
木のぬくもりや香りが感じられる木製風呂椅子は、自宅にいながら温泉のような癒しを楽しめる点も大きな魅力です。
本記事では、防カビ性やメンテナンス性に優れた木製風呂椅子の中から、おすすめの商品を厳選してご紹介いたします。
選び方のポイントや長く清潔に保つためのコツもあわせて解説しています。
この記事でわかること
- 木製風呂椅子のメリットとデメリット
- 防カビ性を高めるための選び方
- 木製風呂椅子を長く清潔に使うための管理方法
- カビに強く使いやすいおすすめの木製風呂椅子
Contents
自宅で温泉気分!「カビない木製風呂椅子」おすすめ8選
木製風呂椅子を選ぶうえで、「カビが生えにくいこと」や「手入れのしやすさ」は多くの人が重視するポイントです。
まずここでは、防カビ性や耐水性に優れた製品の中から、使いやすさ・デザイン性・素材の質にこだわったおすすめ商品をご紹介します。
毎日のバスタイムを快適に、そして清潔に保つための参考にしてみてください。
ダイワ産業 風呂椅子 ひのき IR-21

撥水性に優れたシリコン塗装が木の内部に浸透し、カビや黒ずみをしっかり防ぎます。木の風合いを損なわず、見た目も清潔感も長持ちします。
脚部にはシリコンゴムを採用し、床面の傷付きや滑りを防ぎながら通気性も確保。毎日のお風呂時間を衛生的に快適に保ちたい方におすすめです。
星野 桧風呂椅子 親サイズ

天然桧を使用した風呂椅子で、座ったときの冷たさがなく、やさしい肌触りが特徴です。ほんのり漂う木の香りが、自宅のお風呂をまるで温泉のような癒し空間に変えてくれます。
自然素材ならではの安心感があり、シンプルながらも温もりを感じられる一品です。価格も手頃で人気です。
みんなのフロイス 木製風呂椅子

国産無垢ひのきを使った風呂椅子で、高さを変えて使える設計が魅力です。丸みを帯びた座面は快適な座り心地を提供し、子どもから大人まで安心して使用できます。
水切れの良い構造と内部収納機能で、カビを防ぎつつお風呂場をすっきり整頓。見た目も可愛く、浴室インテリアにも最適です。
ダイワ産業 風呂椅子 箱型 IS-24

しっかりとした箱型構造で安定感があり、シリコン塗装により内部からカビや黒ずみをブロック。ひのきの上質な風合いを損なわず、清潔で美しい状態を長く保てます。
脚ゴムで床のダメージや滑りも防止。高級感のあるデザインは、自宅の浴室をワンランク上の空間に演出してくれます。
Skovtree 風呂椅子 竹製 27cm

耐水性に優れた竹素材に防水加工を施し、カビの発生を抑える風呂椅子です。座面が広く安定していて、腰にやさしい高さ設計。滑り止めも付属し、安心して使えます。
踏み台としても使用可能で、使い勝手は抜群。ナチュラルで清潔感のあるデザインは、浴室を明るく保ちたい方におすすめです。
Skovtree 風呂椅子 竹製 30cm

防カビ加工済みの竹素材を使用し、滑り止めとクッション性のある座面で快適性と安全性を両立しています。腰への負担を減らす高さと曲線デザインで長時間でも疲れにくく、耐荷重130kgと頑丈。
バスルームはもちろん、アウトドアや玄関でも使える多用途さが魅力です。組み立ても簡単です。
池川木材 桧風呂椅子 ナチュラル

間伐材を活用した国産桧の無塗装風呂椅子です。職人が一つひとつ丁寧に仕上げた手作り品で、ナチュラルな香りとやわらかな肌触りが魅力。塗装がないため、木本来の質感を楽しめます。
毎日のバスタイムに温泉のような癒しをプラスしたい方にぴったりの、環境にもやさしいアイテムです。
光大産業 桧風呂椅子 高さ31cm

