
暑い季節を快適に過ごすために、羽根なし扇風機を取り入れるご家庭が増えています。
中でも「壁掛けタイプ」は、安全性や省スペース性に優れており、特にお子様やペットがいるご家庭に人気の高いアイテムです。
こちらの記事では、壁掛けできる羽根なし扇風機のメリット・デメリットを整理しながら、選び方のポイントや設置時の注意点までわかりやすく解説しています。
さらに、使い勝手や機能性を重視したおすすめモデルもあわせてご紹介します。
この記事でわかること
- 壁掛けできる羽根なし扇風機の主なメリットとデメリット
- 設置場所や高さなど、取り付け時のポイント
- 購入時に確認すべき選び方の基準
- 自分に合ったおすすめ商品
Contents
暑い季節も快適!壁掛け対応羽根なし扇風機おすすめ5選
羽根なし扇風機の中でも、壁掛け対応タイプは安全性と省スペースを両立できる優れた選択肢です。
まずここでは、デザイン性・機能性・使いやすさのバランスが取れたおすすめ商品を厳選してご紹介します。
日常使いで重視したいポイントも踏まえて解説していますので、購入前の比較検討にぜひお役立てください。
life_mart 壁掛け羽根なしDCサーキュレーター

DCモーターによる静音設計で、就寝中や在宅ワーク時にも快適に使える扇風機です。卓上・壁掛け・サーキュレーターの3WAY仕様で使い勝手がよく、設置場所を選びません。
上下130度の送風調整や90度の自動首振り、オフタイマー機能など、日常の使いやすさにもこだわっています。リモコン付きで離れた場所からの操作も可能です。
冷暖両用 羽根なしセラミックファンヒーター

羽根なし構造で安全性が高く、小さなお子さまやペットがいる家庭にも安心して使える冷暖房ファンです。冬は2秒速暖の温風で足元からしっかり暖め、夏は5段階の冷風で涼しく快適に。
空気清浄や換気モードも備え、オールシーズン活躍します。壁掛けや卓上など複数の設置方法に対応し、空間をすっきりと保てます。
ULTTY 羽根なし壁掛けサーキュレーター

高級感あるデザインで、リビングや寝室などどこに置いてもインテリアになじむ羽根なし扇風機です。上下180度、左右90度の自動首振りで、空間全体にムラなく風を届けます。
9段階の風量調整と温度センサーによる自動風量切り替え機能を搭載しており、夏の暑さ対策に最適。壁掛け・床置きの2WAYで使えて便利です。
eモンズ SQUAIR BLADE 壁掛け扇風機

モダンなデザインと静音性を両立した羽根なし壁掛け扇風機です。DCモーター搭載でパワフルな風を静かに届けるので、寝室や書斎でも快適に使えます。
壁掛けだけでなく卓上でも使用可能で、設置の自由度が高いのもポイント。タッチパネルとリモコンの両操作に対応し、最大8時間のオフタイマーも備えています。
小型羽根なしマルチ扇風機(ブラック)

コンパクトながら多機能な羽根なし扇風機で、上下180度、左右90度の送風範囲をカバーします。卓上・壁掛けどちらでも使用可能で、省スペースで設置できます。
リモコン操作やタイマー機能を搭載しており、寝室やオフィスでも快適に使えます。羽根がないのでお手入れが簡単で、安全性にも優れた使いやすい1台です。
部屋に、壁取り付け型羽なし扇風機がはいった。
— たいが (@taitai_poke) August 16, 2015
(`・∀・)ノイェ-イ! pic.twitter.com/0blhsI5YF9
壁掛け対応羽根なし扇風機のメリットとは

