事前に検討することが重要です。それぞれにメリットとデメリットがあるため、設置場所に合わせて選びましょう。
吊り下げ式は、空間を有効活用できるため、床面が狭い場所に適しています。天井やスタンドに吊るすことで、部屋が広く感じられ、インテリアとしても映えます。また、高い位置に設置することで、鳥自身が安心感を持ちやすくなる場合もあります。ただし、吊り下げ場所が限られる点には注意が必要です。
一方、据え置き式は、安定感があり、ケージを移動させやすい点が魅力です。床に直接置くため、掃除がしやすく、餌や水の交換も簡単です。足元にキャスターが付いたタイプなら、掃除の際にも便利に移動できます。ただし、低い位置に置くと、通行人やペットの動きに鳥が驚くこともあります。
設置場所や使い勝手を考慮して、自宅環境に合ったタイプを選ぶことが、鳥にとっても飼い主にとっても快適な環境づくりにつながります。
丸型の鳥かごの使用ポイント

鳥が安心できるように布などで一部を覆う工夫をする
丸型鳥かごは開放感がある一方で、鳥によっては不安を感じることがあります。特に、環境の変化に敏感な種類や、初めてケージに入る鳥の場合、周囲が見えすぎて落ち着かないことがあります。
このような時には、布などを使ってケージの一部を覆う工夫が効果的です。ケージ全体を覆うのではなく、背面や片側だけを布で囲うことで、鳥が隠れられる安心スペースを作れます。これにより、外からの視線を減らし、ストレスを和らげることができます。
布を掛ける際は、通気性が良く、薄手の素材を選ぶことが大切です。空気の流れが悪くなると、鳥が呼吸しにくくなるため、全面を覆うのは避けましょう。また、布の色にも気を配り、暗めの色や自然に馴染む色を選ぶと、落ち着きやすくなります。
鳥が慣れてきたら、布を少しずつ減らして開放的にしていきましょう。安心感を与えつつ、徐々に環境に適応させることで、鳥がストレスなく過ごせるようになります。
餌や水の位置を固定し、鳥が混乱しないようにする
鳥は環境の変化に敏感で、餌や水の位置が頻繁に変わると混乱し、食欲が落ちることがあります。特に、丸型鳥かごは内部が広いため、配置が偏ると鳥が餌場を見つけられないことがあります。
まず、餌入れや水入れは、鳥が普段よくいる場所の近くに固定するのが理想です。止まり木のそばや、鳥が落ち着いて過ごせるエリアに設置すると、自然にアクセスしやすくなります。さらに、できるだけ同じ位置に置き続けることで、鳥が「ここに餌がある」と覚えやすくなります。
固定できるタイプの餌入れを選ぶと、鳥が動き回っても容器がずれにくく、餌がこぼれにくいメリットもあります。また、給水ボトルを使うと、水が清潔に保たれ、ケージ内が汚れにくくなります。
餌や水の位置が頻繁に変わると、鳥がストレスを感じたり、食事のタイミングを逃したりする可能性があります。できるだけ固定して使うことで、鳥が安心して食事をとれる環境を整えましょう。
止まり木やおもちゃの配置で活動スペースを作る
丸型鳥かごを快適に使うためには、止まり木やおもちゃの配置を工夫して、鳥が自由に動き回れる環境を作ることが大切です。特に、狭い空間であっても、工夫次第で活動スペースを確保できます。
まず、止まり木は異なる高さに配置するのがポイントです。高低差をつけることで、鳥が上下に移動しながら運動でき、ストレス発散につながります。また、ケージの中央だけでなく、周囲にもバランスよく設置すると、鳥が移動しやすくなります。
おもちゃは、一箇所に集中させるのではなく、ケージの四方に分散させると良いでしょう。ブランコや鈴など、鳥が好むアイテムを取り付けておくと、飽きずに遊べます。ただし、あまり多く配置するとスペースが狭くなるため、適度な数を選ぶことが大切です。
丸型ケージの特徴を活かし、中央部分には広めの空間を確保しておくと、鳥が飛びやすくなります。
定期的な掃除で衛生状態を保つ
鳥かごを衛生的に保つことは、鳥の健康を守るために欠かせません。丸型鳥かごも例外ではなく、定期的な掃除が必要です。放置すると、フンや餌カスが溜まり、悪臭や細菌の繁殖につながります。
まず、毎日行いたいのが、ケージ底部のトレー掃除です。引き出し式トレーが付いているタイプであれば、取り外して丸洗いできるため便利です。汚れがひどい場合は、中性洗剤でしっかり洗い、乾燥させてから戻しましょう。
次に、止まり木やおもちゃも定期的に拭き掃除を行います。鳥がくちばしで触れる部分は特に汚れが付きやすいため、専用クリーナーを使うと衛生的です。ケージ全体を月に一度は丸洗いし、消毒も忘れずに行いましょう。
掃除の頻度が低いと、ダニやカビが発生しやすくなり、鳥が病気にかかるリスクが高まります。清潔な環境を維持することで、鳥が快適に過ごせるだけでなく、健康トラブルを予防できます。
鳥の様子をよく観察し、ストレスがないか確認する
丸型鳥かごはデザイン性が高く、開放感もありますが、その一方で鳥がストレスを感じていないかを日々確認することが大切です。ストレスが溜まると、食欲不振や羽づくろいが過剰になるなど、健康に悪影響が出ることがあります。
まず、普段と違う動きや鳴き声がないかを観察しましょう。落ち着きがなく、ケージの中を頻繁に飛び回る場合や、逆にじっとして動かないときは、ストレスが溜まっている可能性があります。ケージ内での異常行動を見つけた際には、環境を見直すことが必要です。
特に、設置場所が人の出入りが激しいところや、強い光が直接当たる場所だと、鳥が落ち着きにくくなります。静かな場所に移すだけで、安心して過ごせる場合もあります。
また、餌や水の減りが極端に少ないときは、ストレスで食欲が低下している可能性があります。鳥が安心できるように、レイアウトを工夫したり、布で一部を覆ったりして、環境を調整してあげましょう。
日々の観察を欠かさず、愛鳥がリラックスして過ごせているかどうかを確認することで、健康トラブルを未然に防げます。
まとめ:おしゃれでインテリア映え!「丸型の鳥かご」おすすめ10選
丸型鳥かごは、そのデザイン性の高さや360度見渡せる開放感が魅力ですが、使い方や選び方を間違えると、鳥がストレスを感じてしまうこともあります。
愛鳥が快適に過ごせるよう、鳥の種類や生活スタイルに合わせたケージ選びが大切です。
今回ご紹介したメリットやデメリットを参考にしながら、おしゃれで機能的な丸型鳥かごを見つけてください。