高さ31cmでひざや腰に負担をかけずに座れる、実用性の高い桧風呂椅子です。ひのきの香りと柔らかな手触りが心地よく、自宅でも温泉気分を味わえます。
通気性が良く乾きやすいため、カビのリスクも軽減。シンプルで機能的なデザインは、長く愛用したい方に最適です。
檜の椅子を導入したのでお風呂が良い香りに包まれてます pic.twitter.com/7jM6d7gwtt
— ヤス爺 at ポンコツ㌠ (@y_yasukuni) January 5, 2019
プラの風呂椅子がヒビが入り(そんなことあるの⁉️)…せっかくなので檜の風呂椅子と風呂桶に新調してみたー❗️
— 中落ちくん🐟 (@startkrns) March 25, 2023
檜の香りが😃自宅で温泉気分♨️ pic.twitter.com/oF0ybjSyfi
防カビタイプの木製風呂椅子のメリットとは

カビの発生を抑えられる
木製風呂椅子を選ぶ際、多くの人が気にするのが「カビが生えやすいのでは?」という不安です。しかし、現在では防カビ性に優れた木製椅子も多く登場しており、正しく選べばカビのリスクを大きく減らすことができます。
特に、シリコンや樹脂などの撥水コーティングが木材の内部にまで浸透するタイプの加工が施されている商品は、水分の侵入を抑え、カビや黒ずみの原因となる湿気の蓄積を防ぎます。こうした防水処理により、カビの発生を物理的に抑制できるのです。
カビ対策としては、使用後に水気をきちんと拭き取るなどの工夫も必要ですが、そもそも発生しにくい構造の商品を選ぶことが、毎日を気持ちよく過ごす第一歩になります。
お手入れの手間が少ない
風呂椅子の手入れが面倒と感じる方にとって、お手入れのしやすさは大きな選定ポイントです。特に木製となると、こまめにメンテナンスをしないといけないイメージがあるかもしれません。
しかし、防水加工が施された商品であれば、使用後に水滴をサッと拭くだけでも充分に清潔を保てる仕様になっています。水をはじく塗装によって、椅子の表面に汚れやぬめりが残りにくくなっており、時間のかかる掃除は最小限で済みます。
また、乾きやすい構造を持つ椅子であれば、通気性が良く、短時間で乾燥するため、カビの温床となる湿気を寄せつけません。こうした設計が、日々のお手入れの負担を減らしてくれるのです。
自宅でも温泉気分を味わえる
木製風呂椅子の大きな魅力のひとつが、使うだけで自宅のバスルームがまるで温泉のような雰囲気になることです。特にヒノキやスギといった天然木を使用した椅子は、木の香りや肌触りが心地よく、リラックス感を高めてくれます。
このような自然素材の風呂椅子は、座ったときにヒヤッとしにくく、肌にやさしい感触があります。そのため、寒い季節でも快適に入浴でき、日々の疲れを癒すバスタイムをより上質なものにしてくれます。
また、見た目の温かみや木の質感は、無機質になりがちな浴室に落ち着きと和の雰囲気を与えてくれます。温泉宿に訪れたような感覚を自宅で味わえるのは、木製ならではの贅沢です。
長期間、美観を維持できる
ひのきやチーク材などの耐水性に優れた木材を選べば、木そのものの劣化がゆっくり進み、見た目の変化が出にくくなります。しっかりと乾燥しやすい構造を持っている椅子なら、湿気によるダメージも最小限で済みます。
美観を維持することで、浴室全体の雰囲気にも高級感が加わります。買い替えの頻度も少なくなるため、長期的に見てコストパフォーマンスが高い点も見逃せません。
日々のケアは必要ですが、長く美しい状態を保てる椅子を選べば、毎日の入浴がより快適で気持ちの良いものになります。
木製風呂椅子のデメリット
湿気の多い環境では注意が必要
どれだけカビに強い風呂椅子であっても、湿気が多くこもる環境に長時間置かれてしまうと、劣化やカビのリスクが高まります。浴室は換気が不十分だと、空気中の水分が壁や床だけでなく、椅子にも滞留してしまいます。
このような状態が続くと、たとえ防水加工がされている木製椅子であっても、徐々に湿気を吸収してしまい、本来の性能を十分に発揮できなくなります。また、脚の裏側や座面の接合部など、乾きにくい部分に湿気が溜まることで、黒ずみやにおいの原因にもつながります。
このため、使用後は椅子を立てかけて乾燥させる、浴室のドアや窓を開けて風通しを良くするなど、湿気を逃す習慣を取り入れることが重要です。椅子自体の性能だけに頼らず、置かれる環境にも配慮することで、カビのリスクを大幅に減らすことができます。
防カビ加工の効果は時間と共に低下する
防カビや撥水加工が施された木製風呂椅子は、はじめのうちは非常に高い効果を発揮します。しかし、どんなに高性能な加工でも、時間の経過とともにその効力は少しずつ弱まっていきます。
入浴時の水分、湿気、皮脂汚れなどに日々さらされることで、表面の加工が徐々に薄れてしまい、最終的には新品時のような効果が期待できなくなります。その結果、カビがつきやすくなったり、水を吸いやすくなったりする状態になることもあります。
このように、加工の効果は永久ではないため、定期的なメンテナンスが欠かせません。具体的には、木材用のオイルや防カビスプレーを使って表面を保護することが推奨されます。また、明らかに劣化が見られる場合は、思い切って買い替える判断も必要です。
防カビタイプの木製風呂椅子の選び方