安全性が高い
羽根なし扇風機は、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使える設計になっています。
というのも、名前の通り「羽根がない」ことで、指を挟んだり髪の毛が巻き込まれたりといった事故のリスクを大幅に減らせるからです。
羽根が回るタイプの扇風機では、安全カバーがあっても完全に防げるとは言い切れません。
しかし羽根なしタイプは、構造上そうした危険がそもそも存在しないため、物理的な接触によるトラブルがほぼ起こりません。
このような特性から、子ども部屋やペットと暮らすリビングなどに設置されることが多くなっています。
安心感が欲しい家庭には、非常に相性の良い製品と言えるでしょう。
お手入れが簡単
羽根なし扇風機は、掃除の手間が少なくて済むのが大きな利点です。
なぜなら、従来の扇風機と違い、羽根やカバーを取り外して洗う必要がないからです。
羽根付き扇風機の場合、ホコリが羽根やガードに溜まりやすく、定期的に分解して洗浄しなければなりません。
これに対して羽根なしタイプは、風を送り出す部分がシンプルな構造なので、柔らかい布でサッと拭くだけでお手入れが完了します。
忙しい日常の中で、掃除が少しでも楽になるのは大きなメリットです。
デザイン性が高くインテリアになじむ
羽根なし扇風機は、機能性だけでなく見た目にも優れている製品が多く登場しています。
シンプルで近未来的なデザインが多く、生活感を出さずにお部屋に調和しやすいのが特徴です。
特に壁掛けタイプは、床に物を置かずに済むため、空間全体をスッキリと見せてくれます。
ホワイトやブラック、シルバー系など、モダンなカラーも多く、ナチュラル・北欧風・モノトーンインテリアとも相性が良いです。
見せる家電としても成立するため、インテリアにこだわりたい方にも人気があります。
ただの「扇風機」ではなく、空間に溶け込むスマートな家電として選ばれています。
音が静かで就寝中も快適
羽根なし扇風機は、運転音が静かなものが多く、夜間の使用に適しています。
DCモーターを採用したモデルが多く、低速運転時にはほとんど音が気になりません。
静かな環境を保ちたい就寝時や、集中したい作業時間にもぴったりです。
また、一般的な羽根の回転音がないため、風の音が柔らかく、耳障りになりにくいのも特長です。
騒音ストレスを軽減しつつ、快適に風を感じたい方にとっては大きなメリットとなります。
睡眠の質を高めたいと考える方には、特におすすめです。
スペースを有効活用できる
壁掛け型の羽根なし扇風機は、省スペース性に優れており、限られた空間でも活躍します。
床に置く必要がないため、部屋を広く使いたいときに便利です。
特にワンルームや寝室、子ども部屋などでは、家具や物が多くなりがちですが、壁に設置できることでその分の床スペースが自由になります。
動線を邪魔しないので、部屋の移動もスムーズに行えます。
また、壁掛けにすることで高い位置から風を送ることができ、部屋全体への風の広がりも良くなります。
このように、効率的に空間を使いたい方には理想的な選択肢です。
壁掛け対応羽根なし扇風機のデメリットと注意点
壁掛けの設置に手間や工事が必要な場合がある
羽根なし扇風機を壁掛けで使う場合、設置に時間や労力がかかることがあります。
その理由は、壁にしっかり固定するための下準備や工具が必要になるケースが多いためです。
たとえば、石膏ボードの壁では補強が必要だったり、電動ドリルで穴を開けなければいけないこともあります。
また、賃貸住宅では壁に穴を開けられないため、設置自体が難しくなることも考えられます。
このため、購入前には設置可能かどうかを確認することが大切です。
移動や位置の変更がしにくい
壁掛けタイプの羽根なし扇風機は、いったん設置すると気軽に場所を変えられないという特徴があります。
特にネジや金具でしっかり固定した場合、移動のたびに取り外しや再設置の手間が発生します。
これにより、季節やレイアウト変更に応じて柔軟に使いたい方にはやや不便に感じられるかもしれません。
一度取り付けた場所での使用が前提となるため、設置場所は慎重に決める必要があります。
前述の通り、設置前には風の届く範囲や使用シーンをしっかりイメージしておくことが重要です。
壁掛け対応羽根なし扇風機の選び方ガイド

設置予定の壁に対応しているか確認する
羽根なし扇風機を壁に取り付ける前に、その壁が設置に適しているかを確認することはとても重要です。
どれだけ性能の良い製品でも、取り付けができなければ意味がありません。
特に注意したいのは、石膏ボードなど強度が弱い壁です。重さに耐えられない可能性があり、安全に使えなくなるリスクがあります。
また、壁面にコンセントが近くにあるかどうかも使用時の快適さに関わるポイントです。
設置前に「壁の材質」「強度」「電源の位置」をチェックしておくことで、後のトラブルを防ぎやすくなります。
安心して使うためにも、下準備は欠かせません。
部屋の広さに合った風量があるか
羽根なし扇風機を選ぶ際は、使用する部屋の広さに応じた風量が出せるかを確認しておきましょう。
風が弱すぎると部屋全体に風が届かず、快適さを感じにくくなります。
反対に、広い部屋に対して風量が不足していると、エアコンとの併用でも空気がうまく循環しません。
製品によっては「適用畳数」が明記されていることもあるので、購入時の参考になります。
また、風量が強すぎると音が気になることもあるため、使用場所に合ったバランスが大切です。
最適な風量で効率よく送風できる機種を選ぶことで、日々の快適度が大きく変わります。
首振りや風量調節など機能が充実しているか
日常的に使う扇風機は、基本的な機能がしっかりしていることが大切です。
特に注目したいのが「首振り機能」や「風量調節」です。
首振りがあることで、同じ場所だけでなく部屋全体に風を届けやすくなります。
また、風量調節が細かくできると、涼しさの調整がしやすく、気温や体調に合わせた使い方が可能です。
このほかにも、オフタイマーや自動運転モードなどがあると、就寝中や外出時も便利に使えます。
快適さを求めるなら、こうした機能が充実しているかも確認ポイントになります。
リモコン操作に対応しているか
リモコンで操作できる扇風機は、使い勝手が格段に向上します。
離れた場所からでも簡単に操作できるため、特に壁掛けタイプとの相性が良いです。
ベッドやソファから動かずに風量やモードを切り替えられるのは、大きなメリットです。
操作方法が多様であることは、日常生活をより快適にしてくれます。
購入時には「リモコンの有無」もあわせてチェックしておくと安心です。
デザインやカラーが部屋に合っているか
羽根なし扇風機はインテリアの一部としても機能するため、デザインや色選びも大切なポイントです。
見た目が空間になじむことで、生活感を抑えつつ快適さを手に入れることができます。
シンプルな白や黒はどんな部屋にも合わせやすく、スタイリッシュな印象になります。
本体の形状も直線的なものや曲線を活かしたものなどさまざまあるので、部屋の雰囲気と調和するものを選びましょう。
空間になじむデザインを選ぶことで、長く愛用しやすくなります。
壁掛け対応羽根なし扇風機の設置と使い方のコツ