防カビ・防水加工が施されたものを選ぶ
カビに悩まされない木製風呂椅子を選ぶうえで、もっとも基本となるのが「防カビ・防水加工がされているかどうか」です。木は湿気を吸いやすく、水分が内部に入るとカビが発生しやすくなります。そのため、木の内部まで加工剤が染み込むタイプの処理がされているかどうかは大きな違いになります。
特に、シリコン系の撥水加工は、水を表面ではじくだけでなく、木の繊維の隙間を埋めることで、カビの根が入り込みにくくなる利点があります。これにより、見た目の変色やぬめり、嫌なにおいの発生を防ぐことができます。
購入時は「防カビ加工済み」「撥水処理あり」などの表記があるかどうかをしっかり確認しましょう。
ヒノキやチークなど耐水性の高い木材を選ぶ
風呂椅子に使用される木材にはさまざまな種類がありますが、素材選びを間違えると、すぐにカビやひび割れが発生してしまう可能性があります。そこでおすすめなのが「ヒノキ」や「チーク」など、水や湿気に強い木材です。
ヒノキは日本でも古くから建築材として使われており、自然に抗菌・防虫効果を持っているため、カビの発生を抑えることに向いています。さらに、さわやかな香りも楽しめるため、浴室全体のリラックス効果も高まります。
一方で、チークは油分を多く含むことから、高い耐水性と耐久性を持っています。海外の高級家具や船舶にも使われるほど、水への強さに定評がある素材です。湿気による変形や割れが起こりにくく、長持ちしやすいというメリットがあります。
通気性が良く乾きやすい構造を選ぶ
椅子の素材だけでなく、「形や構造」もカビの発生を防ぐためには見逃せないポイントです。通気性の良いデザインは、湿気がこもるのを防ぎ、乾燥が早く進むため、結果的にカビの温床になりにくくなります。
たとえば、座面に水抜き穴が開いていたり、木の板と板の間に適度な隙間があったりすることで、水が溜まりにくくなります。また、椅子の下部が空洞構造になっていれば、空気が流れやすく、風通しが良くなります。
通気性の高い構造は、掃除のしやすさにもつながります。汚れが溜まりやすい部分に空間ができることで、拭き取りも簡単になります。毎日使うものだからこそ、少しの構造の違いが手間の減少や快適さに直結します。
床に接する面が少ないデザインを選ぶ
風呂椅子で特にカビが発生しやすいのが、床に直接触れている部分です。長時間濡れた状態が続くと、床との接地面に湿気が溜まりやすく、カビやぬめりが発生しやすくなります。
そのため、床との接触面積が少ない設計の椅子を選ぶことが有効です。脚が細く、面ではなく点で支える構造であれば、水はけが良くなり、自然乾燥が進みやすくなります。また、脚部にゴムや樹脂パーツがついていて、床からわずかに浮いているタイプであれば、通気性がさらに高まります。
このようなデザインは、見た目にも軽やかで圧迫感がなく、浴室空間を広く見せる効果もあります。さらに、床が傷つきにくくなるという副次的なメリットもあるため、安全面でも安心です。
木製風呂椅子の使い方と管理法

使用後は水気をすぐに拭き取る
木製風呂椅子を清潔に長く使いたいなら、使用後の水気をすぐに拭き取ることが大切です。水分が残ったままの状態が続くと、椅子の表面だけでなく内部にも湿気が入り込み、カビや黒ずみの原因になります。
拭き取りには、乾いた柔らかいタオルや吸水性の高い布を使うと効果的です。特に座面のくぼみや脚の裏など、水がたまりやすい部分は見落とされがちなので、意識してチェックしましょう。
少し手間に感じるかもしれませんが、このひと手間で椅子の見た目と衛生状態は大きく変わります。習慣にしてしまえば、面倒と感じることも減っていくはずです。カビの予防は、日々の積み重ねから始まります。
風通しの良い場所でしっかり乾かす
使用後の風呂椅子は、風通しの良い場所に移して乾かすようにしましょう。湿気が多い浴室内に置いたままでは、乾きが遅くなり、カビの発生リスクが高まります。これは防カビ加工がされた商品でも同様です。
理想的なのは、浴室の外に出して陰干しすることです。直射日光は木材を傷める可能性があるため、明るく風が通る場所が適しています。また、椅子を立てかけるようにすれば、底面や脚の部分までしっかり乾燥できます。
このような乾燥の習慣を持つだけで、木製椅子の寿命をぐっと延ばすことができます。
定期的に木材用オイルでメンテナンスする
木製の風呂椅子は、定期的なオイルメンテナンスをすることで美しさと耐久性を保つことができます。木材は乾燥しすぎるとひび割れたり、逆に湿気を吸い込みすぎるとカビの原因になることがあります。
ここで役立つのが、木材用の保護オイルです。このオイルは木の表面をコーティングし、水分の吸収を抑えるだけでなく、ツヤや色合いを整えてくれます。市販の天然オイルや蜜蝋タイプの製品であれば、安全性も高く扱いやすいです。
オイルを塗る頻度は、使用頻度や乾燥状態にもよりますが、1〜2か月に一度が目安です。少量を柔らかい布に取って、木目に沿って塗り込むだけでも十分な効果があります。こうしたケアを取り入れることで、風呂椅子を長く快適に使い続けることができます。
月に一度は中性洗剤で軽く洗浄する
日常の拭き取りや乾燥だけでは取り切れない汚れは、月に一度を目安に中性洗剤で軽く洗うことでリセットできます。中性洗剤は素材を傷めにくいため、木製の風呂椅子にも安心して使用できます。
洗浄の際は、洗剤を薄めたぬるま湯を使い、柔らかいスポンジなどでやさしくこすります。洗った後は、水ですすいだうえでタオルなどでしっかり水気を拭き取り、風通しの良い場所で十分に乾かしてください。
この工程を定期的に行うことで、見えにくい皮脂汚れや石けんカスの蓄積を防ぐことができます。結果としてカビの原因となる成分が減り、より清潔で気持ちよく使える状態を保ちやすくなります。
まとめ:自宅で温泉気分!「カビない木製風呂椅子」おすすめ8選
今回の記事では、カビにくく、長く清潔に使える木製風呂椅子の選び方や管理方法をご紹介しました。
木製ならではの温かみや風合いを楽しみながら、日々のお手入れや正しい使い方を意識することで、カビのリスクを減らし、清潔で心地よいバスタイムが実現できます。
特に防カビ加工や撥水処理の有無、素材や構造の違いは、購入後の使い心地や寿命に大きく影響します。
この記事が、あなたの風呂椅子選びの参考になり、自宅でも快適に“温泉気分”を味わえる空間づくりの一助となれば幸いです。