取り付け位置は人がよくいる場所を中心にする
羽根なし扇風機を壁に取り付ける際は、風がしっかり届くように、人が長く過ごす場所を中心に設置することが大切です。
涼しさを実感するには、直接風が当たる範囲にいる必要があります。
リビングであればソファ周辺、寝室ならベッドの足元や横など、使用頻度の高い場所を基準に考えると良いでしょう。
部屋の隅に取り付けても、風が届かなければ意味がありません。
心地よさを感じられる配置にすることで、無駄な電力消費も抑えられます。
使う場所をよく考えて取り付けるだけで、快適さが大きく変わってきます。
高すぎず低すぎない高さに設置する
壁掛けタイプの扇風機は、取り付ける高さも快適さに影響します。
高すぎると風が頭上ばかりに当たり、低すぎると部屋全体に風が行き渡りにくくなります。
人が座ったり立ったりする位置を基準に、風がちょうど届く中間の高さに設置するのが理想的です。
床から100〜150cm前後を目安にすると、リビングでも寝室でも効果的に風を送れます。
快適さだけでなく、見た目のバランスも整いやすくなります。
また、子どもの手の届かない位置にすることで、安全性も高まります。
エアコンとの併用を考慮して風向きを決める
羽根なし扇風機は、エアコンとの併用によって室温のムラを減らす役割も担います。
そのため、風の向きや角度をどう設定するかは非常に重要です。
冷房時は天井に向けて風を送ると、冷たい空気が部屋全体に広がりやすくなります。
暖房のときは床に向けて空気を循環させることで、足元まで暖かさを感じられます。
前述の通り、風向き次第で効率に差が出るため、エアコンの吹き出し口や人のいる位置とのバランスを意識して調整しましょう。
空気の流れを整えることで、冷暖房の効果もアップします。
壁の強度を確認し、必要なら補強をする
壁掛け型の扇風機を安全に使うには、取り付ける壁の強さを事前に確認することが不可欠です。
十分な強度がない壁に設置すると、落下や破損の原因になってしまいます。
特に石膏ボードは、見た目では強度が分かりにくく、重さに耐えられない場合があります。
不安がある場合は、補強板や専用の金具を使うことで安全に固定できます。
製品によっては取り付けに向かない壁の種類があるため、説明書をよく確認することも大切です。
安心して長く使うための基本的なチェックポイントといえます。
電源コンセントの位置も考慮する
扇風機を設置する際に見落としがちなのが、コンセントの位置です。
電源コードの長さには限りがあるため、コンセントが遠すぎると延長コードが必要になります。
延長コードを使う場合は、足元にコードが這うことになり、見た目も悪くなるだけでなく、つまずきの原因にもなります。
壁掛けにするなら、近くにコンセントがある場所を選ぶのが最もスマートです。
また、コードが垂れ下がらないようにまとめる工夫も、部屋をすっきり見せるポイントになります。
設置前にコンセントの場所を確認するだけで、使いやすさが大きく変わります。
まとめ:暑い季節も快適!壁掛け対応羽根なし扇風機おすすめ5選
壁掛けできる羽根なし扇風機は、安全性・省スペース・デザイン性といった多くのメリットを備えており、特に小さなお子様やペットがいるご家庭にとって心強いアイテムです。
加えて、最近は静音性や機能面も進化しており、快適な室内環境づくりに役立つ存在となっています。
一方で、設置場所の確認や風量の選び方など、事前にチェックしておくべきポイントもあります。
本記事が、あなたにとって最適な1台を選ぶためのヒントになれば幸いです。